第2章
夢小説設定
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「はぁ…」
昨夜はまったくといっていいほど眠れなかった。
体に感じた彼の体温…匂い…
それが忘れられなくて…
「…って変態か、私は」
「誰が変態?」
「え?…うわっ!な、なっちゃん!」
突然目の前に現れたなっちゃんのドアップに私は驚く。
ああ、そうだ…ここ教室だった。
「あんた、ホント大丈夫?この前といい、今日も…自分のクラスも席も忘れちゃうし」
首を傾げるなっちゃんが変に思うのも当たり前だろう。
だって、12年もたってるんだよ?
何組だったかとか、席がどこだったか?なんて覚えてるはずがない。
そもそも学校自体が懐かしすぎて…朝から行き方すら分からなかったのだから。
寝ぼけて電車乗って出勤しそうになったわ…
「まぁもうすぐテストだしね。気がおかしくなるのは分かるよ」
「え?あ…うん、まぁそう、だね?」
気がおかしくなってるのはまったく違うものなのだが…
「あ…そういえば田村君に朝会ったよ」
「え?…………あ」
しまった、とばかりに私は顔を覆う。
すっかり忘れていた。
「六花に何回もメールしたけど返事がないってへこんでたけど」
「え!?嘘!」
私は慌てて携帯を開く。
ガラケーが久々すぎて扱いにくい…
「うわぁー」
メールボックスに未読メールが10件。
全部田村君からだ。
「…あ、噂をすればなんとやら」
なっちゃんがニヤッと笑うと廊下の方を指さす。
「旦那、きたよ」
旦那って…
振り返ってみると、そこにはThe爽やかって言葉がピッタリの好青年…
少し気まずげにこちらに手を振ってる。
「…ちょ、ちょっと行ってくる」
「ごゆっくり〜」
昨夜はまったくといっていいほど眠れなかった。
体に感じた彼の体温…匂い…
それが忘れられなくて…
「…って変態か、私は」
「誰が変態?」
「え?…うわっ!な、なっちゃん!」
突然目の前に現れたなっちゃんのドアップに私は驚く。
ああ、そうだ…ここ教室だった。
「あんた、ホント大丈夫?この前といい、今日も…自分のクラスも席も忘れちゃうし」
首を傾げるなっちゃんが変に思うのも当たり前だろう。
だって、12年もたってるんだよ?
何組だったかとか、席がどこだったか?なんて覚えてるはずがない。
そもそも学校自体が懐かしすぎて…朝から行き方すら分からなかったのだから。
寝ぼけて電車乗って出勤しそうになったわ…
「まぁもうすぐテストだしね。気がおかしくなるのは分かるよ」
「え?あ…うん、まぁそう、だね?」
気がおかしくなってるのはまったく違うものなのだが…
「あ…そういえば田村君に朝会ったよ」
「え?…………あ」
しまった、とばかりに私は顔を覆う。
すっかり忘れていた。
「六花に何回もメールしたけど返事がないってへこんでたけど」
「え!?嘘!」
私は慌てて携帯を開く。
ガラケーが久々すぎて扱いにくい…
「うわぁー」
メールボックスに未読メールが10件。
全部田村君からだ。
「…あ、噂をすればなんとやら」
なっちゃんがニヤッと笑うと廊下の方を指さす。
「旦那、きたよ」
旦那って…
振り返ってみると、そこにはThe爽やかって言葉がピッタリの好青年…
少し気まずげにこちらに手を振ってる。
「…ちょ、ちょっと行ってくる」
「ごゆっくり〜」