愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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余獣に襲われて数日…
自分では気づかなかったが、まぁまぁの怪我で…
しばらく仕事は休みになった。
手、使えないと仕事にならないしなぁ…
白い包帯が巻かれた手でパソコンを開くと、がちゃりと医務室の扉が開く。
ノックせず入ってくる人物は1人しかいない…
「だからノックを…」
「こら、何仕事してるん」
保科さんは開きかけたパソコンをぱたりと閉めてしまう。
「いや…カルテ整理を…」
「あかんあかん。数日は安静に、やろ」
「でも……」
「というわけで……ちょっと付き合ってな」
「……はい?」
よく見たら、保科さんは私服…
今日は非番か…
「今、安静にしろって言わなかった?」
「安静にばっかりしてても体が鈍るで」
「どっちよ!」
「助けたったんやし、お礼に今日は僕に付き合ってもらう」
「う、うわぁ…嫌な感じ…」
まぁたしかに助けて頂きましたけど…
「…水族館…」
見上げた先には可愛いイルカの絵が書かれた建物…
ようこそ!マリンパーク!
と書かれていた。
「なんで…水族館?」
「デートの定番やろ」
「デート!?え?これは…デートなの!?」
「え、ちゃうの?」
い、いや…違うのか聞かれても…
いきなり過ぎて戸惑う。
「……こ、子供みたい…」
恥ずかしくて、それを隠すようにまた可愛げの無いこと言っちゃった…
たまに自分でもこの性格が嫌になってしまう。
「お魚さん、癒されるで〜」
保科さんは、私とは正反対の性格だ。
真っ直ぐで、素直に自分の気持ちを表現するのがうまい…
ちょっと羨ましい…
「?どうしたん?」
怖い顔してるで、と保科さんの指先が額にふれる。
「っ!なんでもない!行くなら早く行こう!イルカショー始まっちゃう!」
「めっちゃ楽しみにしてるやん」
顔が……熱い…
自分では気づかなかったが、まぁまぁの怪我で…
しばらく仕事は休みになった。
手、使えないと仕事にならないしなぁ…
白い包帯が巻かれた手でパソコンを開くと、がちゃりと医務室の扉が開く。
ノックせず入ってくる人物は1人しかいない…
「だからノックを…」
「こら、何仕事してるん」
保科さんは開きかけたパソコンをぱたりと閉めてしまう。
「いや…カルテ整理を…」
「あかんあかん。数日は安静に、やろ」
「でも……」
「というわけで……ちょっと付き合ってな」
「……はい?」
よく見たら、保科さんは私服…
今日は非番か…
「今、安静にしろって言わなかった?」
「安静にばっかりしてても体が鈍るで」
「どっちよ!」
「助けたったんやし、お礼に今日は僕に付き合ってもらう」
「う、うわぁ…嫌な感じ…」
まぁたしかに助けて頂きましたけど…
「…水族館…」
見上げた先には可愛いイルカの絵が書かれた建物…
ようこそ!マリンパーク!
と書かれていた。
「なんで…水族館?」
「デートの定番やろ」
「デート!?え?これは…デートなの!?」
「え、ちゃうの?」
い、いや…違うのか聞かれても…
いきなり過ぎて戸惑う。
「……こ、子供みたい…」
恥ずかしくて、それを隠すようにまた可愛げの無いこと言っちゃった…
たまに自分でもこの性格が嫌になってしまう。
「お魚さん、癒されるで〜」
保科さんは、私とは正反対の性格だ。
真っ直ぐで、素直に自分の気持ちを表現するのがうまい…
ちょっと羨ましい…
「?どうしたん?」
怖い顔してるで、と保科さんの指先が額にふれる。
「っ!なんでもない!行くなら早く行こう!イルカショー始まっちゃう!」
「めっちゃ楽しみにしてるやん」
顔が……熱い…