愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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I'm more and more
attracted to you
あなたにどんどん
惹かれていく
「出血多量で、気を失っただけです。
大丈夫ですよ。」
「あ、焦ったぁ……」
救援テントのベッドで眠る花音の横で腰が抜けたようにしゃがみこむ。
抱き上げた体の力が抜けた時はほんまに焦った…
「保科副隊長の焦った顔、初めて見ましたよ」
花音の治療をしてくれた彼女の同僚の医師は苦笑する。
「…す、すみません…」
「大事にされてるんですね。南野先生」
大事……
そやな…
花音がいいひん人生は……
今の僕には考えられへんな…
「……あの…」
「?ああ…園長先生…、でしたね」
テントに入ってきたのはあのシスターと……さっきの少年だ。
「この子が先生を心配してまして」
園長先生の言葉に、僕は少年の前にしゃがむ。
「南野先生はもう大丈夫。
安心してな…
それから……ありがとう。」
「え?」
「君が勇気を出してくれたから、南野先生は助かった。
君はヒーローやで」
ぽんぽん、とその頭を撫でると、少年は僕をじっと見つめる。
「防衛隊…僕もなりたい!」
「え?」
「僕も防衛隊に入れる?」
「…そやなぁ…まぁ、あと10年程したら……選抜試験は…受けれる、かな」
「僕、絶対になる!防衛隊!防衛隊になって、南野先生を守れる男になる!!」
「………あららら…」
それは………
僕はふっ、と笑う。
「ほな、楽しみに待ってるわ。君の事」
「うん!」
花音…
どうする?
強力なライバル現れてしもた…
ちっさいけど
強敵やな。
attracted to you
あなたにどんどん
惹かれていく
「出血多量で、気を失っただけです。
大丈夫ですよ。」
「あ、焦ったぁ……」
救援テントのベッドで眠る花音の横で腰が抜けたようにしゃがみこむ。
抱き上げた体の力が抜けた時はほんまに焦った…
「保科副隊長の焦った顔、初めて見ましたよ」
花音の治療をしてくれた彼女の同僚の医師は苦笑する。
「…す、すみません…」
「大事にされてるんですね。南野先生」
大事……
そやな…
花音がいいひん人生は……
今の僕には考えられへんな…
「……あの…」
「?ああ…園長先生…、でしたね」
テントに入ってきたのはあのシスターと……さっきの少年だ。
「この子が先生を心配してまして」
園長先生の言葉に、僕は少年の前にしゃがむ。
「南野先生はもう大丈夫。
安心してな…
それから……ありがとう。」
「え?」
「君が勇気を出してくれたから、南野先生は助かった。
君はヒーローやで」
ぽんぽん、とその頭を撫でると、少年は僕をじっと見つめる。
「防衛隊…僕もなりたい!」
「え?」
「僕も防衛隊に入れる?」
「…そやなぁ…まぁ、あと10年程したら……選抜試験は…受けれる、かな」
「僕、絶対になる!防衛隊!防衛隊になって、南野先生を守れる男になる!!」
「………あららら…」
それは………
僕はふっ、と笑う。
「ほな、楽しみに待ってるわ。君の事」
「うん!」
花音…
どうする?
強力なライバル現れてしもた…
ちっさいけど
強敵やな。