第2章
夢小説設定
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この言葉が…
気持ちが
どうか12年後の彼にも
伝わりますように。
貴方が好きだと、愛しいのだと…
何よりも
大好きなのだと…
「……………」
しばらく時間が過ぎたように感じる…
マイキーからは何も反応がなくて…
ちょっと心配になった私はチラッと彼を見あげようと顔を動かしたのと同時…
バッとマイキーが私の肩を掴むと勢いよく体を引き離す。
「なっ、なんで今言うんだよ!」
「へ?」
マイキーは耳を赤くしながらものすごく戸惑ったように声をあげる。
「な、なんでって…いや…なんか言いたくなって…」
「タイミング考えるだろ、普通!」
タ、タイミングって…
「いや、私的には今が絶好のタイミングだったんだけど…え?何?お、怒ってる?」
「怒ってねぇよ!」
お、怒ってるじゃん…
さっきの甘く切ない雰囲気から一転…
え?何、この展開…
「伝えない方が…よかった、の?」
不安げに揺れた私の瞳にマイキーが「…ちげぇよ」と言いながら髪をかきあげる。
「なんで…先に言うんだよ…」
「え…?」
マイキーは少し拗ねたように口を尖らせてから私の手をそっと握った。
「…それは…俺が先に言うつもりだった」
「!」
「でも、六花は記憶を取り戻したいって…それを優先させるべきだと思ったから…
まだ言わないつもりだった」
なのに、お前…とマイキーはため息。
まさかのマイキーの言葉に、私は自分の顔に熱が集中するのが分かった。
そ、それって…だって…
「っ…ご、ごめん!
だ、だって!言いたくなっちゃったんだもん!
…私はマイキーの事、」
「だから待てって!」
「むぐっ!」
マイキーが私の口を手で塞ぐ。
「次は俺の番だろ」
「!」
そう言ったマイキーに私の胸がドキドキ鳴りはじめた…
マイキーは私を真っ直ぐ見つめると、少し頬を赤くした。
こんなマイキーを見れるのは私だけ?なんて思うと…ドキドキがどんどん大きくなる。
「俺は…六花の事…」
マイキーの瞳に私がうつって…ドキドキしすぎて倒れてしまいそう…
でもその続きを聞きたくて…
マイキーと繋がった手に、力をこめた。
「俺は、お前が、す「おにいたァ〜ん」
………………………………………ん?
おにぃ…たん?
私とマイキーは目を合わせてから、ふと足元を見下ろす。
そこにはいつの間に現れたのか…マイキーのズボンを引っ張ってる1人の小さな男の子と、その男の子と手を繋いだ小さな女の子…
制服をきてるあたり、幼稚園児ぐらいだろうか?
あ、あら…か、可愛い…
今、マイキーの言葉を遮った可愛い主は彼に違いなさそうだ…
「おにぃたん達、ちゅ〜好き~しゅるの?」
「きゃ〜ちゅ〜好き〜はじゅかちぃ〜」
男の子の質問に何故かむちゃくちゃ照れてる女の子。
さ、最近の幼稚園児はこんな事を言うようになったの?と心底驚く。
「ねぇねぇ!ちゅ〜しゅるの?」
マイキーのズボンを引っ張る男の子。
「は、はぁ!?しねぇよ!」
「え〜しないの〜?おにぃたん、いくじなし~なぁーんだ!」
「いくじゅなし〜」
「なっ…」
まさかの幼稚園児に喧嘩をうられる東卍総長。
思わず、グッと拳を握るマイキー。
「…マ、マイキー、分かってると思うけど…子供、だからね?」
ないと思うが一応止めておく。
「ちーたん達はもうちゅ〜ちたよね〜?」
「ね〜」
ま、まじか…
「おにぃたん、はやくちゅ〜しないと、おねぇたん、ほかのおにぃたんにとられちゃ〜よ!」
「なっ…」
「おねぇたんかーいーからねー」
「あ、ありがとう!」
「がきんちょに言われて喜ぶなよ!」
「だ、だって…」
可愛いって言われて嬉しくない女子いますか!?
「こ、こらこら!ター君、ちーたん!ダメよ!
邪魔しちゃ!ど、どうもす、すみません!」
「い、いえ…」
幼稚園の先生だろうか、慌てた様子で駆け寄って来ると、2人の手を引っ張っていく。
「おにぃたん!おとこぎ、みせろよ!」
「ろよ!」
「ぐっ…」
「おねぇたんバイバーイ」
「バイバーイ!」
「あ…えっと…バ、バイバーイ…」
手を振りながら2人はペコペコ頭を下げている先生に連れていかれた…
な、なんだったんだ…
気持ちが
どうか12年後の彼にも
伝わりますように。
貴方が好きだと、愛しいのだと…
何よりも
大好きなのだと…
「……………」
しばらく時間が過ぎたように感じる…
マイキーからは何も反応がなくて…
ちょっと心配になった私はチラッと彼を見あげようと顔を動かしたのと同時…
バッとマイキーが私の肩を掴むと勢いよく体を引き離す。
「なっ、なんで今言うんだよ!」
「へ?」
マイキーは耳を赤くしながらものすごく戸惑ったように声をあげる。
「な、なんでって…いや…なんか言いたくなって…」
「タイミング考えるだろ、普通!」
タ、タイミングって…
「いや、私的には今が絶好のタイミングだったんだけど…え?何?お、怒ってる?」
「怒ってねぇよ!」
お、怒ってるじゃん…
さっきの甘く切ない雰囲気から一転…
え?何、この展開…
「伝えない方が…よかった、の?」
不安げに揺れた私の瞳にマイキーが「…ちげぇよ」と言いながら髪をかきあげる。
「なんで…先に言うんだよ…」
「え…?」
マイキーは少し拗ねたように口を尖らせてから私の手をそっと握った。
「…それは…俺が先に言うつもりだった」
「!」
「でも、六花は記憶を取り戻したいって…それを優先させるべきだと思ったから…
まだ言わないつもりだった」
なのに、お前…とマイキーはため息。
まさかのマイキーの言葉に、私は自分の顔に熱が集中するのが分かった。
そ、それって…だって…
「っ…ご、ごめん!
だ、だって!言いたくなっちゃったんだもん!
…私はマイキーの事、」
「だから待てって!」
「むぐっ!」
マイキーが私の口を手で塞ぐ。
「次は俺の番だろ」
「!」
そう言ったマイキーに私の胸がドキドキ鳴りはじめた…
マイキーは私を真っ直ぐ見つめると、少し頬を赤くした。
こんなマイキーを見れるのは私だけ?なんて思うと…ドキドキがどんどん大きくなる。
「俺は…六花の事…」
マイキーの瞳に私がうつって…ドキドキしすぎて倒れてしまいそう…
でもその続きを聞きたくて…
マイキーと繋がった手に、力をこめた。
「俺は、お前が、す「おにいたァ〜ん」
………………………………………ん?
おにぃ…たん?
私とマイキーは目を合わせてから、ふと足元を見下ろす。
そこにはいつの間に現れたのか…マイキーのズボンを引っ張ってる1人の小さな男の子と、その男の子と手を繋いだ小さな女の子…
制服をきてるあたり、幼稚園児ぐらいだろうか?
あ、あら…か、可愛い…
今、マイキーの言葉を遮った可愛い主は彼に違いなさそうだ…
「おにぃたん達、ちゅ〜好き~しゅるの?」
「きゃ〜ちゅ〜好き〜はじゅかちぃ〜」
男の子の質問に何故かむちゃくちゃ照れてる女の子。
さ、最近の幼稚園児はこんな事を言うようになったの?と心底驚く。
「ねぇねぇ!ちゅ〜しゅるの?」
マイキーのズボンを引っ張る男の子。
「は、はぁ!?しねぇよ!」
「え〜しないの〜?おにぃたん、いくじなし~なぁーんだ!」
「いくじゅなし〜」
「なっ…」
まさかの幼稚園児に喧嘩をうられる東卍総長。
思わず、グッと拳を握るマイキー。
「…マ、マイキー、分かってると思うけど…子供、だからね?」
ないと思うが一応止めておく。
「ちーたん達はもうちゅ〜ちたよね〜?」
「ね〜」
ま、まじか…
「おにぃたん、はやくちゅ〜しないと、おねぇたん、ほかのおにぃたんにとられちゃ〜よ!」
「なっ…」
「おねぇたんかーいーからねー」
「あ、ありがとう!」
「がきんちょに言われて喜ぶなよ!」
「だ、だって…」
可愛いって言われて嬉しくない女子いますか!?
「こ、こらこら!ター君、ちーたん!ダメよ!
邪魔しちゃ!ど、どうもす、すみません!」
「い、いえ…」
幼稚園の先生だろうか、慌てた様子で駆け寄って来ると、2人の手を引っ張っていく。
「おにぃたん!おとこぎ、みせろよ!」
「ろよ!」
「ぐっ…」
「おねぇたんバイバーイ」
「バイバーイ!」
「あ…えっと…バ、バイバーイ…」
手を振りながら2人はペコペコ頭を下げている先生に連れていかれた…
な、なんだったんだ…