登場人物設定
作品一覧
黒蝶里羽(こくちょうのりう)
純真無垢で聡明。歳若くも優秀な才能を持ち合わせている。次期当主候補。 年齢:5 一人称:私 親族:美羽(叔母)
黒蝶美羽(こくちょうのみう)
黒蝶家11代目当主。初代当主以来の天才と謳われる。 年齢:15 一人称:我 親族:里羽(姪) ---解説--- 作者の理想の自分。全てはこのキャラクターから始まった。 影響された版権キャラクターは羽衣狐様(ぬらりひょんの孫)。
黒蝶睦月(こくちょうの睦月)
黒蝶家の四天王の1人。黒蝶家分家の矢蜂院(やほういん)家より本家入りした。 ツンデレ。気丈に振る舞っているが落ち込むことがある。 年齢:5 一人称:私 親族:明茶(異母妹) ---過去の闇--- 矢蜂院家直系の血筋に生まれ、現当主である明茶は異母妹にあたるが、生まれの日数が10日ほどしか変わらないため姉妹というよりは双子のようにお互い接している。 睦月は元々明茶という名であった。5歳で当主になった睦月は家内で影響力を持っていた雄蜂たちに翻弄されていた。特にその筆頭である細月は睦月に執着する小児性愛者であり、睦月はいつも身の危険を感じていた。日々怯える睦月を明茶は慰めることしかできないでいた。 ある日明茶は雄蜂たちが明茶を本家入りさせて、残った睦月を手籠めにする企みを知る。実際黒蝶家より四天王の出仕要請を受けており、明茶が選ばれるのが妥当であった。そこで二人は入れ替わることを決意し、集会に黒蝶家現当主の美羽を招き、雄蜂らの前で『睦月』の本家入りを宣言した。そして、明茶付きの女房であった伊御を第二女王蜂に任命し、雄蜂の勢力を抑えることに成功したのであった。
黒蝶椎華(こくちょうのしいか)
黒蝶四天王の1人。明るく誠実な反面、秘匿された生まれの業から闇を抱えている。左目の下に泣きぼくろがある。 同じ四天王の巫子とは親友。 年齢:15 一人称:私 親族:美羽(異父妹) ---過去の闇--- 黒蝶家直系の10代目当主未紗音の次女として記録されたが、実情は本当の子ではない。未紗音の正室として迎えられた公家出身の男子が本家の下級術者と密通して生まれたのが椎華である。 黒蝶家では外部の人間を容易く受け入れられない事情から、1人の男子と一夫多妻婚をするのはよくあることであったが、当主の正室が姦通する事例は前代未聞だった。未紗音が美羽を妊娠中に発覚したことであった。 本来なら本家の掟状に従い男子は処刑されるところだが、今回は外部からの婿入りだったため、追放の処分のみとされた。 なお美羽が5歳を迎えた頃には、この事実は姉の緋里華や茶熊誓により捻じ曲げられ、未紗音の異父妹の子として記録され直されたため美羽はこのことを知らない。