えんじょいぱらだいす!
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青い空。
青い海。
白い砂浜。
聞こえるは波の音。
ここは南の島か…!?
「…ってなんでやねん!!」
『1 流されて?トリップ』
目が覚めて、起き上がって早々に空中につっこみをした。
いや、せざるおえなかった。
だって目が覚めたら知らん場所に寝転がってたんだもん…!
…ああもう背中と尻が砂だらけ。
ばっばっと砂を払うとその場に立ち上がった。
「どうしてこうなった」
白い砂浜に立ち、途方にくれる私。
あれ?寝る前に何してたっけ?旅行とか行くとか言ってたっけ?
とか考えたけど、特にそんな予定立てた覚えはない。
なのにどうしてこうなった!?
ぽかーんとして海を見る私。
「ととととにかくモチつこう。じゃなくて落ち着け私!ぺったんなのは私の胸だけで十分…って何を言ってるんだよ!」
なんとなくノリでボケてみたが、今はそれが非常に空しい…!
今自分が焦っているのか、それとも冷静なのかわからない。
とにかく、今の状況が夢が現実か確かめたかった。
その為に何故か海に入った←
「つめたっ!!!!」
はい、なんか夢じゃないみたいです。
てか海ってこんなひんやりしてたっけ?
てかてか、足元だけ入ろうとしたのに何故か膝上まで簡単に濡れた。
そこで新たなる現実が私の心に突き刺さった。
「…あるぇー?海に鏡の如く映ってる自分が、ものすっごく子供に見えるのは気のせいかなー?」
わざとらしく「あるぇー?」とか言ってる自分よ、バカ丸出しなのは分かってる。
でも、でもな…何故自分はこんなに小さくなってしまった!?
どう見ても5歳位のロリガールじゃないか!
「元から(色々と)小さいのに更に小さくなった!?いや突っ込み所そこじゃねぇ。ほんとにここどこ!」
いきなりすぎる展開が多くて、目の前の海に八つ当たり☆
しゃがんで、両手でバシャバシャしてあげましたよ、えぇ。
もちろん全身がビショビショになりましたとも!
「はぁ…はぁ…」
自分では軽く波立たせたと思ったのに、これだけで息切れしてる…。
子どもになるって不便なのね(遠い目)
とりあえず、一旦落ち着いて夢じゃないことを認識して、何故か子どもの身体になったのを受け入れよう!
見た目は子ども!頭脳は大人!いえす!
何でこうなったかは分からないけど、ここにずっといても仕方ないから探索をしようと思います!隊長!(敬礼
「まずはー沿岸沿いにーらんらんるー♪」
砂に足をとられながらもスキップして進んだ。
中身は大人だからすぐにスキップが出来るようになったぜ。
もちろん疲れるから休み休みだけどね!
そして心の中で思うことはただ一つ…!!
「これがどっかのアニメとか漫画の世界へのトリップだったらいいなぁ…。そしたらもううっはうはだよね。
一度とは言わず何回もしてみたいとか夢見る異世界トリップ!
もし今の状況がそれだったらこの世界はなんだろ?
海で連想…はいまずワンピ!
やばい…どのキャラも好きすぎてどの船に乗りたいとか決められない…!!
むしろ海軍とかにいて七武海であそ…んだらどんだけ勇気あんだよ…(遠い目)
あと海で連想できるのは…あー…最近読んでるもんでなんかあるか?森だったらナルトとかハリポタとかあるけど…。
あとはブリーチとか?でも残念ながらブリーチは海が関連すると思えないしな…。
どっちかっていうと虚の存在強すぎてトリップして早々出会う、っていうのが一番考えられる!」
ぶつぶつと長ーーい独り言を、心に留めずしゃべりながら海岸沿いを歩く自分。
よく見たら裸足だったけど、なんかここの砂浜そんなに痛くないからもーまんたーい。
「んー…めぼしいものがないなぁー…って、あれ…港?」
めぼしいものがない、と言った矢先に見つけた港、と言うには小さい場所。
町らしきものも見える。
そして港に停泊している船。
あれ?なんか見たことあるな、あの船首の犬。
しかもあのマーク、というか堂々と海軍って書いちゃってる。
「え、これはもうどうしよう」
ワンピースへのトリップ確定☆
本気で喜ぶ5秒前。
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あとがきにっき
5歳ってもっと楽しいかと思った。
疲れるだけじゃないか!
早く誰かに会いたいなー。