出会い
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「言っとくがな、この間のことは許したつもりはねぇからな」
『だ、だってあれはあなたが…!…ん!』
また柔らかいものによって言葉を邪魔される。
『は、はなして…!』
「ハッ…この間のお返しだ」
と言い抵抗するわたしの両手を頭の上で一纏めにし、壁に押し付けさらに密着してくる。
『やぁ…』
唇を柔らかいものがこじ開けようとしてきて思わず力を入れる。
「口を開けろ…」
『やだっ…んぅ…は…』
抵抗虚しくわたしの口に侵入してきたものは唾液を絡めとるかのように暴れ回っている。
獲物を捕らえるような目つきで見られて思わず目をつぶる。
視線からは逃げれても口の中のものからは逃げられず、何度も角度を変えては弄んでくる。
クチュ…クチャ…
いやらしい音が辺りに響く。
路地裏ということもあり人も通らない。
「っ…」
『はぁ…んっ…!』
こんなキス知らない…!
頭に酸素が行き渡らなくなってきたのかぼーっとする。
もう口の中はどちらの唾液なのかわからないくらいに混ざり合っている。
「そんな顔するな…止められなくなる…」
『これ以上は…ん…』
1度離した唇を再び重ねてくる。
再び唇をこじ開けられて舌が侵入してくる。
『んっ…ふ…』
キスに気を取られていてわたしは顎を掴んでいた手はそのまま下に移動したことに気付くのが遅れてしまった。
下に移動した手は服の上から胸を鷲掴みにしてくる。
『ッッ!』
甘い痺れが脳内を支配していたが胸を触られたことによってクリアになる。
『いい加減に…!』
「あぁ…そうだな」
わたしが膝に力を込め急所を狙おうとした時拘束していた手を解放されて力が抜ける。
『いった…』
そのまま地面に座り込むような形になると刈り上げ頭もしゃがんで顎を持ち上げられる。
「俺はやられたらやり返さなきゃ気が済まないたちでな…」
そのまま顔を近付けられる。
『そう何回も…っ』
わたしは咄嗟に両手で口元を覆ったが彼の目的はそこじゃなかったようでわたしの首元に顔をうずめてきた。
『ちょ、だからもう離れてって…いっっ…!』
肌を思いっきり噛んだのか鈍い痛みが伝わってきた。
「これで当分は消えねぇだろ」
刈り上げ頭は満足したのかようやくわたしから離れると自身の指をペロリと舐めた。
「なんだ?まだ力が入らねぇのか?」
差し出してくる右手を思いっきり払い、立ち上がる。
『前も思ってましたけど…ほんっっとに最低の人ですね!!』
わたしは急いでその場から立ち去ろうと刈り上げ頭の人をひと睨みしてから背中を向ける。
「おい、名前!」
名前を呼ばれたことにびっくりして思わず足が止まる。
「お前、憲兵団にはいるのか?」
『はいるわけないでしょ!あなた達みたいな飢えた人と働きたくなんてないですからね!!』
彼が憲兵団かどうかわからなかったけどあんな堂々と憲兵団の人たちの中にはいっていくくらいだ。
同じ兵団に間違いない。
わたしは止めた足を再び動かし路地裏から出ていった。
『全く…最悪な目にあった…あの人と関わると嫌な目にしかあわないんだから…』
「あ!名前じゃねぇーか!」
『ん?エレン?』
声をかけられた方向を見るといつものメンバー、エレン、ミカサ、アルミンが見えた。
「これから戻るところなんだけど名前も一緒に行かない?」
ミカサからの提案は断る訳にはいかない。
『うん!わたしもそろそろ戻るとこだったし!…ってそれより聞いてよ~』
3人に憲兵団に絡まれたことと刈り上げ頭のことを思わず愚痴ってしまった。
さすがに内容はぼかしたが細かくなんてとてもじゃないけどわたしが恥ずかしい。
「それは災難だったね…」
アルミンが慰めてくれる。
『もう…ほんとにね!憲兵団なんて絶対入るべきところじゃないよ…』
あははは…とアルミンは乾いた笑いをする。
「なぁ、首のところどうしたんだ?」
「ほんとだ、赤くなってる」
エレンの指摘にミカサが覗き込む。
『あー…刈り上げ頭の人が投げ飛ばした仕返しにって…ほんと性格悪いよね~』
わたしはぶつぶつ文句を零していたが返事はなかった。
「な、なぁ…これって…」
「僕もそう思うけど本人が自覚してないんじゃ…」
「名前に悪い虫がつくなんて許せない…」
「ミカサ落ち着けって!」
3人はわたしに聞こえないようにコソコソと話してる。
『早く行こー!!』
3人から少し離れて歩いていたわたしは立ち止まり振り返る。
「あ、あぁ!」
「ねぇ、名前、刈り上げ頭ってどんな人だったの?」
ミカサは興味をもったのかたずねてくる。
『んー、男の人にしては少し身長が低くて、目つきが悪くて、あ、でも憲兵団の人一撃でノックアウトしてたよ!』
「それって…」
エレンには心当たりがあるようで口を開こうとした…が、ミカサに遮られる。
「名前に近付く男はわたしが許さない」
『もう!ミカサは大袈裟なんだから~』
私たちは雑談を交しながら明日の訓練に向けて兵舎に戻っていくのであった。
『だ、だってあれはあなたが…!…ん!』
また柔らかいものによって言葉を邪魔される。
『は、はなして…!』
「ハッ…この間のお返しだ」
と言い抵抗するわたしの両手を頭の上で一纏めにし、壁に押し付けさらに密着してくる。
『やぁ…』
唇を柔らかいものがこじ開けようとしてきて思わず力を入れる。
「口を開けろ…」
『やだっ…んぅ…は…』
抵抗虚しくわたしの口に侵入してきたものは唾液を絡めとるかのように暴れ回っている。
獲物を捕らえるような目つきで見られて思わず目をつぶる。
視線からは逃げれても口の中のものからは逃げられず、何度も角度を変えては弄んでくる。
クチュ…クチャ…
いやらしい音が辺りに響く。
路地裏ということもあり人も通らない。
「っ…」
『はぁ…んっ…!』
こんなキス知らない…!
頭に酸素が行き渡らなくなってきたのかぼーっとする。
もう口の中はどちらの唾液なのかわからないくらいに混ざり合っている。
「そんな顔するな…止められなくなる…」
『これ以上は…ん…』
1度離した唇を再び重ねてくる。
再び唇をこじ開けられて舌が侵入してくる。
『んっ…ふ…』
キスに気を取られていてわたしは顎を掴んでいた手はそのまま下に移動したことに気付くのが遅れてしまった。
下に移動した手は服の上から胸を鷲掴みにしてくる。
『ッッ!』
甘い痺れが脳内を支配していたが胸を触られたことによってクリアになる。
『いい加減に…!』
「あぁ…そうだな」
わたしが膝に力を込め急所を狙おうとした時拘束していた手を解放されて力が抜ける。
『いった…』
そのまま地面に座り込むような形になると刈り上げ頭もしゃがんで顎を持ち上げられる。
「俺はやられたらやり返さなきゃ気が済まないたちでな…」
そのまま顔を近付けられる。
『そう何回も…っ』
わたしは咄嗟に両手で口元を覆ったが彼の目的はそこじゃなかったようでわたしの首元に顔をうずめてきた。
『ちょ、だからもう離れてって…いっっ…!』
肌を思いっきり噛んだのか鈍い痛みが伝わってきた。
「これで当分は消えねぇだろ」
刈り上げ頭は満足したのかようやくわたしから離れると自身の指をペロリと舐めた。
「なんだ?まだ力が入らねぇのか?」
差し出してくる右手を思いっきり払い、立ち上がる。
『前も思ってましたけど…ほんっっとに最低の人ですね!!』
わたしは急いでその場から立ち去ろうと刈り上げ頭の人をひと睨みしてから背中を向ける。
「おい、名前!」
名前を呼ばれたことにびっくりして思わず足が止まる。
「お前、憲兵団にはいるのか?」
『はいるわけないでしょ!あなた達みたいな飢えた人と働きたくなんてないですからね!!』
彼が憲兵団かどうかわからなかったけどあんな堂々と憲兵団の人たちの中にはいっていくくらいだ。
同じ兵団に間違いない。
わたしは止めた足を再び動かし路地裏から出ていった。
『全く…最悪な目にあった…あの人と関わると嫌な目にしかあわないんだから…』
「あ!名前じゃねぇーか!」
『ん?エレン?』
声をかけられた方向を見るといつものメンバー、エレン、ミカサ、アルミンが見えた。
「これから戻るところなんだけど名前も一緒に行かない?」
ミカサからの提案は断る訳にはいかない。
『うん!わたしもそろそろ戻るとこだったし!…ってそれより聞いてよ~』
3人に憲兵団に絡まれたことと刈り上げ頭のことを思わず愚痴ってしまった。
さすがに内容はぼかしたが細かくなんてとてもじゃないけどわたしが恥ずかしい。
「それは災難だったね…」
アルミンが慰めてくれる。
『もう…ほんとにね!憲兵団なんて絶対入るべきところじゃないよ…』
あははは…とアルミンは乾いた笑いをする。
「なぁ、首のところどうしたんだ?」
「ほんとだ、赤くなってる」
エレンの指摘にミカサが覗き込む。
『あー…刈り上げ頭の人が投げ飛ばした仕返しにって…ほんと性格悪いよね~』
わたしはぶつぶつ文句を零していたが返事はなかった。
「な、なぁ…これって…」
「僕もそう思うけど本人が自覚してないんじゃ…」
「名前に悪い虫がつくなんて許せない…」
「ミカサ落ち着けって!」
3人はわたしに聞こえないようにコソコソと話してる。
『早く行こー!!』
3人から少し離れて歩いていたわたしは立ち止まり振り返る。
「あ、あぁ!」
「ねぇ、名前、刈り上げ頭ってどんな人だったの?」
ミカサは興味をもったのかたずねてくる。
『んー、男の人にしては少し身長が低くて、目つきが悪くて、あ、でも憲兵団の人一撃でノックアウトしてたよ!』
「それって…」
エレンには心当たりがあるようで口を開こうとした…が、ミカサに遮られる。
「名前に近付く男はわたしが許さない」
『もう!ミカサは大袈裟なんだから~』
私たちは雑談を交しながら明日の訓練に向けて兵舎に戻っていくのであった。