愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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待ち合わせは基地の外にした。
同じ場所に住んでるのだから一緒にいってもいいのだが……
なんとなく…周りの視線が気になって…
「南野先生」
呼ばれて振り返ると私服の保科副隊長が手を振って歩いて来た。
私服…おしゃれだな。
隊服やスーツとはまた違ってて…
ちょっとどきっとしてしまう。
「お待たせしました」
「あ…わ、私も今来ました」
「行きましょか」
「…あの…どこに?」
「先生、モンブラン好きですか?」
「え?モンブラン…ですか?まぁ…好き、ですね」
ん?モンブラン?
「駅前にできたカフェなんですけど…モンブランがめっちゃ美味しいらしくて。
あ、僕、モンブラン好きで…」
「そうなんですね」
意外…
駅前までくると、一際賑わう店があった。
うわ…凄い人の列…
並んでいるのはほとんどが女性。
「あの店、ですよね?」
「はい。うわぁ…凄い並んどんな…
先生、並ぶんは平気ですか?」
「あ、はい!大丈夫です」
頷く私に保科副隊長は少しほっとした顔をする。
私達は最後尾に並んだ。
「凄い人気ですね」
「この前テレビで特集してて…なんか女の子ばっかり並んでるから、1人では行きずらいなって」
そう言った保科副隊長に私はああ…と納得。
なるほど…
ただ単に1人で並ぶのが恥ずかしかっただけか。
だから私を……
まだこちらに来て日も浅い彼にとって唯一の女の知り合いらしきものが私とミナ。
ミナは忙しいし…
残った私、ってわけか。
妙に納得しつつも………
どこかモヤッとしてる自分もいる。
なんでちょっと悲しい、と思ってるんだろ。
同じ場所に住んでるのだから一緒にいってもいいのだが……
なんとなく…周りの視線が気になって…
「南野先生」
呼ばれて振り返ると私服の保科副隊長が手を振って歩いて来た。
私服…おしゃれだな。
隊服やスーツとはまた違ってて…
ちょっとどきっとしてしまう。
「お待たせしました」
「あ…わ、私も今来ました」
「行きましょか」
「…あの…どこに?」
「先生、モンブラン好きですか?」
「え?モンブラン…ですか?まぁ…好き、ですね」
ん?モンブラン?
「駅前にできたカフェなんですけど…モンブランがめっちゃ美味しいらしくて。
あ、僕、モンブラン好きで…」
「そうなんですね」
意外…
駅前までくると、一際賑わう店があった。
うわ…凄い人の列…
並んでいるのはほとんどが女性。
「あの店、ですよね?」
「はい。うわぁ…凄い並んどんな…
先生、並ぶんは平気ですか?」
「あ、はい!大丈夫です」
頷く私に保科副隊長は少しほっとした顔をする。
私達は最後尾に並んだ。
「凄い人気ですね」
「この前テレビで特集してて…なんか女の子ばっかり並んでるから、1人では行きずらいなって」
そう言った保科副隊長に私はああ…と納得。
なるほど…
ただ単に1人で並ぶのが恥ずかしかっただけか。
だから私を……
まだこちらに来て日も浅い彼にとって唯一の女の知り合いらしきものが私とミナ。
ミナは忙しいし…
残った私、ってわけか。
妙に納得しつつも………
どこかモヤッとしてる自分もいる。
なんでちょっと悲しい、と思ってるんだろ。