愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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1時間近く並んで…
やっとカフェに入れた。
注文したのはモンブランと紅茶。
保科副隊長はモンブランとコーヒー。
「ん……うま…」
1口口に入れて、彼は小さく笑う。
その笑顔がちょっと子供みたいに見えて私も笑った。
本当に好きなんだ…
たしかに、美味しいし並んだかいがあったなぁ。
ぱくっ、と1口食べると、保科副隊長がふっと笑う。
「ん?」
「…口、クリームついてますよ」
「え!?」
どこ!?と慌てて顔を触った私に、 保科副隊長の手が伸びてくる。
え………
「ここ」
長くて細い指先が口元にふれた。
あまりのスムーズな動作に私は一瞬固まる……
クリームがついた指を自分の口元に運んだ彼に、私は一気に顔が熱くなった。
「なっ…」
「うん、上手い」
い、いやいや!上手いじゃなくて!!
今何した!?
心臓が異様なぐらいはねている。
「ははは、顔真っ赤…」
「あ、当たり前じゃないですか!」
不意打ちすぎる!
顔を赤くする私とは裏腹に涼しい顔をしている保科副隊長。
な、慣れてるのかな……こういうの…
そう思ったのと同時に…ちょっと悲しくなる。
意識してません……って事かな…
なんだか自分だけ…
恥ずかしいな。
「美味しかったですね」
「はい、並んだ甲斐がありましたね」
カフェを出て満足げな保科副隊長。
本当にモンブラン好きなんだな…
「南野先生」
「?はい」
「この後、もうちょとだけ付き合ってくれません?」
「?大丈夫、ですけど…どこ行くんですか?」
今日は非番だし、やる事はない。
帰ってもカルテ整理か、研究所に行くかしかなかった。
首を傾げて見上げる私に保科副隊長は口元に指をあてると、内緒です。と笑う。
なんだかちょっと不安だが……
まだもう少し一緒にいたいな、と思う自分もいて…
「…………」
って………何故こんな意識してるんだ、私!
「?どうかしました?」
「!あ、い、いえ!」
頭を抱えていた私を不思議そうに見る保科副隊長。
「な、なんでもないです!」
慌てて首をフルフル横に振る。
や、やだな…
顔、赤くなってないだろうか…
やっとカフェに入れた。
注文したのはモンブランと紅茶。
保科副隊長はモンブランとコーヒー。
「ん……うま…」
1口口に入れて、彼は小さく笑う。
その笑顔がちょっと子供みたいに見えて私も笑った。
本当に好きなんだ…
たしかに、美味しいし並んだかいがあったなぁ。
ぱくっ、と1口食べると、保科副隊長がふっと笑う。
「ん?」
「…口、クリームついてますよ」
「え!?」
どこ!?と慌てて顔を触った私に、 保科副隊長の手が伸びてくる。
え………
「ここ」
長くて細い指先が口元にふれた。
あまりのスムーズな動作に私は一瞬固まる……
クリームがついた指を自分の口元に運んだ彼に、私は一気に顔が熱くなった。
「なっ…」
「うん、上手い」
い、いやいや!上手いじゃなくて!!
今何した!?
心臓が異様なぐらいはねている。
「ははは、顔真っ赤…」
「あ、当たり前じゃないですか!」
不意打ちすぎる!
顔を赤くする私とは裏腹に涼しい顔をしている保科副隊長。
な、慣れてるのかな……こういうの…
そう思ったのと同時に…ちょっと悲しくなる。
意識してません……って事かな…
なんだか自分だけ…
恥ずかしいな。
「美味しかったですね」
「はい、並んだ甲斐がありましたね」
カフェを出て満足げな保科副隊長。
本当にモンブラン好きなんだな…
「南野先生」
「?はい」
「この後、もうちょとだけ付き合ってくれません?」
「?大丈夫、ですけど…どこ行くんですか?」
今日は非番だし、やる事はない。
帰ってもカルテ整理か、研究所に行くかしかなかった。
首を傾げて見上げる私に保科副隊長は口元に指をあてると、内緒です。と笑う。
なんだかちょっと不安だが……
まだもう少し一緒にいたいな、と思う自分もいて…
「…………」
って………何故こんな意識してるんだ、私!
「?どうかしました?」
「!あ、い、いえ!」
頭を抱えていた私を不思議そうに見る保科副隊長。
「な、なんでもないです!」
慌てて首をフルフル横に振る。
や、やだな…
顔、赤くなってないだろうか…