愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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キャンプファイヤーが炊かれて、皆各々BBQを楽しみ、成人者は羽目を外さない程度にお酒も楽しんでいた。
「色々解決したみたいね」
隣に座っていたミナがふと私にそう言った。
「…ミナって、超能力者なの?私何も話してないよね…」
怖いんだけど…
「保科は人に好かれる性格で、面倒見もいい。だからといって特別な人との差ぐらいは分かってる」
「…な、なんの話?」
私…盗聴器仕掛けられてる?
「亜白隊長~これ、どうします?」
隊員に呼ばれて行ってしまったミナの背中を見つめながらちびっ、とお酒を飲む。
保科副隊長は……
相変わらず囲まれてるなぁ…
「南野先生、飲んでますか?」
「有吉君」
声を掛けてきた有吉君はさっきまでミナがいた場所に座る。
「これ、よかったら」
有吉君が焼けたお肉と一緒に薄いピンク色の飲み物を手渡してくれた。
「これ、何?」
「僕のオリジナルカクテルです!なかなか美味しいですよ!グレープフルーツとピーチで割ってあります」
「へぇ、美味しそう。ってか…カクテルなんか作れるんだ?」
趣味で、と有吉君は恥ずかしそうに笑った。
「……うん、美味しい」
「でしょ?」
色んな才能があるんだなぁ…
「南野先生って、保科副隊長とどういう関係なんですか?」
「え?」
「付き合ってる、とかですか?」
「いや、違う違う。ただの……主治医と隊員………だね」
自分で言っててなんだか悲しくなる…
そう…ただの……
「俺、保科副隊長って苦手で」
「え?」
「なんか、色々完璧だし…非の打ち所がないっていうか…」
「……そうかな?」
私は女子隊員に囲まれてる保科副隊長を見る。
「彼は彼なりに…色々あったと思うよ。」
彼なりの…苦悩と努力…
そんなのがあったんじゃないかな。
……分かん無いけど…
なんとなく…
でも、保科副隊長を苦手だって思う人もいるんだ…
割と誰にでも好かれそうなのに…
「それに………ん…」
「どうしました?」
「いや……なんか…急に………眠…」
視界がぼやぁ…として霞む。
あれ?なんだろ……
目をこすって見るが、全然すっきりしない。
「大丈夫ですか?酔っちゃいました?」
「いや……そんなん、じゃ…」
「先生、お酒弱いんですか?」
「うぅん…強い………け、ど……」
「少しコテージで休みますか?」
「ん……そ、だね…」
疲れちゃったのかな………
「付き添います!」
「い、いぃよ……だい、じょ、ぶ…」
「ダメですよ。フラフラしてて足元暗いし、危ないですよ」
立ち上がる私の肩を有吉君が支えてくれる。
「うぅ〜……ごめん、ね…」
申し訳ない……
「色々解決したみたいね」
隣に座っていたミナがふと私にそう言った。
「…ミナって、超能力者なの?私何も話してないよね…」
怖いんだけど…
「保科は人に好かれる性格で、面倒見もいい。だからといって特別な人との差ぐらいは分かってる」
「…な、なんの話?」
私…盗聴器仕掛けられてる?
「亜白隊長~これ、どうします?」
隊員に呼ばれて行ってしまったミナの背中を見つめながらちびっ、とお酒を飲む。
保科副隊長は……
相変わらず囲まれてるなぁ…
「南野先生、飲んでますか?」
「有吉君」
声を掛けてきた有吉君はさっきまでミナがいた場所に座る。
「これ、よかったら」
有吉君が焼けたお肉と一緒に薄いピンク色の飲み物を手渡してくれた。
「これ、何?」
「僕のオリジナルカクテルです!なかなか美味しいですよ!グレープフルーツとピーチで割ってあります」
「へぇ、美味しそう。ってか…カクテルなんか作れるんだ?」
趣味で、と有吉君は恥ずかしそうに笑った。
「……うん、美味しい」
「でしょ?」
色んな才能があるんだなぁ…
「南野先生って、保科副隊長とどういう関係なんですか?」
「え?」
「付き合ってる、とかですか?」
「いや、違う違う。ただの……主治医と隊員………だね」
自分で言っててなんだか悲しくなる…
そう…ただの……
「俺、保科副隊長って苦手で」
「え?」
「なんか、色々完璧だし…非の打ち所がないっていうか…」
「……そうかな?」
私は女子隊員に囲まれてる保科副隊長を見る。
「彼は彼なりに…色々あったと思うよ。」
彼なりの…苦悩と努力…
そんなのがあったんじゃないかな。
……分かん無いけど…
なんとなく…
でも、保科副隊長を苦手だって思う人もいるんだ…
割と誰にでも好かれそうなのに…
「それに………ん…」
「どうしました?」
「いや……なんか…急に………眠…」
視界がぼやぁ…として霞む。
あれ?なんだろ……
目をこすって見るが、全然すっきりしない。
「大丈夫ですか?酔っちゃいました?」
「いや……そんなん、じゃ…」
「先生、お酒弱いんですか?」
「うぅん…強い………け、ど……」
「少しコテージで休みますか?」
「ん……そ、だね…」
疲れちゃったのかな………
「付き添います!」
「い、いぃよ……だい、じょ、ぶ…」
「ダメですよ。フラフラしてて足元暗いし、危ないですよ」
立ち上がる私の肩を有吉君が支えてくれる。
「うぅ〜……ごめん、ね…」
申し訳ない……