最終章
夢小説設定
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聞き覚えのある声がして…
ふと顔を上げたら…
優しい温もりに…抱きしめられた…
あ………
鼻を掠めたくせっ毛の金髪…
ぎゅっ、と抱きしめた身体は小さいけど…
私はこの腕を…よく知っていた。
「マイ、……キー……?」
この匂いも温もりも……
マイキーのものだ。
でも
どうして?
私は震える手で、ぎゅっ…と彼の服を掴んだ。
「六花……だよ、な…」
「っ!マイキー?マイキー…なの?」
少しお互い体を離して見つめ合う。
写真の中で見た幼い頃のマイキー…
でも、瞳は…
私が大好きだったあの瞳のまま……
「なん、で……?なんでマイキーが…」
マイキーは伸ばした私の手を掴むと自分の頬に導く。
「ごめん、ごめんな…六花…苦しかったよな、痛かったよな…ごめん……
俺………」
苦しげに眉を寄せたマイキーに私は首を横に振る。
「私もごめんね……どうしても……どうしても……マイキーを救いたかった。
救いたかったの……」
「……うん…分かってる…」
「マイキー…」
マイキーは私の頬に流れた涙をぬぐって、コツンと額を合わせた。
ああ……
いつものマイキーだ……
「……あ、あの〜……」
事の成り行きを静かに見守っていた他の皆に私達ははっ、とする。
完全に2人の世界に浸ってしまっていた!
「万次郎、その子…知り合い、か?」
「えっと……後で事情は話す!とりあえず俺ら行くところあるから!」
マイキーはそう言うと私の手を握る。
「お前も来い!たけみっち!」
「あ、は、はい!」
ふと顔を上げたら…
優しい温もりに…抱きしめられた…
あ………
鼻を掠めたくせっ毛の金髪…
ぎゅっ、と抱きしめた身体は小さいけど…
私はこの腕を…よく知っていた。
「マイ、……キー……?」
この匂いも温もりも……
マイキーのものだ。
でも
どうして?
私は震える手で、ぎゅっ…と彼の服を掴んだ。
「六花……だよ、な…」
「っ!マイキー?マイキー…なの?」
少しお互い体を離して見つめ合う。
写真の中で見た幼い頃のマイキー…
でも、瞳は…
私が大好きだったあの瞳のまま……
「なん、で……?なんでマイキーが…」
マイキーは伸ばした私の手を掴むと自分の頬に導く。
「ごめん、ごめんな…六花…苦しかったよな、痛かったよな…ごめん……
俺………」
苦しげに眉を寄せたマイキーに私は首を横に振る。
「私もごめんね……どうしても……どうしても……マイキーを救いたかった。
救いたかったの……」
「……うん…分かってる…」
「マイキー…」
マイキーは私の頬に流れた涙をぬぐって、コツンと額を合わせた。
ああ……
いつものマイキーだ……
「……あ、あの〜……」
事の成り行きを静かに見守っていた他の皆に私達ははっ、とする。
完全に2人の世界に浸ってしまっていた!
「万次郎、その子…知り合い、か?」
「えっと……後で事情は話す!とりあえず俺ら行くところあるから!」
マイキーはそう言うと私の手を握る。
「お前も来い!たけみっち!」
「あ、は、はい!」