第2章
夢小説設定
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………………あれ?
くるはずの衝撃、痛み…それを覚悟していたがそれはこなかった。
え?なんで………
私は恐る恐る瞳を開くと見えた黒い背中と揺れる金にハッとした。
なん、で………
「マイ、キー?」
目の前には、私の大切な人がいた。
私と里依紗の間に立って、振り下げられる予定だった彼女の手首をマイキーが掴んでいる。
何がなんだか分からない状態は周りも、里依紗も同じ。
いきなり現れた知らない学ラン男子に手首を掴まれているのだから当然といえば当然だ。
「な、なんでここにいるの!マイキー!」
「よっ、六花」
「なっ!けんちゃんまで!」
後ろから声がしたとおもって振り返った先には壁にもたれながらしゃがんでるけんちゃん。
な、なんで二人がいるの!
「あんたが、六花に嫌がらせしてるやつ?」
「な、な、なっ!あんた誰!?」
うん、そりゃ、そうなるよね…
里依紗は掴まれた腕を離そうとするが、まったくびくともしない。
それどころかマイキーの視線に顔が青くなってきていて今にも倒れてしまいそうだ。
「ま、マイキー!」
私は里依紗を掴んでるマイキーの腕を掴む。
やめて、という意味をこめて。
でも、マイキーは離そうとしない。
助けを求めるようにけんちゃんを見ると、やれやれ、とばかりに髪をかく。
「マイキー!分かってるとは思うけどよ」
「分かってる。六花が嫌がることはしないし、俺は女は殴らねぇ」
マイキー…
「でも…」
「!」
グッと里依紗を掴む手に力が入る。
「六花をまた傷つける気なら…
俺はあんたをぶん殴る。女でもな」
そう言うとマイキーは里依紗の手を解放し、そのまま私の手を掴む。
「えっ!あっ!ちょっ!マイキー!どこに?」
私は手を引かれるままマイキーに連行されてしまった。
一方…取り残された里依紗達とギャラリー。
「り、里依紗!大丈夫!?」
へたりこんだままの里依紗に取り巻き二人が駆け寄る。
ボーっとしてる里依紗。
「………いい」
「え?な、なんて?」
「かっこ、いい……」
「はぁ!?」
ポーっとした里依紗の瞳は完全にハートマークで‥恋する乙女の、それで…
取り巻き二人は顔を見合わせる。
「かっこいい!!なんなのあのイケメン!誰!誰なの!!」
くるはずの衝撃、痛み…それを覚悟していたがそれはこなかった。
え?なんで………
私は恐る恐る瞳を開くと見えた黒い背中と揺れる金にハッとした。
なん、で………
「マイ、キー?」
目の前には、私の大切な人がいた。
私と里依紗の間に立って、振り下げられる予定だった彼女の手首をマイキーが掴んでいる。
何がなんだか分からない状態は周りも、里依紗も同じ。
いきなり現れた知らない学ラン男子に手首を掴まれているのだから当然といえば当然だ。
「な、なんでここにいるの!マイキー!」
「よっ、六花」
「なっ!けんちゃんまで!」
後ろから声がしたとおもって振り返った先には壁にもたれながらしゃがんでるけんちゃん。
な、なんで二人がいるの!
「あんたが、六花に嫌がらせしてるやつ?」
「な、な、なっ!あんた誰!?」
うん、そりゃ、そうなるよね…
里依紗は掴まれた腕を離そうとするが、まったくびくともしない。
それどころかマイキーの視線に顔が青くなってきていて今にも倒れてしまいそうだ。
「ま、マイキー!」
私は里依紗を掴んでるマイキーの腕を掴む。
やめて、という意味をこめて。
でも、マイキーは離そうとしない。
助けを求めるようにけんちゃんを見ると、やれやれ、とばかりに髪をかく。
「マイキー!分かってるとは思うけどよ」
「分かってる。六花が嫌がることはしないし、俺は女は殴らねぇ」
マイキー…
「でも…」
「!」
グッと里依紗を掴む手に力が入る。
「六花をまた傷つける気なら…
俺はあんたをぶん殴る。女でもな」
そう言うとマイキーは里依紗の手を解放し、そのまま私の手を掴む。
「えっ!あっ!ちょっ!マイキー!どこに?」
私は手を引かれるままマイキーに連行されてしまった。
一方…取り残された里依紗達とギャラリー。
「り、里依紗!大丈夫!?」
へたりこんだままの里依紗に取り巻き二人が駆け寄る。
ボーっとしてる里依紗。
「………いい」
「え?な、なんて?」
「かっこ、いい……」
「はぁ!?」
ポーっとした里依紗の瞳は完全にハートマークで‥恋する乙女の、それで…
取り巻き二人は顔を見合わせる。
「かっこいい!!なんなのあのイケメン!誰!誰なの!!」