悪夢
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憲兵団の人たちと1悶着あったのがだいぶ遠い記憶になってきた頃、
『今日もいい天気だな~』
いつもの朝日、カーテンを開けて天気を確認する。
けど…なんだろうこの胸騒ぎは…
いつもと変わらないはずなのに不安が拭いきれない。何かが起きるようなそんな予感がしてしまうのだ。
「名前大丈夫?悪い夢でも見たの?」
『あ…ミカサ…ううん、大丈夫…だと思う』
「そう…ならいいんだけど…」
ミカサは不安げに覗き込んでくる。
「顔色も良くないし」
『平気だって!ミカサは心配性なんだから!』
ミカサの頭を優しく撫でるとミカサは俯いてしまった。
「わたしはエレンが大事…だけど名前のことも大切に思ってるからね…」
なんだこの可愛い生き物は!!!!
こんな子をエレンが独り占めするなんてずるいなぁ…
『ミカサ行こ!』
ミカサの手を引き外に出る。
『今日はミカサと同じ班でよかったな~』
「うん、わたしも名前と一緒で嬉しい…」
ミカサはツンデレに見えるけど絶対にヤンデレの類だと思う。
エレンもいい奥さん見つけたな~とふたりで街を歩いていると
ーおい、どうなってる!!!!ー
ーそれは本当なのか?!!?ー
ー壁が、”壊された”なんてー
外のざわつきに比例してわたしの鼓動も高くなる。
『え…壁が壊された…?』
「名前、何かあったに違いない!本部に行こう」
『そうだね』
ミカサは落ち着いてるように見えるけど内心不安なんだろう。さっきから周りをキョロキョロとしている。
エレンがいない。
『エレンも本部にいるんだよ、行こう』
ミカサの手を引き本部に急いで向かう。
本部には既にエレンとアルミンの姿があった。
「しかし…まずいぞ穴を塞げない時点でこの街は放棄されるに違いない…そしたらウォール・ローゼが突破されるのも時間の問題だ!!」
アルミンの手は震えている。この考えは誰もが頭をよぎるだろう。
『アルミン、落ち着いて!そうならないように私たちがいるんだから』
「う、うん…ごめん…」
アルミンの背中をさすっていると一際大きな声が聞こえた。
「総員集合!!」
駐屯兵団の人たちだ。
「それでは訓練通りに各班ごとに別れ指揮の下、補給支援・情報伝達・巨人の掃討等を行ってもらう」
この胸騒ぎは当たっていたのだ。巨人が壁を壊した。
けど今?このタイミングで?エレンが言うには超大型巨人には知性があるとか…
まさかね、と一瞬よぎった考えを頭から振り払う。
「名前訓練兵!お前は後衛部隊につけ」
『え?』
「お前は104期生の中で首席をとったそうだな、いまは住民の近くに多くの精鋭が必要だ」
『了解』
アルミンは心配そうにこちらを見ていた。
「名前…どうか無事で…」
『アルミンもね…エレンとミカサをよろしく』
感極まってアルミンにハグをする。
「え?!ちょ、ちょっとま、待ってよ!」
『折角なんだからいいじゃん~』
照れたアルミンも可愛いな~
周りの鋭い視線が突き刺さる…
「(名前がよくても僕は嬉しいけど恥ずかしくて死にそうだよ…)」
「名前訓練兵!!着いてこい!!」
『アルミン…じゃあ行ってくるね』
「う、うん…本当に気を付けてね」
『お互い様だよ?』
こんな状況なのにクスりと笑ってしまう。
まぁミカサがいるから2人は無事かな…
わたしは駐屯兵団の中でも特に精鋭と呼ばれている先輩たちと一緒に班を組むことになった。
「名前訓練兵、君の腕を頼りにしているぞ」
『期待に応えられるかわかりませんがよろしくお願いします』
軽く挨拶を済ませ持ち場に移動する。
班長の名はリコ・プレツェンスカというらしい。
肝心な調査兵団は壁外調査に出ているみたいでいまは訓練兵と駐屯兵団でなんとかしないといけないらしい。
憲兵団は壁の中で王を守るなんて…
こんなときに前線に来ない兵士に意味なんてあるのかどうか、ふとよぎった疑問だったが今はそれどころじゃない。
駐屯兵団の先輩たちに着いていき、高い建物に上り前線の状況を確認する。
前線はほぼ壊滅しているみたいで巨人はどんどん侵攻をしていた。
「よし!私たちも行くぞ!」
リコ班長のかけ声と共に動き出す。
『今日もいい天気だな~』
いつもの朝日、カーテンを開けて天気を確認する。
けど…なんだろうこの胸騒ぎは…
いつもと変わらないはずなのに不安が拭いきれない。何かが起きるようなそんな予感がしてしまうのだ。
「名前大丈夫?悪い夢でも見たの?」
『あ…ミカサ…ううん、大丈夫…だと思う』
「そう…ならいいんだけど…」
ミカサは不安げに覗き込んでくる。
「顔色も良くないし」
『平気だって!ミカサは心配性なんだから!』
ミカサの頭を優しく撫でるとミカサは俯いてしまった。
「わたしはエレンが大事…だけど名前のことも大切に思ってるからね…」
なんだこの可愛い生き物は!!!!
こんな子をエレンが独り占めするなんてずるいなぁ…
『ミカサ行こ!』
ミカサの手を引き外に出る。
『今日はミカサと同じ班でよかったな~』
「うん、わたしも名前と一緒で嬉しい…」
ミカサはツンデレに見えるけど絶対にヤンデレの類だと思う。
エレンもいい奥さん見つけたな~とふたりで街を歩いていると
ーおい、どうなってる!!!!ー
ーそれは本当なのか?!!?ー
ー壁が、”壊された”なんてー
外のざわつきに比例してわたしの鼓動も高くなる。
『え…壁が壊された…?』
「名前、何かあったに違いない!本部に行こう」
『そうだね』
ミカサは落ち着いてるように見えるけど内心不安なんだろう。さっきから周りをキョロキョロとしている。
エレンがいない。
『エレンも本部にいるんだよ、行こう』
ミカサの手を引き本部に急いで向かう。
本部には既にエレンとアルミンの姿があった。
「しかし…まずいぞ穴を塞げない時点でこの街は放棄されるに違いない…そしたらウォール・ローゼが突破されるのも時間の問題だ!!」
アルミンの手は震えている。この考えは誰もが頭をよぎるだろう。
『アルミン、落ち着いて!そうならないように私たちがいるんだから』
「う、うん…ごめん…」
アルミンの背中をさすっていると一際大きな声が聞こえた。
「総員集合!!」
駐屯兵団の人たちだ。
「それでは訓練通りに各班ごとに別れ指揮の下、補給支援・情報伝達・巨人の掃討等を行ってもらう」
この胸騒ぎは当たっていたのだ。巨人が壁を壊した。
けど今?このタイミングで?エレンが言うには超大型巨人には知性があるとか…
まさかね、と一瞬よぎった考えを頭から振り払う。
「名前訓練兵!お前は後衛部隊につけ」
『え?』
「お前は104期生の中で首席をとったそうだな、いまは住民の近くに多くの精鋭が必要だ」
『了解』
アルミンは心配そうにこちらを見ていた。
「名前…どうか無事で…」
『アルミンもね…エレンとミカサをよろしく』
感極まってアルミンにハグをする。
「え?!ちょ、ちょっとま、待ってよ!」
『折角なんだからいいじゃん~』
照れたアルミンも可愛いな~
周りの鋭い視線が突き刺さる…
「(名前がよくても僕は嬉しいけど恥ずかしくて死にそうだよ…)」
「名前訓練兵!!着いてこい!!」
『アルミン…じゃあ行ってくるね』
「う、うん…本当に気を付けてね」
『お互い様だよ?』
こんな状況なのにクスりと笑ってしまう。
まぁミカサがいるから2人は無事かな…
わたしは駐屯兵団の中でも特に精鋭と呼ばれている先輩たちと一緒に班を組むことになった。
「名前訓練兵、君の腕を頼りにしているぞ」
『期待に応えられるかわかりませんがよろしくお願いします』
軽く挨拶を済ませ持ち場に移動する。
班長の名はリコ・プレツェンスカというらしい。
肝心な調査兵団は壁外調査に出ているみたいでいまは訓練兵と駐屯兵団でなんとかしないといけないらしい。
憲兵団は壁の中で王を守るなんて…
こんなときに前線に来ない兵士に意味なんてあるのかどうか、ふとよぎった疑問だったが今はそれどころじゃない。
駐屯兵団の先輩たちに着いていき、高い建物に上り前線の状況を確認する。
前線はほぼ壊滅しているみたいで巨人はどんどん侵攻をしていた。
「よし!私たちも行くぞ!」
リコ班長のかけ声と共に動き出す。