最終章
夢小説設定
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毎夜毎夜、会いたいと泣いた…
何度も抱きしめてほしいと願った。
「お、かぁ…さん…」
「!ど、どうしたの!六花…どこか打ったの?」
瞳に溢れ出た涙に、お母さんは慌てて私の方に来ると、そっと髪を優しく撫でてくれる。
ああ…お母さんの手だ……
そうか。
この頃はまだ…
お母さんは生きていたんだ。
胸が熱くなって、私は思わず母に抱きついた。
「ど、どうしたの?六花?」
「…なんでもない。……お母さん……
会いたかった」
「怖い夢でも見たの?」
そう聞いたお母さんに私は首を横に振る。
「…ううん。違うよ…夢なんかじゃない。
私は……
世界で1番大切な人を救いにきたんだ」
「え?」
そうだ。
私……
行かなきゃ。
「お母さん、私行ってくるね」
「え!?い、行くってこんな朝からどこに!」
私は適当に傍にあった服に着替える。
「大好きな人に、会いに行ってくる」
「あ!六花!」
過去に戻った。
お母さんが生きてる。
なら
お母さんを救うことができる。
待っててお母さん。
私がかならずお母さんも救うから。
でもその前に……
会いたい人がいる。
この世界で誰よりも愛しい
貴方に…
何度も抱きしめてほしいと願った。
「お、かぁ…さん…」
「!ど、どうしたの!六花…どこか打ったの?」
瞳に溢れ出た涙に、お母さんは慌てて私の方に来ると、そっと髪を優しく撫でてくれる。
ああ…お母さんの手だ……
そうか。
この頃はまだ…
お母さんは生きていたんだ。
胸が熱くなって、私は思わず母に抱きついた。
「ど、どうしたの?六花?」
「…なんでもない。……お母さん……
会いたかった」
「怖い夢でも見たの?」
そう聞いたお母さんに私は首を横に振る。
「…ううん。違うよ…夢なんかじゃない。
私は……
世界で1番大切な人を救いにきたんだ」
「え?」
そうだ。
私……
行かなきゃ。
「お母さん、私行ってくるね」
「え!?い、行くってこんな朝からどこに!」
私は適当に傍にあった服に着替える。
「大好きな人に、会いに行ってくる」
「あ!六花!」
過去に戻った。
お母さんが生きてる。
なら
お母さんを救うことができる。
待っててお母さん。
私がかならずお母さんも救うから。
でもその前に……
会いたい人がいる。
この世界で誰よりも愛しい
貴方に…