最終章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……真ちゃんから聞いた話は…ここまでだ。」
ちょっと……待って…
それって……
若さんの話に…その場にいた全員が黙り込んだ。
「真ちゃんは六花にタイムリープの力を渡したって言ってた。
もし、六花がこの力を使わないならそれでもいい。
何も無いなら、気づかなくていい…
でも、何がどうなったのか…
真ちゃんの力は見知らぬ少年にも渡ることになったんだ」
「えっ…それってもしかして…」
私とたけみっちは顔を見合わせる。
話が全部……繋がっていく。
私も……タイムリーパーだったんだ。
たけみっちが言ってたように、未来の自分が死んで、戻れなくなっただけで…
しかもその力がずっと昔…
真一郎お兄ちゃんから譲り受けたものだったなんて……
たけみっちも皆……
繋がっていたんだ。
私は自分の手を見つめる。
あの日、たけみっちとの間におきた静電気も…やっぱり意味があったんだ。
そして……
私がしようとしてる事……
多分
間違ってない。
そこで私はハッとした。
「…まさか……マイキーの黒い衝動って…」
私の言葉に、マイキーは視線を下に向ける。
「真一郎が……タイムリーパーを殺した事によってできた呪い…
それが…俺の黒い衝動の正体だ」
黒い衝動は……
呪いで……
マイキーを助けたい一心だった…
真一郎お兄ちゃんの……愛……
「それは、周りにも影響を与える。
多分、兄貴を殺した時の一虎もそうだったんだ…
これは……俺が背負った業」
「マイキー…」
マイキーは自分の胸を掴む。
「分かっただろ、六花…
黒い衝動は止められねぇんだ。
俺を蝕んでいく…
どんどんどんどん強くなって…
もう、抑えきれそうにない。
だから仲間を引き離した。
六花を手離した。
離れる事でしか……仲間を
お前を……
守れない」
ちょっと……待って…
それって……
若さんの話に…その場にいた全員が黙り込んだ。
「真ちゃんは六花にタイムリープの力を渡したって言ってた。
もし、六花がこの力を使わないならそれでもいい。
何も無いなら、気づかなくていい…
でも、何がどうなったのか…
真ちゃんの力は見知らぬ少年にも渡ることになったんだ」
「えっ…それってもしかして…」
私とたけみっちは顔を見合わせる。
話が全部……繋がっていく。
私も……タイムリーパーだったんだ。
たけみっちが言ってたように、未来の自分が死んで、戻れなくなっただけで…
しかもその力がずっと昔…
真一郎お兄ちゃんから譲り受けたものだったなんて……
たけみっちも皆……
繋がっていたんだ。
私は自分の手を見つめる。
あの日、たけみっちとの間におきた静電気も…やっぱり意味があったんだ。
そして……
私がしようとしてる事……
多分
間違ってない。
そこで私はハッとした。
「…まさか……マイキーの黒い衝動って…」
私の言葉に、マイキーは視線を下に向ける。
「真一郎が……タイムリーパーを殺した事によってできた呪い…
それが…俺の黒い衝動の正体だ」
黒い衝動は……
呪いで……
マイキーを助けたい一心だった…
真一郎お兄ちゃんの……愛……
「それは、周りにも影響を与える。
多分、兄貴を殺した時の一虎もそうだったんだ…
これは……俺が背負った業」
「マイキー…」
マイキーは自分の胸を掴む。
「分かっただろ、六花…
黒い衝動は止められねぇんだ。
俺を蝕んでいく…
どんどんどんどん強くなって…
もう、抑えきれそうにない。
だから仲間を引き離した。
六花を手離した。
離れる事でしか……仲間を
お前を……
守れない」