愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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「早く仕事に戻って!」
花音と恋人同士になってから数ヶ月…
これ以上の関係に踏み込もうとしたら、完全拒否されとる。
この数ヶ月、大事にしてきたつもりやし、お互いの非番には忙しいながらもデートを重ねた。
僕としては…そろそろ次のステップに進みたい……
男心……
でも、体に触れようものなら般若のごとくキレられてしまう。
変態!とまで叫ばれてしまった日には……
仕事に支障がでるぐらい凹んだな、あれは…
「僕とすんの…嫌なん」
素直な気持ちを吐き出すと、花音は視線を泳がせる。
「こ……心の準備が…まだ…」
無理強いするつもりは毛頭ない。
大事にしたい相手やし、待てと言われたら待つ…
ただ……
僕も精神統一してるとはいえ、男やし…
好きな子と一線を超えたいという気持ちはあるわけで…
「………ごめん…まだ…嫌だ…」
「……分かった。花音が嫌なことはせんって誓う。
仏の保科の出番やな」
「何それ…」
「保科が可哀想に思うけど」
「……わかってるよぉ…」
私はぶくぶく…と顔をお湯につける。
最近ミナが忙しいので、このお風呂での相談会が恒例になってきたな…
宗四郎が一線を超えたがってるのは分かってる。
それが、好きでいてくれている証である事も。
ウブな女子高校生でもあるまいし…
経験がないわけでもない。
でも……
「私…毎日毎日…宗四郎を好きになっていくんだよね」
「じゃあなんの問題が?」
「好きすぎて、1歩踏み出せないってやつ?」
こんなに人を好きになった事がないから…
「超えたら……嫌われちゃわないかなって…思って」
「嫌う?むしろ逆でしょ」
「だ、だって私……そんなテクニック持ってないよ!」
「保科をどれだけ変態だと思ってるの…」
呆れ顔のミナ。
分かってる、頭では
宗四郎がそんな人ではないって。
ただなんとなく……
踏み出せない。
花音と恋人同士になってから数ヶ月…
これ以上の関係に踏み込もうとしたら、完全拒否されとる。
この数ヶ月、大事にしてきたつもりやし、お互いの非番には忙しいながらもデートを重ねた。
僕としては…そろそろ次のステップに進みたい……
男心……
でも、体に触れようものなら般若のごとくキレられてしまう。
変態!とまで叫ばれてしまった日には……
仕事に支障がでるぐらい凹んだな、あれは…
「僕とすんの…嫌なん」
素直な気持ちを吐き出すと、花音は視線を泳がせる。
「こ……心の準備が…まだ…」
無理強いするつもりは毛頭ない。
大事にしたい相手やし、待てと言われたら待つ…
ただ……
僕も精神統一してるとはいえ、男やし…
好きな子と一線を超えたいという気持ちはあるわけで…
「………ごめん…まだ…嫌だ…」
「……分かった。花音が嫌なことはせんって誓う。
仏の保科の出番やな」
「何それ…」
「保科が可哀想に思うけど」
「……わかってるよぉ…」
私はぶくぶく…と顔をお湯につける。
最近ミナが忙しいので、このお風呂での相談会が恒例になってきたな…
宗四郎が一線を超えたがってるのは分かってる。
それが、好きでいてくれている証である事も。
ウブな女子高校生でもあるまいし…
経験がないわけでもない。
でも……
「私…毎日毎日…宗四郎を好きになっていくんだよね」
「じゃあなんの問題が?」
「好きすぎて、1歩踏み出せないってやつ?」
こんなに人を好きになった事がないから…
「超えたら……嫌われちゃわないかなって…思って」
「嫌う?むしろ逆でしょ」
「だ、だって私……そんなテクニック持ってないよ!」
「保科をどれだけ変態だと思ってるの…」
呆れ顔のミナ。
分かってる、頭では
宗四郎がそんな人ではないって。
ただなんとなく……
踏み出せない。