調査兵団
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「今度の壁外調査なんだが名前はハンジ班に置こうと思っているんだがそれでいいか?」
『はい!力になれるように頑張ります!』
美味しい紅茶も頂いてしまったし…と付け加える。
「頼りにしてる」
エルヴィン団長は大きな手をわたしの頭に乗せ撫でてくる。
予想していなかった行動に思わず顔が赤くなってしまう。
『エルヴィン団長?!』
「すまない、あまりにも可愛かったからついな…ところで、」
エルヴィン団長は撫でていた手を止めそのまま首筋を撫でる。
「赤くなっているが怪我でもしたのか?」
『…?あぁ、それはリヴァ…』
リヴァイ兵長がしました、と言いかけ慌てて口を塞ぐ。
けれどエルヴィン団長はそれだけで察したようでなにかを考える仕草をする。
「もう手を出したのか…リヴァイ…」
『あの…エルヴィン団長?きゃっ!』
首筋を撫でられていた手を腰にまわされ勢いよくエルヴィン団長のほうに引かれる。
隣に座っていたエルヴィン団長との距離が更に近づく。
目が合うとそのままわたしの首元に顔を寄せてきた。
恥ずかしさのあまり思わず目を瞑る。
『っ!』
生暖かい感触が首筋を這う。
距離を取ろうともがくが腰にまわしている手がわたしを逃がしてくれない。
「リヴァイは優しかったか?」
『え?』
「まぁいい」
チュッ…と音を立て首元から離れていく。
「近々エレンに関する審議が行われる」
わたしはエルヴィン団長の目を見る。
『それは…憲兵団も狙っているということでしょうか』
エルヴィン団長は少し驚いた顔をする。
「ハンジに聞いたのか?」
『いえ…おそらく憲兵団ならエレンのからだを解剖するとか言いそうだなと思って…それに壁内に引きこもる兵士たちがエレンの存在を恐れないとは思わないので』
「そうか…」
エルヴィン団長は紅茶を1口飲むとカップを机に置く。
「名前はエレンは味方だと思うか?」
試すようにわたしに問いかける。
『わたしはエレンの同期ですよ?…でも、憲兵団の考えもわからなくはないです、あれだけ憎んでいた巨人が1人の存在によって認識を変えざるを得なくなりそうですし』
「そうだな」
『けど…わたしは知りたいです、壁の外に何があるのか』
わたしは照れくさそうにエルヴィン団長に目をやる。
エルヴィン団長は優しい目をしていた。
『エレンが外に連れて行ってくれるような、そんな気がするんですよね…』
「あぁ、だから俺はなんとしてもエレンを調査兵団に迎えるつもりだ」
その発言はエレンがとても喜ぶと思う。
あんなに調査兵団にはいるんだー!って意気込んでたからね…
『あの、ところでわたしは同期たちより先に入団する形になってるのですがいいんですか…?』
「その件なら問題ない」
即答で返される。
『そうなんですか…?』
わたしはカップに残っていた紅茶を飲み干すと腰をあげる。
『美味しい紅茶をありがとうございました、そろそろ訓練に行きますね!』
「あぁ、カップはそのまま置いといてくれ」
『わかりました!失礼します!』
わたしはそのままエルヴィン団長の部屋を後にする。
ー
「リヴァイ~~いる~??」
わたしは先程の情報を得てからもうとにかくこの男に会いたくてしかたがなかった。
「なんだ、クソメガネ…というか部屋に入るならノックをしろ」
「あっ!今回は鍵をかけてなかったんだね!」
ニヤニヤしながらリヴァイに話しかけると元々悪い目つきがさらに悪くなった。
リヴァイは執務室で書類の作成をしている最中だった。
「俺は忙しいんだ、何の用だ」
「そんなこと言っちゃってさ~邪魔されたのがそんなに嫌だったのかい?」
試すようにリヴァイに聞く。
さぁ、どうでるかな。
「なんだ、わかってんじゃねぇか…それならとっとと消え」
「にしても嘘をついてまで私室の鍵を渡すなんてリヴァイも隅に置けない男だね~」
リヴァイの眉がピクリと動く。
「おい、それは名前が言ったのか」
「そりゃあ、わたしのことをとっっっても慕ってくれてるからいろんな相談をされたんだよ…例えば、リヴァイのことをどう思っているか…とかね」
「は?」
持っていた書類を床に落とす。
動揺してるな~
けどこれはリヴァイの為でもあるからね?
「ねぇ、リヴァイ、わたしの可愛い後輩だ、いっときの感情で遊ぶようなら手を引いてくれないかな」
「……」
「じゃあそういうことだから邪魔したね!」
わたしは部屋を出るために扉に手をかける。
「おい、ハンジ」
リヴァイが名前で呼ぶときは真面目な話のときだ。
「確かに最初はいっときの感情だったかもしれねぇが、いまはあいつのことを本気で手に入れようと思ってる」
「ふぅん、そっかそっか」
あのリヴァイがここまで言うとはね、今後の2人が楽しみだ。
「ところでリヴァイ、君のあそこはちゃんと機能するのかい?」
「クソメガネ…てめぇ…」
リヴァイは手元にあったペンをとると私に向かって投げようとしてきた。
「まっ!機能しなかったらいつでも頼っていいからね!友達として薬くらい提供…」
グサッ…
わたしの顔の横すれすれにペンが扉に突き刺さる。
「ひぃ!!」
逃げるように扉をあけ、リヴァイの部屋を後にする。
リヴァイがあれだけひとりの女性に思いを寄せるなんていままでなかったことだ。
それにあのリヴァイだ。
手に入れるためならどんな事でもするだろう…
「なんだか面白くなってきたなー!!」
今後は巨人の観察と友達と後輩の観察を楽しみにしなきゃね!
うきうきした足取りで廊下をかける。
『はい!力になれるように頑張ります!』
美味しい紅茶も頂いてしまったし…と付け加える。
「頼りにしてる」
エルヴィン団長は大きな手をわたしの頭に乗せ撫でてくる。
予想していなかった行動に思わず顔が赤くなってしまう。
『エルヴィン団長?!』
「すまない、あまりにも可愛かったからついな…ところで、」
エルヴィン団長は撫でていた手を止めそのまま首筋を撫でる。
「赤くなっているが怪我でもしたのか?」
『…?あぁ、それはリヴァ…』
リヴァイ兵長がしました、と言いかけ慌てて口を塞ぐ。
けれどエルヴィン団長はそれだけで察したようでなにかを考える仕草をする。
「もう手を出したのか…リヴァイ…」
『あの…エルヴィン団長?きゃっ!』
首筋を撫でられていた手を腰にまわされ勢いよくエルヴィン団長のほうに引かれる。
隣に座っていたエルヴィン団長との距離が更に近づく。
目が合うとそのままわたしの首元に顔を寄せてきた。
恥ずかしさのあまり思わず目を瞑る。
『っ!』
生暖かい感触が首筋を這う。
距離を取ろうともがくが腰にまわしている手がわたしを逃がしてくれない。
「リヴァイは優しかったか?」
『え?』
「まぁいい」
チュッ…と音を立て首元から離れていく。
「近々エレンに関する審議が行われる」
わたしはエルヴィン団長の目を見る。
『それは…憲兵団も狙っているということでしょうか』
エルヴィン団長は少し驚いた顔をする。
「ハンジに聞いたのか?」
『いえ…おそらく憲兵団ならエレンのからだを解剖するとか言いそうだなと思って…それに壁内に引きこもる兵士たちがエレンの存在を恐れないとは思わないので』
「そうか…」
エルヴィン団長は紅茶を1口飲むとカップを机に置く。
「名前はエレンは味方だと思うか?」
試すようにわたしに問いかける。
『わたしはエレンの同期ですよ?…でも、憲兵団の考えもわからなくはないです、あれだけ憎んでいた巨人が1人の存在によって認識を変えざるを得なくなりそうですし』
「そうだな」
『けど…わたしは知りたいです、壁の外に何があるのか』
わたしは照れくさそうにエルヴィン団長に目をやる。
エルヴィン団長は優しい目をしていた。
『エレンが外に連れて行ってくれるような、そんな気がするんですよね…』
「あぁ、だから俺はなんとしてもエレンを調査兵団に迎えるつもりだ」
その発言はエレンがとても喜ぶと思う。
あんなに調査兵団にはいるんだー!って意気込んでたからね…
『あの、ところでわたしは同期たちより先に入団する形になってるのですがいいんですか…?』
「その件なら問題ない」
即答で返される。
『そうなんですか…?』
わたしはカップに残っていた紅茶を飲み干すと腰をあげる。
『美味しい紅茶をありがとうございました、そろそろ訓練に行きますね!』
「あぁ、カップはそのまま置いといてくれ」
『わかりました!失礼します!』
わたしはそのままエルヴィン団長の部屋を後にする。
ー
「リヴァイ~~いる~??」
わたしは先程の情報を得てからもうとにかくこの男に会いたくてしかたがなかった。
「なんだ、クソメガネ…というか部屋に入るならノックをしろ」
「あっ!今回は鍵をかけてなかったんだね!」
ニヤニヤしながらリヴァイに話しかけると元々悪い目つきがさらに悪くなった。
リヴァイは執務室で書類の作成をしている最中だった。
「俺は忙しいんだ、何の用だ」
「そんなこと言っちゃってさ~邪魔されたのがそんなに嫌だったのかい?」
試すようにリヴァイに聞く。
さぁ、どうでるかな。
「なんだ、わかってんじゃねぇか…それならとっとと消え」
「にしても嘘をついてまで私室の鍵を渡すなんてリヴァイも隅に置けない男だね~」
リヴァイの眉がピクリと動く。
「おい、それは名前が言ったのか」
「そりゃあ、わたしのことをとっっっても慕ってくれてるからいろんな相談をされたんだよ…例えば、リヴァイのことをどう思っているか…とかね」
「は?」
持っていた書類を床に落とす。
動揺してるな~
けどこれはリヴァイの為でもあるからね?
「ねぇ、リヴァイ、わたしの可愛い後輩だ、いっときの感情で遊ぶようなら手を引いてくれないかな」
「……」
「じゃあそういうことだから邪魔したね!」
わたしは部屋を出るために扉に手をかける。
「おい、ハンジ」
リヴァイが名前で呼ぶときは真面目な話のときだ。
「確かに最初はいっときの感情だったかもしれねぇが、いまはあいつのことを本気で手に入れようと思ってる」
「ふぅん、そっかそっか」
あのリヴァイがここまで言うとはね、今後の2人が楽しみだ。
「ところでリヴァイ、君のあそこはちゃんと機能するのかい?」
「クソメガネ…てめぇ…」
リヴァイは手元にあったペンをとると私に向かって投げようとしてきた。
「まっ!機能しなかったらいつでも頼っていいからね!友達として薬くらい提供…」
グサッ…
わたしの顔の横すれすれにペンが扉に突き刺さる。
「ひぃ!!」
逃げるように扉をあけ、リヴァイの部屋を後にする。
リヴァイがあれだけひとりの女性に思いを寄せるなんていままでなかったことだ。
それにあのリヴァイだ。
手に入れるためならどんな事でもするだろう…
「なんだか面白くなってきたなー!!」
今後は巨人の観察と友達と後輩の観察を楽しみにしなきゃね!
うきうきした足取りで廊下をかける。