時間、余ってるんでしょ?(相葉×伊野尾)※裏

相葉side



1人の楽屋でテレビを見ていた。


ドアがノックされる。


相葉「はーいっ!」


ドアの方を向いて、返事をした。


伊野尾「失礼しまーすっ。」


その独特な声ですぐに分かる。


相葉「あ(笑)」


つい笑ってしまった。


伊野尾「おはようございます(笑)」


俺につられて笑いながら楽屋に入ってくる。


伊野尾「上がっていいですか?笑」


楽屋の畳に上がろうとしてしゃがみかける伊野尾に俺は言った。


相葉「いやいや、ダメでしょ(笑)そこでいいじゃん、別に。挨拶でしょ?笑」


伊野尾「いやいや、そう言わず(笑)」


へらへらと笑いながら畳の上に上がって、俺の側に座ってくる。


相葉「もー、何なんだよー(笑)」


こう言ってるけど、実はまんざらでもない。


伊野尾の視線がテーブルの上のお菓子に向く。


相葉「なに?食べんの?笑」


お菓子のカゴを近くに寄せてあげる。


伊野尾「あっ、ありがとうざいます(笑)」


先輩の楽屋で呑気にお菓子を食べている俺の後輩。


伊野尾「テレビ見てたんですか?」


相葉「うん。もう準備終わったし、やることなかったからね。」


伊野尾「俺も準備終わりましたよ(笑)」


相葉「そう(笑)絶対入り浸んなよ?笑」


伊野尾がにやっと笑う。


相葉「怖いわー(笑)」


2人だけなのに、盛り上がる楽屋。


伊野尾「そういえば」


何かを話そうとする伊野尾がお菓子をぽろぽろとこぼす。


相葉「ちょっと、ぽろぽろしてるって(笑)」


伊野尾「あ、すみませーん(笑)」


相葉「お前、先輩の楽屋だぞ?笑」


伊野尾「いやぁ、ほんとそうですよね。すみません(笑)」


謝りながらテーブルに散らばったお菓子の屑を集めている。


相葉「ほんとふざけんなよ?笑」


伊野尾「いやいや、ほんとすみません(笑)」


伊野尾がこっちを向く。


口元にお菓子の屑。


相葉「あのさ、ここにもついてるから(笑)」


自分の口元を指さす。


伊野尾「どこですか?」


指ではたこうとするけど、なかなか取れない。


伊野尾「ここですか?」


相葉「いや、もうちょっと右(笑)」


伊野尾「え?この辺ですか?笑」


相葉「いや…」


伊野尾「取ってくださいよ~(笑)」


そう言って、顎を俺の方にくいっと突き出す。


ふっくらしている唇。


血色もいい。


無駄に意識してしまう自分に気付いてしまった。


唇を重ねた。


伊野尾「え?笑」


あー、俺何やってんだろう…。


相葉「いや、これフリでしょ?笑」


はぐらかしてみる。


伊野尾「いや、ここ楽屋ですよ?カメラ回ってませんよ?笑」


そう言いながら俺とキスした唇を指で触っている。


女性っぽい仕草。


その仕草に俺はどんな表情をしていいのか一瞬迷ってしまう。


意識しない方がおかしいんじゃないの?


本心が俺の気持ちを駆り立てる。


相葉「…伊野尾ってさ、可愛い顔してるとかよく言われてそうだよね(笑)」


伊野尾「可愛い顔?急にどうしたんですか(笑)」


通常モードな伊野尾。


どうしたとか聞かれても…


沈黙の時間を作ってしまう。


伊野尾「もしかして」


何かを言いかけた伊野尾にキスをする。


考えが追いつかないなら、もう考えることなんてないじゃん。


畳の上で押し倒した。


相葉「時間、余ってるんだよね?」


そしてもう1度キスをする。


伊野尾「…相葉くんっ」


妙に高いその声ですら、意識してる今はすごく女性っぽいと思ってしまう。


首筋に舌を這わせる。


俺の肩を押し返しながら言った。


伊野尾「いや、おかしいですって!俺、男ですよ!?」


相葉「うん、分かってる。」


そのくらい分かってる。


分かってるけど、止まれないだけ。


伊野尾「時間は余ってますけど、これはまずいんじゃないですか…?」


相葉「なんで?」


ききながら、服に手を潜らせる。


伊野尾「だって、ここ楽屋ですし…」


相葉「大丈夫だよ。誰も来ない。」


指で胸の突起に触れる。


伊野尾「あっ//」


感じた声に俺のモノが反応する。


伊野尾「…んっ//」


相葉「声が…(笑)」


伊野尾「…あっ//何ですか?笑」


相葉「女の子っぽい(笑)」


伊野尾「だからって、男ですよ?笑」


相葉「分かってるけどさぁ…。」


服から手を抜いて、ズボンに手を掛ける。


伊野尾「本気ですか…?」


ズボンを脱がせていく。


伊野尾「いや、めっちゃ恥ずかしい(笑)」


そう言ってなぜか爆笑している。


相葉「ここ笑うところじゃないでしょ(笑)」


太もも辺りに触れる。


温かい。


秘部に指を当てる。


伊野尾「…これ、衣装ですよ?」


相葉「大丈夫。汚さない。」


伊野尾「今から収録だし…。」


相葉「ここシャワールーム付いてるから。」


伊野尾「さすが相葉くんの楽屋ですね(笑)」


指を中に押し込んだ。


伊野尾「…っ、あ//」


指を引き抜いてもう一度入れる。


伊野尾「んっ…//」


相葉「痛がるかと思ったら、そんな反応するんだね(笑)」


伊野尾「意外と、んっ//痛くは…」


中で指を動かすと、伊野尾の腰が動く。


伊野尾「あぁっ…!//」


相葉「ちょっと、じっとして?笑」


指を動かして中を攻めていく。


伊野尾「じっとしてる‥と、か不可能ですって…っん//」


相葉「はいはい、分かった。」


指を引き抜く。


伊野尾「終わったー(笑)」


起き上がろうとする伊野尾を押さえつける。


相葉「ふざけんな(笑)」


俺の首に腕を回してくる。


相葉「誘ってる?笑」


もう止まれなくなった俺は、俺のモノを押し当てる。


腰に体重を掛けて中に入っていく。


伊野尾「…んんっ//」


相葉「力抜けって‥」


時間をかけて1つになっていく。


伊野尾「…んっ//」


奥まで入って、腰を動かす。


伊野尾「…あっ…いたっ//」


いきなり中が締まる。


相葉「…っ」


締め付けでイきたくなる。


相葉「ごめん、ちょっと我慢してっ」


床に手を着いて腰を動かす。


伊野尾「あっ…、んっ//」


目を堅く閉じて俺の下で悶える。


相葉「…っ」


欲を全部吐き出した。


中から引き抜く。


伊野尾「…んんっ//」


相葉「大丈夫?顔赤いけど(笑)」


伊野尾「もう今日俺無理ですー…(笑)」


相葉「いいからシャワー浴びて準備しないとっ(笑)」


手を引っ張って起こす。


伊野尾「鬼ですね(笑)」


困ったように笑いながらシャワールームに向かっていった。


俺は部屋をうろうろしながら伊野尾が出てきたら何を話そうか必死に考えてた。


でも、鏡を見て気付いた。


口元が笑ってる。


意外と、本気で可愛いと思ってしまってるのかもしれない。


にやける口元を手で隠した。





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