第2章
夢小説設定
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「え!?双葉里依紗じゃなかったの!?」
「うん…多分」
教室に来て、なっちゃんに下駄箱であった事を話していた。
「ん〜…あれが犯人じゃないとしたら…誰?六花を相当恨んでるって事でしょ?」
「そ、そんな恨みをかうようなこと…」
未来の弁護士だった時の私ならありうるが…
今は自分でいうのもなんだが純粋な15歳だ。
恨まれる事はしていないはず。
「でも、今朝はもう入ってなくて…」
「そりゃあ、あんた…昨日あれだけの護衛連れてきてたら誰でも怖くなるでしょうよ」
まぁ里依紗は惚れちゃったみたいだけど…となっちゃんは苦笑い。
「どういう知り合いよ」
「幼なじみなんだけど…ね」
「ふ~ん、不良だったけどイケメンだったよね〜現場にいた女子らがきゃーきゃー騒いでたよ。うちの学校にはいない、って」
「そ、そう…」
ちょっと複雑で…胸がモヤモヤする。
この感情は知ってる。
ヤキモチ…だ。
「にしても、何だったのかねーあれは」
「うん…」
「まぁ、止んだんならもう悩むことないじゃん。」
たしかにそうだ…悩みの種は消えた。
でもなんだろう…
スッキリしないこの感じ。
「道成寺」
「?あ、お、おはよ!田村君。」
名前を呼ばれて振り返るとそこには田村君。
「うん、おはょ。聞いたよ、手紙…無くなったんだってな。よかったな」
「ありがとう。田村君にも色々助けてもらっちゃって…」
「俺は何もしてないよ。あ、そうだこれ…」
「?」
田村君は思いだしたようにカバンから何か出すと私に渡す。
「?手紙?」
「うん、なんかよく分からないんだけど…校門前で渡された。道成寺の事知ってるか?って…知ってたら渡すようにって」
「?」
「もしやラブレター?」
「ま、まさか…」
ニヤニヤするなっちゃんを横目に私は手紙をひらく。
「え…」
私は手紙を読んでパッと田村君を見た。
「これ、もらったのいつ!?」
「え?ついさっきだけど」
私は立ち上がると、窓を開けて校門を見下ろす。
でも、私が思った相手はそこにはいなくて…
もう一度手紙を見た。
そこには見知らぬ住所と、ここで放課後待ってる…というメッセージ。
そして…
「マイキー…」
彼の名前。
「うん…多分」
教室に来て、なっちゃんに下駄箱であった事を話していた。
「ん〜…あれが犯人じゃないとしたら…誰?六花を相当恨んでるって事でしょ?」
「そ、そんな恨みをかうようなこと…」
未来の弁護士だった時の私ならありうるが…
今は自分でいうのもなんだが純粋な15歳だ。
恨まれる事はしていないはず。
「でも、今朝はもう入ってなくて…」
「そりゃあ、あんた…昨日あれだけの護衛連れてきてたら誰でも怖くなるでしょうよ」
まぁ里依紗は惚れちゃったみたいだけど…となっちゃんは苦笑い。
「どういう知り合いよ」
「幼なじみなんだけど…ね」
「ふ~ん、不良だったけどイケメンだったよね〜現場にいた女子らがきゃーきゃー騒いでたよ。うちの学校にはいない、って」
「そ、そう…」
ちょっと複雑で…胸がモヤモヤする。
この感情は知ってる。
ヤキモチ…だ。
「にしても、何だったのかねーあれは」
「うん…」
「まぁ、止んだんならもう悩むことないじゃん。」
たしかにそうだ…悩みの種は消えた。
でもなんだろう…
スッキリしないこの感じ。
「道成寺」
「?あ、お、おはよ!田村君。」
名前を呼ばれて振り返るとそこには田村君。
「うん、おはょ。聞いたよ、手紙…無くなったんだってな。よかったな」
「ありがとう。田村君にも色々助けてもらっちゃって…」
「俺は何もしてないよ。あ、そうだこれ…」
「?」
田村君は思いだしたようにカバンから何か出すと私に渡す。
「?手紙?」
「うん、なんかよく分からないんだけど…校門前で渡された。道成寺の事知ってるか?って…知ってたら渡すようにって」
「?」
「もしやラブレター?」
「ま、まさか…」
ニヤニヤするなっちゃんを横目に私は手紙をひらく。
「え…」
私は手紙を読んでパッと田村君を見た。
「これ、もらったのいつ!?」
「え?ついさっきだけど」
私は立ち上がると、窓を開けて校門を見下ろす。
でも、私が思った相手はそこにはいなくて…
もう一度手紙を見た。
そこには見知らぬ住所と、ここで放課後待ってる…というメッセージ。
そして…
「マイキー…」
彼の名前。