恋人がドS 相手:涅マユリ
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さて、前回マユリにいつもの仕返しをしようとして、やり返されたわけだが・・・。
今回のミッションはこれでいく。
4、嫌いになるよとほのめかしてみなさい。
「レイ!今日はワタシとデートでもしないカ!」
「仕事中にいきなり来て何言ってるんですか、しませんよ、デートなんて」
また仕事中、十一番隊にやってきたマユリ・・・。
暇なのか?こいつは・・・!
隊長たちは「またか」という感じでスルーしてるし。
いい加減にしてほしいよ・・・ぶっちゃけ・・・。
「レイちゃん、ため息すると幸せが逃げるって乱ちゃん言ってたよ」
「そうだね、でももう遅かったりするんだな、これが」
やちるちゃんにまで哀れみの眼差しで見られる。
つかまだいるし、マユリ。
私のデスクに両の手をついてこちらを見るマユリ。
なるべく目を合わせまいとする私。
そんな私たちを見まいとする隊長たち。
ナニコレ。
しょうがない・・・そろそろ作戦実行といきますか・・・。
「・・・涅隊長・・・いえ、マユリ」
「! なんだネ!レイ!!」
隊長呼びではなく、名前で呼ぶと嬉しそうに反応してきた。
そんなコイツを、一瞬可愛い、なんて思ったけど、すぐにその考えを切り捨て、私は冷静に、尚且つ冷淡にこう言ってやった。
「あんまりしつこいと、嫌いになるよ」
一瞬、時間が止まったように感じた。
「・・・今・・・なんて言ったかネ・・・?」
「(お、なんか声がショックを受けてる声っぽい!)あんまりしつこいと、嫌いになる、って言ったの」
デスクに置かれていた両手が静かに消えた。
ふいにマユリの方を見ると、少し、悲しそうな表情をしていた。
きっと私以外気付かない。
その位、周りは分からないような、悲しげな表情・・・。
「マ・・・「それならワタシは今日は帰らせてもらうヨ」・・・」
私の言葉を遮ってその場を去るマユリ。
・・・なんか・・・寂しかった・・・。
この作戦・・・私の負け・・・?
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