愛しき君に、花束を…(怪獣8号長編)
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「南野先生は、何食べます?僕は〜」
ん〜と食堂のメニューと睨めっこする姿は、つい数分前に怪獣を討伐してきたとは到底思えない。
無事に本獣も討伐され、けが人も出なかった。
「私は…蕎麦と……おはぎで」
「?おはぎ?好きなんですか?」
「はい。子供の時から好きで」
蕎麦を受け取り保科副隊長と共に近くの席に向かい合わせに座る。
「おはぎなら、関西の…京都に美味しい店がありますよ」
「京都かぁ…行ったことないですね。でもたしかに和菓子が美味しそうですね」
「今度一緒に行きます?」
「…はい?」
一緒にって……え?京都に?
驚いてる私にさらりと、そう言った彼はうどんをすする。
え?冗談?
保科副隊長は関西の出だ…
冗談のつもりで言ったのか、判断がつかない…
「す、凄かったですね、保科副隊長」
とりあえず話を変えてみよう…
「オペレーションルームで見てたんですが、なんというか…瞬きしたら全部終わってた、みたいな」
私がそう言うと、保科副隊長は笑う。
「え?何か面白いこと言いました?」
「いや…なんか言い方が…あまりにも…」
へ、変だったかな?
…保科副隊長のツボが分かんないや…
「あ…そうだ。さっきの、すみませんでした」
「?」
「…私…不安そうな顔してて…その…気を使わせてしまって。
反省しました」
防衛隊の人達の方が不安なはずなのに…
「なんで謝るんですか?…僕は…第3部隊の隊員達が羨ましくなりましたよ」
「え?」
「こんなに先生に心配してもらって、幸せもんやな〜って。
同時に、あ、僕もその仲間入りしたんやな〜って思いました」
「…保科副隊長…」
「やし、謝る必要もなんも、ないですよ」
そう言って笑った彼に、少し胸がきゅっ、となった。
「そういえば…先生は非番とかあるんですか?」
「は、はい。もちろん」
頷く私に保科副隊長はん〜と上を向くと何か思いついたように私を見て笑う。
「非番の日、出かけません?」
「………へ?」
ん〜と食堂のメニューと睨めっこする姿は、つい数分前に怪獣を討伐してきたとは到底思えない。
無事に本獣も討伐され、けが人も出なかった。
「私は…蕎麦と……おはぎで」
「?おはぎ?好きなんですか?」
「はい。子供の時から好きで」
蕎麦を受け取り保科副隊長と共に近くの席に向かい合わせに座る。
「おはぎなら、関西の…京都に美味しい店がありますよ」
「京都かぁ…行ったことないですね。でもたしかに和菓子が美味しそうですね」
「今度一緒に行きます?」
「…はい?」
一緒にって……え?京都に?
驚いてる私にさらりと、そう言った彼はうどんをすする。
え?冗談?
保科副隊長は関西の出だ…
冗談のつもりで言ったのか、判断がつかない…
「す、凄かったですね、保科副隊長」
とりあえず話を変えてみよう…
「オペレーションルームで見てたんですが、なんというか…瞬きしたら全部終わってた、みたいな」
私がそう言うと、保科副隊長は笑う。
「え?何か面白いこと言いました?」
「いや…なんか言い方が…あまりにも…」
へ、変だったかな?
…保科副隊長のツボが分かんないや…
「あ…そうだ。さっきの、すみませんでした」
「?」
「…私…不安そうな顔してて…その…気を使わせてしまって。
反省しました」
防衛隊の人達の方が不安なはずなのに…
「なんで謝るんですか?…僕は…第3部隊の隊員達が羨ましくなりましたよ」
「え?」
「こんなに先生に心配してもらって、幸せもんやな〜って。
同時に、あ、僕もその仲間入りしたんやな〜って思いました」
「…保科副隊長…」
「やし、謝る必要もなんも、ないですよ」
そう言って笑った彼に、少し胸がきゅっ、となった。
「そういえば…先生は非番とかあるんですか?」
「は、はい。もちろん」
頷く私に保科副隊長はん〜と上を向くと何か思いついたように私を見て笑う。
「非番の日、出かけません?」
「………へ?」