愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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「…よし、ちょっととれたかな?」
まだ少し黄色いが、洗濯したらとれそうだな。
ぎゅっ、と白衣をしぼってから化粧室を出る。
「とれた?」
「うわっ!びっくりした!」
化粧室を出ると、急に声をかけられてびっくりする。
そこには壁に背を預けて腕組みした宗四郎…
「…じょ、女子トイレの前ですよ…副隊長…」
「あ、ほんまやな」
「あれ?先輩は?」
「亜白隊長が戻ったから先に挨拶して来るって」
「そ、そっか…」
白衣、医務室にかけとくか…
「………」
「?ん?何?」
じーっと見つめる宗四郎の視線に気づく。
「…仲、ええんやな〜って思って」
「???私と先輩が?」
「白衣もなんか洗い慣れとるみたいやし。」
表情は特に変わらないが、なんとな〜く面白くなさげな顔…
「そ、そんな事ないよ。え〜ヤキモチですか?」
ハハ、と冗談ぽく笑った私に宗四郎はん〜と顎に手をおく。
「そやな。」
「え!?」
「これはヤキモチやな」
あっさり認めた……
「な〜んかモヤモヤするしなぁ」
そ、宗四郎って…本当なんていうか…
素直…
思ったことはちゃんと口にするし
恥ずかしがりやでなかなか素直に口にできない私からしたら………尊敬する…
そしてあっさり言われてやっぱり恥ずかしい!
「ヤキモチなんて初めてやわ」
「私の気持ちを理解したって事だね」
「え?」
宗四郎は私だけじゃなくて、みーんなに優しいから……
そういう皆にしたわれてる所も好きだし尊敬するけど……恋人としてはヤキモキする事も。
気づいてるのか気づいてないのか…あきらかな女性隊員からのアピールにもニコニコ対応してるし………
こっちからしたら、勘違いさせるな!とか叫びたくもなるのだ。
「わ、私と先輩はそんな関係じゃないから。
兄と妹、みたいな感覚だよ」
「…向こうはどやろな」
「はい?」
小さく何か言った宗四郎に首を傾げると、彼は1歩私に近づく。
それに反射で1歩下がったら壁に背があたった。
「なんで逃げるん」
「…いや…なんでだろ…」
体が勝手に…
宗四郎はまたその距離を1歩うめる。
私はもう逃げ道がなく…
近づいてきた顔に、ぎゅっと目を閉じた。
「……ん…」
ぐっ、と顎を掴んで固定して、舌が滑り込む…
「っ…ん…っ…ちょ、」
角度を変えて絡み合う…
私はぎゅっ、と彼の服を掴む。
「っ…ひ、人が…く、くるって…」
いつ曲がり角から誰か来やしないかとドキドキする。
こんな所見られたら……
そこは納得したのか訴えかける私に宗四郎はあっさり身を離した。
「とにかく…僕はヤキモチをやいてる」
「う、うん…そんな堂々と言わなくても…」
凄く照れる……
まだ少し黄色いが、洗濯したらとれそうだな。
ぎゅっ、と白衣をしぼってから化粧室を出る。
「とれた?」
「うわっ!びっくりした!」
化粧室を出ると、急に声をかけられてびっくりする。
そこには壁に背を預けて腕組みした宗四郎…
「…じょ、女子トイレの前ですよ…副隊長…」
「あ、ほんまやな」
「あれ?先輩は?」
「亜白隊長が戻ったから先に挨拶して来るって」
「そ、そっか…」
白衣、医務室にかけとくか…
「………」
「?ん?何?」
じーっと見つめる宗四郎の視線に気づく。
「…仲、ええんやな〜って思って」
「???私と先輩が?」
「白衣もなんか洗い慣れとるみたいやし。」
表情は特に変わらないが、なんとな〜く面白くなさげな顔…
「そ、そんな事ないよ。え〜ヤキモチですか?」
ハハ、と冗談ぽく笑った私に宗四郎はん〜と顎に手をおく。
「そやな。」
「え!?」
「これはヤキモチやな」
あっさり認めた……
「な〜んかモヤモヤするしなぁ」
そ、宗四郎って…本当なんていうか…
素直…
思ったことはちゃんと口にするし
恥ずかしがりやでなかなか素直に口にできない私からしたら………尊敬する…
そしてあっさり言われてやっぱり恥ずかしい!
「ヤキモチなんて初めてやわ」
「私の気持ちを理解したって事だね」
「え?」
宗四郎は私だけじゃなくて、みーんなに優しいから……
そういう皆にしたわれてる所も好きだし尊敬するけど……恋人としてはヤキモキする事も。
気づいてるのか気づいてないのか…あきらかな女性隊員からのアピールにもニコニコ対応してるし………
こっちからしたら、勘違いさせるな!とか叫びたくもなるのだ。
「わ、私と先輩はそんな関係じゃないから。
兄と妹、みたいな感覚だよ」
「…向こうはどやろな」
「はい?」
小さく何か言った宗四郎に首を傾げると、彼は1歩私に近づく。
それに反射で1歩下がったら壁に背があたった。
「なんで逃げるん」
「…いや…なんでだろ…」
体が勝手に…
宗四郎はまたその距離を1歩うめる。
私はもう逃げ道がなく…
近づいてきた顔に、ぎゅっと目を閉じた。
「……ん…」
ぐっ、と顎を掴んで固定して、舌が滑り込む…
「っ…ん…っ…ちょ、」
角度を変えて絡み合う…
私はぎゅっ、と彼の服を掴む。
「っ…ひ、人が…く、くるって…」
いつ曲がり角から誰か来やしないかとドキドキする。
こんな所見られたら……
そこは納得したのか訴えかける私に宗四郎はあっさり身を離した。
「とにかく…僕はヤキモチをやいてる」
「う、うん…そんな堂々と言わなくても…」
凄く照れる……