矢蜂院家とは

矢蜂院やほういん家とは、矢蜂院初月はつづきを初代とする陰陽師の家系である。浮遊術を家術としており、集団攻撃を得意戦術とする。黒蝶家初代当主珠亜により、蜂を家系に冠するよう命じられ、以降当家は蜂の慣習に従い女王君主制を採用することとなった。そのため当主は「女王蜂」と呼ばれている。雌蜂の出生率が高いことから当家の所属の術者のうち8割が女性となっている。そして年齢平均は9歳と若く、矢蜂院に生まれた「子蜂」は幼いうちから浮遊術を学ばせられ、女王蜂に付き従いながら日常生活を送る。
貴族文化の伝統を重んじており、寝殿造の屋敷や女王蜂に仕える女房の十二単にはそれを窺わせる。
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