最終章
夢小説設定
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「なんでマイキーもタイムリープしちゃったんだろう」
私とマイキー、たけみっちは廃ビルの屋上に来ていた。
登る眩しい朝日に瞳を細める。
「俺にもよく分からない。ただ…六花の手が冷たくなっていく感覚が分かって……死ぬな、絶対嫌だって叫んで……
気づいたら……家にいて……
真一郎もエマもいてさ……最初は夢か何かかと思った。
でも2人が来て……現実なんだって…」
マイキーの手が私の手を強く握る。
「憶測でしかないけど……六花ちゃんのタイムリープは多分俺が握手した事によって、そして六花ちゃんのタイムリープの力は恐らく……あの時マイキー君に移ったんじゃないかな?」
たしかに……それが1番納得のいく答えだ。
でも………
「……正直……ここまで戻ってくるとは…」
さすがに予想していなかった。
中身27歳…身体は小2って……
コ○ン君みたいじゃないか…
いや性格には18歳から小2?
ん〜……頭がこんがらがってきた……
「うん、俺もびっくり」
「だな。」
「でもさ…」
私は真っ青な空を見上げる。
「ここには…今、皆いる。皆…生きてるん、だよね」
「うん」
「この時代に戻った意味が、きっとあるんだよ」
私はマイキーとたけみっちを見る。
「ここからまたスタートしたら……
きっと……
私達なら皆を救える。」
私一人じゃ、きっとできないかもしれない…
でも
「3人いる。
だから……マイキー、たけみっち…
もう一度…やってみない?」
私の言葉に、2人は顔を見合わせると、笑う。
「やるか、たけみっち」
「はい!」
ここからまた始まる。
私達の
リベンジ
今度こそ必ず…
皆を救う。
誰1人
失ったりしない。
皆が笑い合える
未来のために………
11年後………
教会の鐘が鳴り響いて…
真っ白な鳩が空を舞う…
私はそれを見つめて、小さく笑みを浮かべた。
かつん、とヒール音を鳴らしてテラスに出ると、眩しい太陽に瞳を細めた。
長い長い
旅路だった……
でも……
ずっとずっと
願っていた。
みんなが……
「おーい、六花〜」
ふとテラスの下から声がしてそちらを見た。
そこには庭で今日の主役を待つ大勢の人達。
「そんな所で何やってんだよ!」
「早く降りてきな〜」
「たけみっち達出てきちゃうよ〜」
笑っていてくれる未来……
長い道のりだった。
私が……
救いたかった皆の笑顔が……
そこにある。
皆の笑顔に……
思わず涙が溢れだしそうになった。
私とマイキー、たけみっちは廃ビルの屋上に来ていた。
登る眩しい朝日に瞳を細める。
「俺にもよく分からない。ただ…六花の手が冷たくなっていく感覚が分かって……死ぬな、絶対嫌だって叫んで……
気づいたら……家にいて……
真一郎もエマもいてさ……最初は夢か何かかと思った。
でも2人が来て……現実なんだって…」
マイキーの手が私の手を強く握る。
「憶測でしかないけど……六花ちゃんのタイムリープは多分俺が握手した事によって、そして六花ちゃんのタイムリープの力は恐らく……あの時マイキー君に移ったんじゃないかな?」
たしかに……それが1番納得のいく答えだ。
でも………
「……正直……ここまで戻ってくるとは…」
さすがに予想していなかった。
中身27歳…身体は小2って……
コ○ン君みたいじゃないか…
いや性格には18歳から小2?
ん〜……頭がこんがらがってきた……
「うん、俺もびっくり」
「だな。」
「でもさ…」
私は真っ青な空を見上げる。
「ここには…今、皆いる。皆…生きてるん、だよね」
「うん」
「この時代に戻った意味が、きっとあるんだよ」
私はマイキーとたけみっちを見る。
「ここからまたスタートしたら……
きっと……
私達なら皆を救える。」
私一人じゃ、きっとできないかもしれない…
でも
「3人いる。
だから……マイキー、たけみっち…
もう一度…やってみない?」
私の言葉に、2人は顔を見合わせると、笑う。
「やるか、たけみっち」
「はい!」
ここからまた始まる。
私達の
リベンジ
今度こそ必ず…
皆を救う。
誰1人
失ったりしない。
皆が笑い合える
未来のために………
11年後………
教会の鐘が鳴り響いて…
真っ白な鳩が空を舞う…
私はそれを見つめて、小さく笑みを浮かべた。
かつん、とヒール音を鳴らしてテラスに出ると、眩しい太陽に瞳を細めた。
長い長い
旅路だった……
でも……
ずっとずっと
願っていた。
みんなが……
「おーい、六花〜」
ふとテラスの下から声がしてそちらを見た。
そこには庭で今日の主役を待つ大勢の人達。
「そんな所で何やってんだよ!」
「早く降りてきな〜」
「たけみっち達出てきちゃうよ〜」
笑っていてくれる未来……
長い道のりだった。
私が……
救いたかった皆の笑顔が……
そこにある。
皆の笑顔に……
思わず涙が溢れだしそうになった。