オペラ
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「ヒロインさん……ヒロインさん。」
聞こえてますか?とヒロインの耳元でオペラがささやいた。
【乾燥注意報】
「いいですか?こういうのは早くしないといけません。」
ずいっというオノマトペが顔の横に現れそうな勢いで、オペラはヒロインに詰め寄った。
「いや、その……。」
「私とあなたの関係で、何を躊躇う理由があるというのですか。」
さあ、遠慮なさらずに。と、言いながらますます距離を縮めるオペラにヒロインは手を伸ばしガードを固め、顔を真っ赤にして大騒ぎしている。
「ちょ、オペラさん、近いです!ほんと、恥ずかしいのでやめて……」
「恥ずかしい?」
オペラはヒロインの言葉を反芻し小首を傾げた。まるで白磁のようにきめの整ったオペラの肌を見て、ヒロインはますます恥ずかしくなった。
オペラの手にはヒロインが愛用するボディクリームが握られている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
外部に禍々しいオーラを放つサリバン邸。
ことは、夕食まで遡る。
「最近乾燥してカサカサなんです。」
肌が。とヒロインは夕飯の席で話していた。
「冬ですからねぇ。保湿クリームは塗っているんですか?」
入間がヒロインに尋ねた。お目目ぱっちり、お肌はもっちり。15歳の入間にとって、乾燥なんて無縁だろう。ヒロインはといえば、いい大人になり、人並みにカサカサするようになってきた。バビルスの職員室は暖房が効いており、暖かいが乾燥しがちなのである。
「うん。クリーム、塗ってはいるんだけどね。もっと最強の保湿剤にしないとダメなのかな?」
魔界で最強の保湿剤といったら、とんでもないものがありそうだな。爬虫類とか両生類系の悪魔もたくさんいそうだし、保湿しないと陸では命取りかも。などと思いながらヒロインはもぐもぐと夕食を頬張る。
「……」
このやりとりを、オペラは側でじっと聞いていた。
「あ〜おいしかった!オペラさんご馳走様でした!」
入間が席を立ち、ヒロインもナプキンで口元を拭いた。ヒロインは明日の授業の準備をしなければならないため、この後も予定がみっちりである。
「ヒロインさん、イルマ様、ご入浴の準備が整っておりますが、いかがなさいますか。」
「あ、入間くん、わたしまだやることがあるから先にどうぞ。」
「ありがとうございます。じゃあ、先にいってきますね。」
入間はそう言って席を立った。
「オペラさん、ごちそうさまでした。おなかいっぱいでしあわせです。このまま寝ちゃいたいな~。」
などといいながら、ヒロインも残務を処理すべく入間の後を追うように自室へ戻っていった。
しばらくして、ヒロインの自室の前には風呂上がりでほかほかになった入間がいた。ヒロインの部屋の重い扉をコンコンとノックし、
「ヒロインさん?お仕事中すみません。お風呂あがったので次どうぞ!おやすみなさい!」
と声をかけた。
「入間くんありがと~。お仕事もう終わるから、わたしもすぐ入るね。おやすみ~。」
ヒロインはパソコンを閉じ、ふうとため息をひとつついた。
「お風呂入って寝よ。」
サリバン邸の風呂は広い。オペラが汚れた入間を風呂に入れたこともあった。使用人が人一人の入浴の世話をしても広すぎるほどである。
乳白色の風呂に浸かり、ふくらはぎをマッサージする。立ち仕事が多いため足が痛くなるのだ。いつもむくんでいる。
「はぁ……」
気持ちが良く、無心になる。ヒロインは大の風呂好きだ。気が付くと風呂場で一時間過ぎていたなんてことともままある。
あまりにも長風呂の時は心配したオペラが風呂場の外から声をかけに来るのだが、今日もそのパターンだったようだ。ヒロインの体感的にはそんなに時間がたっていないようだったが。
「ヒロインさん。そろそろ上がられては?」
「あ、オペラさん、すみません。そんなに入っていましたか。気持ちよくって!」
ヒロインは声をかけられた方に向かって返事をした。
「いえ、今日はそんなに長時間入られてはいないのですが」
「すみません!いつもありがとうございます。今上がりますね。」
ヒロインはオペラが気を使って長風呂の指摘をしないでくれたのだと思った。
風呂から上がったヒロインはバスタオルで体を拭こうと脱衣かごに手を伸ばした。
「……ん?」
いつもは、いないのだ。
「あ……れ、オペラさん、ど、どどどどうしたんですか!」
しかし今日は赤いシルエットが、いる。
「ヒロインさん、さあ、はやくこちらへ。」
オペラは白いシャツを腕まくりし、ヒロインを待ち受けていた。
「え!なんですか!」
バスタオルで素早く肌を隠したヒロインは、オペラから身を隠そうともう一度風呂場の方へ行こうとした。
「だめです。」
瞬間、腕まくりをしたオペラの腕がヒロインの頭上から伸び、あっという間に囲われた。
「逃げないでください。」
ヒロインの体はびくりと跳ね、おそるおそるオペラの表情を伺った。
オペラの左手には、ヒロインが愛用しているボディクリームが握られていた。
「いいですか?こういうのは早くしないといけません。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、冒頭に至るのである。
オペラの前には風呂上がりのヒロインがバスタオルに包まれ突っ立っていた。
「せめて、しょ、ショーツだけでも履かせ」
「いけません。」
耳をピンと立たせたオペラがスパチュラでボディクリームを掬い取り、手のひらになじませている。オペラの体温とクリームがなじみ、緩くなったクリームが少し腕に垂れるのを見て、ヒロインはごくりと喉を震わせた。
「あ、あの、自分でできます!」
「こちらへお座りになってください。」
時間との勝負です。と言いながらオペラはヒロインの肩をそっと掴み、首筋へ手を滑らせた。
「わたしは首元から塗っていきますので、ヒロインさんはお顔に化粧水を。そのあとは乳液、たっぷり塗ってください。最後に保湿クリームです。いいですね。」
オペラは有無を言わさず、ヒロインを椅子へ座らせ、淡々と首から肩へ手を滑らせたが、はたと何かに気が付きヒロインの顔を覗く。
「ああ、私がこちらにいては化粧水が塗れないですね。申し訳ありませんでした。後ろから失礼します。」
オペラがそう言ってヒロインの後ろへ腰かけ、後方からするりと手を伸ばした。温かな指が、ヒロインの耳下から首筋のくぼみに沿って滑って行く。
ヒロインはといえば、どうしてこんなことになっているのだろうと頭を働かせながら、オペラの指示に従い化粧水を手のひらに取り、ぱしゃぱしゃと頬に浸透させている。
「ヒロインさん、強引にこんなことをして、驚かせてしまいました。」
オペラはそう言いながら、ヒロインの二の腕から手のひらへとクリームを塗っていく。その手つきは迷いがなく、さながらプロのマッサージの施術のようだ。
ヒロインは先ほど、
(わ、オペラさんの腕まくり最高……えっち!)
などど思ってしまった自分を恥じた。
「いえ、その、わたしが乾燥するって言っていたのを聞いてくださっていたんですよね。こちらこそ、気を遣わせてしまい、すみません。」
「入浴後、時間を空けてしまいますと、どんどん水分が奪われるのです。ヒロインさんはお仕事でお疲れの様子でしたので、ご自分のケアまでできていないのではないかと思いまして。出過ぎた真似をしてしまいました。」
ヒロインの手の甲にオペラのすらりとした指が重なる。指から手の甲へ続く筋の間に、親指を使いクリームをなじませていく。
オペラの整った指先は滑らかで、ヒロインの肌にぴたりと吸い付くようだった。
「オペラさん……」
「はい、なんでしょう。」
「気持ちいいです……」
ヒロインは、オペラの指先が動くのを見つめているうちに心地が良くなり、意識がぽうっとして微睡んでいた。
いい香りのするクリームと、オペラの匂いが交じり合い、アロマオイルのようにヒロインの脳へ直接作用している。最高の癒し効果だ。
「ヒロインさん……ヒロインさん。聞こえてますか?」
ぼぅっとしているヒロインの耳元でオペラがそっと囁いたが、こてん、と、彼女の頭はオペラの胸に寄りかかった。
「……眠ってしまいましたか。」
オペラはヒロインの手に一回り大きな自身の手を重ね、親指で手の甲を撫でた後、指を絡めとった。
「このまま寝てはいけません。保湿がまだ腕しか終わっていない。」
「ん……」
すうすうと本格的に寝入ってしまいそうなヒロインの顔をつかみ、下唇に指を這わせたオペラは少し考えた後、噛み付くようにキスをした。
「……はい、あーん」
「んっ……!」
ぽやぽやとした微睡の中、突如塞がれた唇に驚くヒロインであったが、いつもの反射でオペラの舌に吸い付いた。
「んっ…はぁっ、んっ…好きぃ…もっと」
すっかり目を覚ましたヒロインがオペラのシャツをぎゅっと握り、もっともっととねだる。
オペラはその様子を見て、はぁと大きなため息をつき、ヒロインの体を椅子から自身の太ももの上へひょいと乗せ、頬を両手で包んだ。
「なんであれ、あなたから何かが奪われるのがわたしは許せない。たとえそれが水分でも、です。」
いいですか、続けますよ。
オペラはそう言ってちゅっちゅとヒロインの口づけに応えながら再びクリームに手を伸ばした。
END
聞こえてますか?とヒロインの耳元でオペラがささやいた。
【乾燥注意報】
「いいですか?こういうのは早くしないといけません。」
ずいっというオノマトペが顔の横に現れそうな勢いで、オペラはヒロインに詰め寄った。
「いや、その……。」
「私とあなたの関係で、何を躊躇う理由があるというのですか。」
さあ、遠慮なさらずに。と、言いながらますます距離を縮めるオペラにヒロインは手を伸ばしガードを固め、顔を真っ赤にして大騒ぎしている。
「ちょ、オペラさん、近いです!ほんと、恥ずかしいのでやめて……」
「恥ずかしい?」
オペラはヒロインの言葉を反芻し小首を傾げた。まるで白磁のようにきめの整ったオペラの肌を見て、ヒロインはますます恥ずかしくなった。
オペラの手にはヒロインが愛用するボディクリームが握られている。
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外部に禍々しいオーラを放つサリバン邸。
ことは、夕食まで遡る。
「最近乾燥してカサカサなんです。」
肌が。とヒロインは夕飯の席で話していた。
「冬ですからねぇ。保湿クリームは塗っているんですか?」
入間がヒロインに尋ねた。お目目ぱっちり、お肌はもっちり。15歳の入間にとって、乾燥なんて無縁だろう。ヒロインはといえば、いい大人になり、人並みにカサカサするようになってきた。バビルスの職員室は暖房が効いており、暖かいが乾燥しがちなのである。
「うん。クリーム、塗ってはいるんだけどね。もっと最強の保湿剤にしないとダメなのかな?」
魔界で最強の保湿剤といったら、とんでもないものがありそうだな。爬虫類とか両生類系の悪魔もたくさんいそうだし、保湿しないと陸では命取りかも。などと思いながらヒロインはもぐもぐと夕食を頬張る。
「……」
このやりとりを、オペラは側でじっと聞いていた。
「あ〜おいしかった!オペラさんご馳走様でした!」
入間が席を立ち、ヒロインもナプキンで口元を拭いた。ヒロインは明日の授業の準備をしなければならないため、この後も予定がみっちりである。
「ヒロインさん、イルマ様、ご入浴の準備が整っておりますが、いかがなさいますか。」
「あ、入間くん、わたしまだやることがあるから先にどうぞ。」
「ありがとうございます。じゃあ、先にいってきますね。」
入間はそう言って席を立った。
「オペラさん、ごちそうさまでした。おなかいっぱいでしあわせです。このまま寝ちゃいたいな~。」
などといいながら、ヒロインも残務を処理すべく入間の後を追うように自室へ戻っていった。
しばらくして、ヒロインの自室の前には風呂上がりでほかほかになった入間がいた。ヒロインの部屋の重い扉をコンコンとノックし、
「ヒロインさん?お仕事中すみません。お風呂あがったので次どうぞ!おやすみなさい!」
と声をかけた。
「入間くんありがと~。お仕事もう終わるから、わたしもすぐ入るね。おやすみ~。」
ヒロインはパソコンを閉じ、ふうとため息をひとつついた。
「お風呂入って寝よ。」
サリバン邸の風呂は広い。オペラが汚れた入間を風呂に入れたこともあった。使用人が人一人の入浴の世話をしても広すぎるほどである。
乳白色の風呂に浸かり、ふくらはぎをマッサージする。立ち仕事が多いため足が痛くなるのだ。いつもむくんでいる。
「はぁ……」
気持ちが良く、無心になる。ヒロインは大の風呂好きだ。気が付くと風呂場で一時間過ぎていたなんてことともままある。
あまりにも長風呂の時は心配したオペラが風呂場の外から声をかけに来るのだが、今日もそのパターンだったようだ。ヒロインの体感的にはそんなに時間がたっていないようだったが。
「ヒロインさん。そろそろ上がられては?」
「あ、オペラさん、すみません。そんなに入っていましたか。気持ちよくって!」
ヒロインは声をかけられた方に向かって返事をした。
「いえ、今日はそんなに長時間入られてはいないのですが」
「すみません!いつもありがとうございます。今上がりますね。」
ヒロインはオペラが気を使って長風呂の指摘をしないでくれたのだと思った。
風呂から上がったヒロインはバスタオルで体を拭こうと脱衣かごに手を伸ばした。
「……ん?」
いつもは、いないのだ。
「あ……れ、オペラさん、ど、どどどどうしたんですか!」
しかし今日は赤いシルエットが、いる。
「ヒロインさん、さあ、はやくこちらへ。」
オペラは白いシャツを腕まくりし、ヒロインを待ち受けていた。
「え!なんですか!」
バスタオルで素早く肌を隠したヒロインは、オペラから身を隠そうともう一度風呂場の方へ行こうとした。
「だめです。」
瞬間、腕まくりをしたオペラの腕がヒロインの頭上から伸び、あっという間に囲われた。
「逃げないでください。」
ヒロインの体はびくりと跳ね、おそるおそるオペラの表情を伺った。
オペラの左手には、ヒロインが愛用しているボディクリームが握られていた。
「いいですか?こういうのは早くしないといけません。」
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そして、冒頭に至るのである。
オペラの前には風呂上がりのヒロインがバスタオルに包まれ突っ立っていた。
「せめて、しょ、ショーツだけでも履かせ」
「いけません。」
耳をピンと立たせたオペラがスパチュラでボディクリームを掬い取り、手のひらになじませている。オペラの体温とクリームがなじみ、緩くなったクリームが少し腕に垂れるのを見て、ヒロインはごくりと喉を震わせた。
「あ、あの、自分でできます!」
「こちらへお座りになってください。」
時間との勝負です。と言いながらオペラはヒロインの肩をそっと掴み、首筋へ手を滑らせた。
「わたしは首元から塗っていきますので、ヒロインさんはお顔に化粧水を。そのあとは乳液、たっぷり塗ってください。最後に保湿クリームです。いいですね。」
オペラは有無を言わさず、ヒロインを椅子へ座らせ、淡々と首から肩へ手を滑らせたが、はたと何かに気が付きヒロインの顔を覗く。
「ああ、私がこちらにいては化粧水が塗れないですね。申し訳ありませんでした。後ろから失礼します。」
オペラがそう言ってヒロインの後ろへ腰かけ、後方からするりと手を伸ばした。温かな指が、ヒロインの耳下から首筋のくぼみに沿って滑って行く。
ヒロインはといえば、どうしてこんなことになっているのだろうと頭を働かせながら、オペラの指示に従い化粧水を手のひらに取り、ぱしゃぱしゃと頬に浸透させている。
「ヒロインさん、強引にこんなことをして、驚かせてしまいました。」
オペラはそう言いながら、ヒロインの二の腕から手のひらへとクリームを塗っていく。その手つきは迷いがなく、さながらプロのマッサージの施術のようだ。
ヒロインは先ほど、
(わ、オペラさんの腕まくり最高……えっち!)
などど思ってしまった自分を恥じた。
「いえ、その、わたしが乾燥するって言っていたのを聞いてくださっていたんですよね。こちらこそ、気を遣わせてしまい、すみません。」
「入浴後、時間を空けてしまいますと、どんどん水分が奪われるのです。ヒロインさんはお仕事でお疲れの様子でしたので、ご自分のケアまでできていないのではないかと思いまして。出過ぎた真似をしてしまいました。」
ヒロインの手の甲にオペラのすらりとした指が重なる。指から手の甲へ続く筋の間に、親指を使いクリームをなじませていく。
オペラの整った指先は滑らかで、ヒロインの肌にぴたりと吸い付くようだった。
「オペラさん……」
「はい、なんでしょう。」
「気持ちいいです……」
ヒロインは、オペラの指先が動くのを見つめているうちに心地が良くなり、意識がぽうっとして微睡んでいた。
いい香りのするクリームと、オペラの匂いが交じり合い、アロマオイルのようにヒロインの脳へ直接作用している。最高の癒し効果だ。
「ヒロインさん……ヒロインさん。聞こえてますか?」
ぼぅっとしているヒロインの耳元でオペラがそっと囁いたが、こてん、と、彼女の頭はオペラの胸に寄りかかった。
「……眠ってしまいましたか。」
オペラはヒロインの手に一回り大きな自身の手を重ね、親指で手の甲を撫でた後、指を絡めとった。
「このまま寝てはいけません。保湿がまだ腕しか終わっていない。」
「ん……」
すうすうと本格的に寝入ってしまいそうなヒロインの顔をつかみ、下唇に指を這わせたオペラは少し考えた後、噛み付くようにキスをした。
「……はい、あーん」
「んっ……!」
ぽやぽやとした微睡の中、突如塞がれた唇に驚くヒロインであったが、いつもの反射でオペラの舌に吸い付いた。
「んっ…はぁっ、んっ…好きぃ…もっと」
すっかり目を覚ましたヒロインがオペラのシャツをぎゅっと握り、もっともっととねだる。
オペラはその様子を見て、はぁと大きなため息をつき、ヒロインの体を椅子から自身の太ももの上へひょいと乗せ、頬を両手で包んだ。
「なんであれ、あなたから何かが奪われるのがわたしは許せない。たとえそれが水分でも、です。」
いいですか、続けますよ。
オペラはそう言ってちゅっちゅとヒロインの口づけに応えながら再びクリームに手を伸ばした。
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