愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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「ルームサービスもさすがって感じだったね」
スイートルームで頼んだ料理は、あまりに豪華で…
2人して驚愕した。
「お腹いっぱい」
「先にシャワー浴びる?」
「え!?シャワー!?」
なんで!?
「?いや…入るやろ?シャワー、寝る前に」
汗もかいたやろし…と続ける宗四郎。
「あ、ああ!そっちね!」
「?そっち?」
「……な、なんでもない…」
意識しすきだ自分…
「あ、一緒に入る?」
「は、入らないに決まってるでしょ!」
ああ…なんだかまた可愛げがない言い方を…
でも、一緒にお風呂なんて無理無理無理!絶対!
すっぴんを見られるのかと思うだけでも抵抗あるのに……
「残念やな〜じゃあ、お先にどうぞ」
花音を待つ間、ベッドに腰掛けて本を読む。
「…………」
耳に届くシャワー音……
「……あかん…集中できん」
いつもならのめり込んで読む本もまったく内容が頭に入ってこない。
「……邪念ははらえ…僕」
小さくそう言うと、がちゃりとシャワールームの扉が開いた。
チラッ、と顔を覗かせた花音は化粧を落としたからか少し幼く見える。
「お、お先でした」
そう言って恥ずかそうに出てくる花音に、まじか…と頭を抱えそうになる。
バスローブ姿って……
白いバスローブから見える肌と、火照った頬、そしてまだ少し濡れた髪から滴り落ちる雫が危うい彼女の胸元に流れていく…
……これで我慢しろって…
ほんまに拷問やん。
うぅ…なんか恥ずかしい。
バスローブだし、すっぴんだし…
「花音、髪濡れてるで」
「あ、うん…」
宗四郎は私の方に来ると手を掴んでシャワールームに再び入る。
「風邪ひくで」
そう言ってドライヤーを持つと、私の髪を乾かしだす。
「い、いいよ!いつもほったらかしだし…」
「あかんよ、髪は女のなんちゃらって言うやろ?」
男の人に髪を乾かしてもらうなんて初めて…
髪の隙間を通る細い指がなんだか心地いい。
彼の指が少し項にあたるとくすぐったくて…
「できたで」
「あ…ありがとう」
乾かすの上手いな…
乾いた髪を掴むと、その手を宗四郎が掴んだ。
「宗……っ」
引き寄せられると口付けが落ちてくる。
とんっ…と壁に背があたって、彼の舌が割り込む。
「……っ、んっ…」
頬を優しく包み込む暖かい手…
クラクラしてきて、彼の服を掴む。
「はっ…ぁ…宗っ、」
「花音…」
「っ!!」
溶けてしまいそうなキスは、私の首筋に落ちてくる…
生暖かい舌が首筋をはって、ビクリと肩があがった。
スイートルームで頼んだ料理は、あまりに豪華で…
2人して驚愕した。
「お腹いっぱい」
「先にシャワー浴びる?」
「え!?シャワー!?」
なんで!?
「?いや…入るやろ?シャワー、寝る前に」
汗もかいたやろし…と続ける宗四郎。
「あ、ああ!そっちね!」
「?そっち?」
「……な、なんでもない…」
意識しすきだ自分…
「あ、一緒に入る?」
「は、入らないに決まってるでしょ!」
ああ…なんだかまた可愛げがない言い方を…
でも、一緒にお風呂なんて無理無理無理!絶対!
すっぴんを見られるのかと思うだけでも抵抗あるのに……
「残念やな〜じゃあ、お先にどうぞ」
花音を待つ間、ベッドに腰掛けて本を読む。
「…………」
耳に届くシャワー音……
「……あかん…集中できん」
いつもならのめり込んで読む本もまったく内容が頭に入ってこない。
「……邪念ははらえ…僕」
小さくそう言うと、がちゃりとシャワールームの扉が開いた。
チラッ、と顔を覗かせた花音は化粧を落としたからか少し幼く見える。
「お、お先でした」
そう言って恥ずかそうに出てくる花音に、まじか…と頭を抱えそうになる。
バスローブ姿って……
白いバスローブから見える肌と、火照った頬、そしてまだ少し濡れた髪から滴り落ちる雫が危うい彼女の胸元に流れていく…
……これで我慢しろって…
ほんまに拷問やん。
うぅ…なんか恥ずかしい。
バスローブだし、すっぴんだし…
「花音、髪濡れてるで」
「あ、うん…」
宗四郎は私の方に来ると手を掴んでシャワールームに再び入る。
「風邪ひくで」
そう言ってドライヤーを持つと、私の髪を乾かしだす。
「い、いいよ!いつもほったらかしだし…」
「あかんよ、髪は女のなんちゃらって言うやろ?」
男の人に髪を乾かしてもらうなんて初めて…
髪の隙間を通る細い指がなんだか心地いい。
彼の指が少し項にあたるとくすぐったくて…
「できたで」
「あ…ありがとう」
乾かすの上手いな…
乾いた髪を掴むと、その手を宗四郎が掴んだ。
「宗……っ」
引き寄せられると口付けが落ちてくる。
とんっ…と壁に背があたって、彼の舌が割り込む。
「……っ、んっ…」
頬を優しく包み込む暖かい手…
クラクラしてきて、彼の服を掴む。
「はっ…ぁ…宗っ、」
「花音…」
「っ!!」
溶けてしまいそうなキスは、私の首筋に落ちてくる…
生暖かい舌が首筋をはって、ビクリと肩があがった。