第2章
夢小説設定
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マンションのエントランスに入っていく六花の背中に視線を送って、場地は歩みを止める。
そして眉間に皺をよせて振り返った。
「…コソコソしてねぇで出て来やがれ」
夜道に場地の声が響く。
「バレてんだよ。ずっと付けてきやがって」
暗闇から返事は無い。
場地は髪をかきあげるとため息をつく。
「…あいつに、六花になんかしてみろ。
命ねぇぞ、テメェ……」
ザーッと夜風が場地の髪を揺らした。
「……………こねぇ」
「あ?」
携帯と睨めっこしながら口を尖らせたマイキーに隣にいたドラケンが彼を見下ろす。
「?何がこねぇって?」
近くでバイクに跨っていた三ツ谷もマイキーを見る。
「はぁ…六花からメールの返事がねぇって不機嫌なんだよ」
呆れ顔のドラケンはため息をもらす。
「なんて送ったんだよ?」
「…元気か?って」
「ぶっ!」
「え?それだけ?」
「なんだよ?わりぃかよ!」
皆の呆れたような表情にマイキーが眉間に皺を寄せると立ち上がる。
「ま、まぁ…六花だって忙しいんだろ?んな四六時中携帯にかじりついてねぇよ」
つか、電話しろよ!と三ツ谷。
「でもよ〜六花のやつ、可愛くなったよな〜彼氏の1人や2人いてもおかしく、」
「ぱー!」
パンを齧りながら言ったぱーちんに三ツ谷が慌てて止めたが、時遅し…
ボーゼンとしたマイキーと目があって三ツ谷とドラケンが面倒くさくなってきた、というような顔をする。
「え?六花って…彼氏、いる、のか?」
「そりゃ、あんだけ可愛くて頭よかったら、」
「もう黙ってろ。ぱー。…俺らだって知らねぇけどよ、まぁ…俺らとつるんでる時点でいねぇんじゃねぇか?」
「だな」
つか、本人に聞けよ、とドラケンは心の中で思う。
たしかに久々に再会した六花はかなり可愛くなっていた。
小学生の時もやはり可愛かったが、中学生になりますます綺麗なっていて…
しかも県内1の進学校に通っていて、頭もいいとなれば、男は放っておきはしないだろう。
でも…
マイキー以外のメンバーがみるに…
六花は昔も今もマイキーが好きだ。
六花のマイキーを見つめる瞳は明らかに恋する、それで…
記憶を無くしていてもまた彼女は彼に恋をしている。
そして眉間に皺をよせて振り返った。
「…コソコソしてねぇで出て来やがれ」
夜道に場地の声が響く。
「バレてんだよ。ずっと付けてきやがって」
暗闇から返事は無い。
場地は髪をかきあげるとため息をつく。
「…あいつに、六花になんかしてみろ。
命ねぇぞ、テメェ……」
ザーッと夜風が場地の髪を揺らした。
「……………こねぇ」
「あ?」
携帯と睨めっこしながら口を尖らせたマイキーに隣にいたドラケンが彼を見下ろす。
「?何がこねぇって?」
近くでバイクに跨っていた三ツ谷もマイキーを見る。
「はぁ…六花からメールの返事がねぇって不機嫌なんだよ」
呆れ顔のドラケンはため息をもらす。
「なんて送ったんだよ?」
「…元気か?って」
「ぶっ!」
「え?それだけ?」
「なんだよ?わりぃかよ!」
皆の呆れたような表情にマイキーが眉間に皺を寄せると立ち上がる。
「ま、まぁ…六花だって忙しいんだろ?んな四六時中携帯にかじりついてねぇよ」
つか、電話しろよ!と三ツ谷。
「でもよ〜六花のやつ、可愛くなったよな〜彼氏の1人や2人いてもおかしく、」
「ぱー!」
パンを齧りながら言ったぱーちんに三ツ谷が慌てて止めたが、時遅し…
ボーゼンとしたマイキーと目があって三ツ谷とドラケンが面倒くさくなってきた、というような顔をする。
「え?六花って…彼氏、いる、のか?」
「そりゃ、あんだけ可愛くて頭よかったら、」
「もう黙ってろ。ぱー。…俺らだって知らねぇけどよ、まぁ…俺らとつるんでる時点でいねぇんじゃねぇか?」
「だな」
つか、本人に聞けよ、とドラケンは心の中で思う。
たしかに久々に再会した六花はかなり可愛くなっていた。
小学生の時もやはり可愛かったが、中学生になりますます綺麗なっていて…
しかも県内1の進学校に通っていて、頭もいいとなれば、男は放っておきはしないだろう。
でも…
マイキー以外のメンバーがみるに…
六花は昔も今もマイキーが好きだ。
六花のマイキーを見つめる瞳は明らかに恋する、それで…
記憶を無くしていてもまた彼女は彼に恋をしている。