出会い
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「本日諸君らは訓練兵を卒業する。その中で最も訓練成績が良かった上位10名を発表するーーーー」
出かけた欠伸を奥歯をかみ締めてやり過ごす。
『(退屈だ…)』
上官の長ったらしいお話しに付き合いきれなかったわたしはバレないように辺りを見回す。
『(コニーとマルコはホッとした顔してる、選ばれたんだ、よかったね…エレンはドヤ顔してるし…)』
「…い!おい!聞いているのか!名前・苗字!!!!!」
『え?』
上官を見ると顔を赤くしながらこちらを睨んでいた。
「首席!名前・苗字!!前に出ろ!!」
あ!上位者は前に出ることになってたんだ…
へー…ってえ?
『首席…??わたしが??』
「~~ッッ!!貴様は人の話しをしっかり聞け!!!!!!」
上官の怒号とともにわたしも前に出る。
ー
『でさ~上官も酷いと思わない?』
「いや、どう考えても聞いてないお前が悪いだろ…」
「う、うん…僕も名前が悪いと思うな」
先程の上官の愚痴をエレンとアルミンに呟いてたらふたりからは裏切りをくらってしまった。
「なんで名前はボーッとしてたの」
正面に座ってるミカサが聞いてきた。
『え?だって選ばれるなんて思ってないし!ミカサのほうが優秀じゃん!!』
アルミンは口元に手を持っていきなにかを考える仕草をしていた。
「(確かにそうだー訓練結果だってミカサのほうが名前より成績優秀だった、なのになんで…)」
とか、思ってたりしてね。
『アルミン?大丈夫?』
「え?う、うん!大丈夫だよ」
心なしかアルミンの顔がほんのり赤くなっているような気がした。
『お酒飲んじゃった?顔も赤いよ?』
アルミンのおでこに手のひらを乗せるために近付く。
「だ、大丈夫だって!!」
急に立ち上がったアルミンはみんなの注目の的になったからか余計顔が赤くなっていた。
『変なアルミン~』
「なぁなぁ!!名前はどこにいくんだ?」
不意にエレンが話しかけてきた。
「やっぱり調査兵団だよな!!!?」
「おいおい、エレン…無理に名前まで引っ張るんじゃねぇよ」
エレンの声に反応したジャンが近寄ってくる。
「はぁ?お前には関係ないだろ!」
「いーや、関係あるね」
「なんの関係があるっていうんだよ」
「それは…その…」
ジャンはチラリとこちらを見てくる。
「どうせお前がに名前惚れて…」
「あああああああ!!!!」
突然ジャンが叫び出しエレンに殴りかかった。
『ちょ、ちょっと…ふたりとも…』
「今日という今日はやってやる!!」
ジャンが意気込んでエレンに掴みかかろうとした時
『あっミカサ?!』
ミカサがエレンを担いで外に出てしまった。
「…ケッ」
ジャンも自分の席に戻っていく。
『ふたりとも熱いね…』
「名前は原因がなにかわかってなかったの?」
『ん?原因?』
アルミンが聞いてくる。
「んーん、なんでもない、それよりエレンの様子見てくるね」
そう言いアルミンは席を立ってしまった。
わたしは残っている水を一気に喉に流し込もうとした。…けどどこからか痛いほどの視線を感じた。
『…?』
ふと窓の外を見る。
『…めんどくさ…』
キース教官がこちらを見ていた。視線が合うとそのまま去って行く。
『(絶対着いてこいってことじゃん…)』
はぁ~っとため息をつき席を外す。
「ん?名前どこに行くんだ?」
ジャンが声を掛けてきた。
『夜風に当たってくる』
「なら俺も…」
『ジャンはみんなと楽しんでて』
ね?っと目を細めて笑う。
「お、おう…」
わたしは固まるジャンを置いて外に出た。
「おーい、ジャンー戻ってこーいー」
コニーが俺の肩を揺する。
なんだ、あの笑顔…可愛すぎるだろ…
「おーーーい、ジャーーーーン!」
口元が緩みそこから液体が…
「って、汚ぇ!」
コニーが俺を弾き飛ばしたが知ったことか。
「女神…」
ボソッと呟いたけど周りの野郎共には聞こえてたのかうん、うんと頷く者ばかりだ。
出かけた欠伸を奥歯をかみ締めてやり過ごす。
『(退屈だ…)』
上官の長ったらしいお話しに付き合いきれなかったわたしはバレないように辺りを見回す。
『(コニーとマルコはホッとした顔してる、選ばれたんだ、よかったね…エレンはドヤ顔してるし…)』
「…い!おい!聞いているのか!名前・苗字!!!!!」
『え?』
上官を見ると顔を赤くしながらこちらを睨んでいた。
「首席!名前・苗字!!前に出ろ!!」
あ!上位者は前に出ることになってたんだ…
へー…ってえ?
『首席…??わたしが??』
「~~ッッ!!貴様は人の話しをしっかり聞け!!!!!!」
上官の怒号とともにわたしも前に出る。
ー
『でさ~上官も酷いと思わない?』
「いや、どう考えても聞いてないお前が悪いだろ…」
「う、うん…僕も名前が悪いと思うな」
先程の上官の愚痴をエレンとアルミンに呟いてたらふたりからは裏切りをくらってしまった。
「なんで名前はボーッとしてたの」
正面に座ってるミカサが聞いてきた。
『え?だって選ばれるなんて思ってないし!ミカサのほうが優秀じゃん!!』
アルミンは口元に手を持っていきなにかを考える仕草をしていた。
「(確かにそうだー訓練結果だってミカサのほうが名前より成績優秀だった、なのになんで…)」
とか、思ってたりしてね。
『アルミン?大丈夫?』
「え?う、うん!大丈夫だよ」
心なしかアルミンの顔がほんのり赤くなっているような気がした。
『お酒飲んじゃった?顔も赤いよ?』
アルミンのおでこに手のひらを乗せるために近付く。
「だ、大丈夫だって!!」
急に立ち上がったアルミンはみんなの注目の的になったからか余計顔が赤くなっていた。
『変なアルミン~』
「なぁなぁ!!名前はどこにいくんだ?」
不意にエレンが話しかけてきた。
「やっぱり調査兵団だよな!!!?」
「おいおい、エレン…無理に名前まで引っ張るんじゃねぇよ」
エレンの声に反応したジャンが近寄ってくる。
「はぁ?お前には関係ないだろ!」
「いーや、関係あるね」
「なんの関係があるっていうんだよ」
「それは…その…」
ジャンはチラリとこちらを見てくる。
「どうせお前がに名前惚れて…」
「あああああああ!!!!」
突然ジャンが叫び出しエレンに殴りかかった。
『ちょ、ちょっと…ふたりとも…』
「今日という今日はやってやる!!」
ジャンが意気込んでエレンに掴みかかろうとした時
『あっミカサ?!』
ミカサがエレンを担いで外に出てしまった。
「…ケッ」
ジャンも自分の席に戻っていく。
『ふたりとも熱いね…』
「名前は原因がなにかわかってなかったの?」
『ん?原因?』
アルミンが聞いてくる。
「んーん、なんでもない、それよりエレンの様子見てくるね」
そう言いアルミンは席を立ってしまった。
わたしは残っている水を一気に喉に流し込もうとした。…けどどこからか痛いほどの視線を感じた。
『…?』
ふと窓の外を見る。
『…めんどくさ…』
キース教官がこちらを見ていた。視線が合うとそのまま去って行く。
『(絶対着いてこいってことじゃん…)』
はぁ~っとため息をつき席を外す。
「ん?名前どこに行くんだ?」
ジャンが声を掛けてきた。
『夜風に当たってくる』
「なら俺も…」
『ジャンはみんなと楽しんでて』
ね?っと目を細めて笑う。
「お、おう…」
わたしは固まるジャンを置いて外に出た。
「おーい、ジャンー戻ってこーいー」
コニーが俺の肩を揺する。
なんだ、あの笑顔…可愛すぎるだろ…
「おーーーい、ジャーーーーン!」
口元が緩みそこから液体が…
「って、汚ぇ!」
コニーが俺を弾き飛ばしたが知ったことか。
「女神…」
ボソッと呟いたけど周りの野郎共には聞こえてたのかうん、うんと頷く者ばかりだ。
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