第2章
夢小説設定
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「あ〜腹いっぱい!」
「マイキー珍しいね、寝てないじゃん」
ファミレスから出ると綺麗な満月が出ていた。
今日知ったこと。
マイキーはお子様ランチに旗がたっていないと超不機嫌だけど、なぜかけんちゃんがどこからかいつも旗を出してたててくれる、らしい。
そしてマイキーはお腹いっぱいになったらすぐどこでも寝てしまう。
過去にはバイクの後ろに乗ったまま寝た、なんて事もあるらしい。
危なすぎる…
でも、なんでもいつもけんちゃんがお世話してくれるって、エマから聞いた。
熟年夫婦みたいな2人だな…
けんちゃんとマイキー…
2人を見つめる。
マイキーにとって、もっとも信頼していて、なくてはならない存在。
けんちゃんを無くせば、マイキーは今のマイキーじゃなくなってしまう。
12年後のマイキーになってしまうだろう。
絶対、そんな事にはさせない。
「けんちん、じゃあエマの事頼むわ」
「おう。まだ帰んねぇのか?」
マイキーは私にヘルメットを差し出す。
「六花.、もうちょっと俺に付き合ってくれよ」
「え?あ、うん。それは構わないけど…」
なんだろ?
エマとけんちゃんと別れて、私はマイキーと夜の街をバイクで走り抜ける。
夜風は気持ちいいが、やはりまだバイクには馴れないなぁ…
「?ここって…」
マイキーがバイクを止めたのはある公園。
時間が時間なのでもう子供はもちろん、人は誰もおらず街灯がポツリと灯っていた。
マイキーは公園の中に入ると、真ん中にあった山形の遊具の上にスイスイと登る。
「ん」
上から下にいる私に手を差し伸べるマイキー
登れ、という事か。
私は戸惑いながらもその手を掴む。
マイキーは小柄だけど、やっぱり男の子で…私より大きくて暖かい手に胸がドキドキした。
「わわっ」
グッと腕ごと引っ張りあげられる。
わ…意外に高いな。
子供用だから大したことないと思っていたが、なかなかに高い遊具。
マイキーは気にした様子もなく山のてっぺんに座ると自分の隣を叩く。
マイキーと少し距離をあけて座ろうとしたが、その手をマイキーが掴むとグッと引っ張られた。
「わっ!」
「そっちだと落ちるだろ」
マイキーの真横に座らせられ、肩がぶつかると、またドキドキしてしまう。
きっとマイキーはこんな事なんとも思ってないんだろうけどさ…
私は好きな人だから…やっぱりドキドキしちゃうじゃないか…
「マイキー珍しいね、寝てないじゃん」
ファミレスから出ると綺麗な満月が出ていた。
今日知ったこと。
マイキーはお子様ランチに旗がたっていないと超不機嫌だけど、なぜかけんちゃんがどこからかいつも旗を出してたててくれる、らしい。
そしてマイキーはお腹いっぱいになったらすぐどこでも寝てしまう。
過去にはバイクの後ろに乗ったまま寝た、なんて事もあるらしい。
危なすぎる…
でも、なんでもいつもけんちゃんがお世話してくれるって、エマから聞いた。
熟年夫婦みたいな2人だな…
けんちゃんとマイキー…
2人を見つめる。
マイキーにとって、もっとも信頼していて、なくてはならない存在。
けんちゃんを無くせば、マイキーは今のマイキーじゃなくなってしまう。
12年後のマイキーになってしまうだろう。
絶対、そんな事にはさせない。
「けんちん、じゃあエマの事頼むわ」
「おう。まだ帰んねぇのか?」
マイキーは私にヘルメットを差し出す。
「六花.、もうちょっと俺に付き合ってくれよ」
「え?あ、うん。それは構わないけど…」
なんだろ?
エマとけんちゃんと別れて、私はマイキーと夜の街をバイクで走り抜ける。
夜風は気持ちいいが、やはりまだバイクには馴れないなぁ…
「?ここって…」
マイキーがバイクを止めたのはある公園。
時間が時間なのでもう子供はもちろん、人は誰もおらず街灯がポツリと灯っていた。
マイキーは公園の中に入ると、真ん中にあった山形の遊具の上にスイスイと登る。
「ん」
上から下にいる私に手を差し伸べるマイキー
登れ、という事か。
私は戸惑いながらもその手を掴む。
マイキーは小柄だけど、やっぱり男の子で…私より大きくて暖かい手に胸がドキドキした。
「わわっ」
グッと腕ごと引っ張りあげられる。
わ…意外に高いな。
子供用だから大したことないと思っていたが、なかなかに高い遊具。
マイキーは気にした様子もなく山のてっぺんに座ると自分の隣を叩く。
マイキーと少し距離をあけて座ろうとしたが、その手をマイキーが掴むとグッと引っ張られた。
「わっ!」
「そっちだと落ちるだろ」
マイキーの真横に座らせられ、肩がぶつかると、またドキドキしてしまう。
きっとマイキーはこんな事なんとも思ってないんだろうけどさ…
私は好きな人だから…やっぱりドキドキしちゃうじゃないか…