第2章
夢小説設定
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「お子様ランチ!」
「え?」
ファミレスに4人で来て、隣に座ったマイキーはメニューを見ることなくすぐに注文する。
「お、お子様…ランチ?」
ちょっと驚いてる私にエマが苦笑い。
「覚えてないよね。マイキーはいつもお子様ランチなんだよ」
「そ、そうなんだ」
お子様ランチって年齢制限ないんだな…
意外すぎる一面…
お子様ランチが好きだったり甘党だったり…
「たい焼きも好きだもんね」
そうメニューを見ながらポツリとはいた私に3人は驚いた顔をする。
「えっ!なんで知ってんの?俺がたい焼き好きだって」
「え?だってよく…あ」
そこで私はハッと失言した事に気づく。
し、しまった…これは12年後に知った事だった。
休憩中にたい焼きをよく買ってきてくれたマイキー。
まずい…変に思われ、
「凄い!記憶戻ってきてるんだよ!」
「え!?あ…えっと…ハハ〜そうなのかな〜」
…てなかったわ…
ホッと肩を撫で下ろした。
「ウチはオレンジジュース」
「カレー、スパイス多め」
「私はホットコー…ミルクティーで」
念の為…
「ねぇ、六花、パンケーキ半分こしよう」
「うん、いいよ」
「お前ら、随分仲良くなったんだな」
「ウチにまでヤキモチやかないでくださ〜い」
「や、やいてねぇ!」
「そういや、こんな時間まで帰らなくて大丈夫なのか?親父さん」
兄妹の小競り合いはスルーしてけんちゃんが店の時計を見る。
時刻は9時過ぎ。
「あ〜…多分大丈夫じゃないかな?」
帰ってもなさそうだし。
私の返答に3人は意外そうな顔をする。
「な、なんか六花大人になった感じ」
「だな。前は、っても小学生だったけどよ…門限とか、1分でも塾遅れちゃダメとか、親父さんに怒られるって、必死になってたしな」
「うん、なんかすっごく大変そうだったよね。切羽詰まってたっていうか…」
「あ、ああ〜…」
た、たしかに…
1週目の人生では、常に父親の顔色伺ってたなぁ…
何か言われたり叱られたりが嫌で…
何よりお母さんが私の事で責められはしないかと不安だったからだ。
でも、27歳で死んじゃって…
2度目の人生になって思った。
「私の人生は…私のものだって、気づいたから。
私がやりたい事も、私の時間も、誰と過ごすかも、私の人生だから、私が決める。
私の人生は…
お父さんの為にあるわけじゃない」
自分自身に言い聞かせるように言った言葉に、隣にいたマイキーがフッと笑った。
「かっけーじゃん。そういうの」
「うん!なんか…大人って感じ」
「あ、あはは…」
中身は大人なんだよなぁ…
「え?」
ファミレスに4人で来て、隣に座ったマイキーはメニューを見ることなくすぐに注文する。
「お、お子様…ランチ?」
ちょっと驚いてる私にエマが苦笑い。
「覚えてないよね。マイキーはいつもお子様ランチなんだよ」
「そ、そうなんだ」
お子様ランチって年齢制限ないんだな…
意外すぎる一面…
お子様ランチが好きだったり甘党だったり…
「たい焼きも好きだもんね」
そうメニューを見ながらポツリとはいた私に3人は驚いた顔をする。
「えっ!なんで知ってんの?俺がたい焼き好きだって」
「え?だってよく…あ」
そこで私はハッと失言した事に気づく。
し、しまった…これは12年後に知った事だった。
休憩中にたい焼きをよく買ってきてくれたマイキー。
まずい…変に思われ、
「凄い!記憶戻ってきてるんだよ!」
「え!?あ…えっと…ハハ〜そうなのかな〜」
…てなかったわ…
ホッと肩を撫で下ろした。
「ウチはオレンジジュース」
「カレー、スパイス多め」
「私はホットコー…ミルクティーで」
念の為…
「ねぇ、六花、パンケーキ半分こしよう」
「うん、いいよ」
「お前ら、随分仲良くなったんだな」
「ウチにまでヤキモチやかないでくださ〜い」
「や、やいてねぇ!」
「そういや、こんな時間まで帰らなくて大丈夫なのか?親父さん」
兄妹の小競り合いはスルーしてけんちゃんが店の時計を見る。
時刻は9時過ぎ。
「あ〜…多分大丈夫じゃないかな?」
帰ってもなさそうだし。
私の返答に3人は意外そうな顔をする。
「な、なんか六花大人になった感じ」
「だな。前は、っても小学生だったけどよ…門限とか、1分でも塾遅れちゃダメとか、親父さんに怒られるって、必死になってたしな」
「うん、なんかすっごく大変そうだったよね。切羽詰まってたっていうか…」
「あ、ああ〜…」
た、たしかに…
1週目の人生では、常に父親の顔色伺ってたなぁ…
何か言われたり叱られたりが嫌で…
何よりお母さんが私の事で責められはしないかと不安だったからだ。
でも、27歳で死んじゃって…
2度目の人生になって思った。
「私の人生は…私のものだって、気づいたから。
私がやりたい事も、私の時間も、誰と過ごすかも、私の人生だから、私が決める。
私の人生は…
お父さんの為にあるわけじゃない」
自分自身に言い聞かせるように言った言葉に、隣にいたマイキーがフッと笑った。
「かっけーじゃん。そういうの」
「うん!なんか…大人って感じ」
「あ、あはは…」
中身は大人なんだよなぁ…