第8章
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「だからだろ!!!」
「!!」
「俺だって!六花ちゃんにこれ以上傷ついてほしくない!苦しんで欲しくない!泣かないでほしい!!
でも!!
六花ちゃんがマイキー君を必要としてる!
必死に助けようとしてる!
諦めずに必死にっ…!」
たけみっち……
「マイキー君が言ったんだろ!
六花ちゃんには幸せでいてほしい!笑っていてほしいって!!!
でもその為にはマイキー君が隣にいなきゃダメなんだよ!!
なんでそれが分かんねぇんだよ!!」
「っ…」
「最後の最後…俺に助けを求めるほど…
マイキー君は後悔してた!
傷つけた事、引き離したこと!
もう一度会って六花ちゃんに謝りたい…触れたい…
その強い想いが伝わってきた……
だから…俺は戻った。
六花ちゃんを幸せにするには…マイキー君じゃなきゃダメだってどうしてもダメなんだって改めて分かっちまったからだ!!」
「っ…だからってどうするってんだよ…」
マイキー…
マイキーが下唇を噛んで眉を寄せる。
「だからって!どうにもなんねぇんだ!
俺の闇は!!どうにもなんねぇんだ!」
「!」
マイキーの蹴りがさっきよりもスピードを増す。
「なんでだよ!2年前俺が未来に戻るまでは!そんなんじゃなかったじゃんか!!」
マイキーの蹴りを避けながらたけみっちは肩で息をする。
かなりきつそうだ…
「何があったんだよ!!なんでなんも話してくんねぇんだよ!!」
「………」
振り下ろされたたけみっちの拳をマイキーが後ろに飛んで避けた。
「…俺は…この黒い衝動がなんなのか……分からなかった。
知ったのはこの前……
三天戦争の数日後…」
え………
「ぐっ!」
マイキーの蹴りがたけみっちにあたって彼が倒れる。
「教えてもらったんだ…若から…
1つ目の世界線のままなら…
たけみっちもこんなに苦労しなかった。
六花も…
こんなに……傷つけずにすんだのに…」
1つ目の……世界線??
「……マイキー…なんの話……してるの?」
マイキーが振り返って、私を見た。
「黒い衝動は……愛から生まれた」
「え……」
「その男は、俺を救う為に時をさかのぼった。」
「時をって………え……」
マイキーの瞳に私が映る。
「佐野真一郎は……
タイムリーパーだ」
第8章Fin
「!!」
「俺だって!六花ちゃんにこれ以上傷ついてほしくない!苦しんで欲しくない!泣かないでほしい!!
でも!!
六花ちゃんがマイキー君を必要としてる!
必死に助けようとしてる!
諦めずに必死にっ…!」
たけみっち……
「マイキー君が言ったんだろ!
六花ちゃんには幸せでいてほしい!笑っていてほしいって!!!
でもその為にはマイキー君が隣にいなきゃダメなんだよ!!
なんでそれが分かんねぇんだよ!!」
「っ…」
「最後の最後…俺に助けを求めるほど…
マイキー君は後悔してた!
傷つけた事、引き離したこと!
もう一度会って六花ちゃんに謝りたい…触れたい…
その強い想いが伝わってきた……
だから…俺は戻った。
六花ちゃんを幸せにするには…マイキー君じゃなきゃダメだってどうしてもダメなんだって改めて分かっちまったからだ!!」
「っ…だからってどうするってんだよ…」
マイキー…
マイキーが下唇を噛んで眉を寄せる。
「だからって!どうにもなんねぇんだ!
俺の闇は!!どうにもなんねぇんだ!」
「!」
マイキーの蹴りがさっきよりもスピードを増す。
「なんでだよ!2年前俺が未来に戻るまでは!そんなんじゃなかったじゃんか!!」
マイキーの蹴りを避けながらたけみっちは肩で息をする。
かなりきつそうだ…
「何があったんだよ!!なんでなんも話してくんねぇんだよ!!」
「………」
振り下ろされたたけみっちの拳をマイキーが後ろに飛んで避けた。
「…俺は…この黒い衝動がなんなのか……分からなかった。
知ったのはこの前……
三天戦争の数日後…」
え………
「ぐっ!」
マイキーの蹴りがたけみっちにあたって彼が倒れる。
「教えてもらったんだ…若から…
1つ目の世界線のままなら…
たけみっちもこんなに苦労しなかった。
六花も…
こんなに……傷つけずにすんだのに…」
1つ目の……世界線??
「……マイキー…なんの話……してるの?」
マイキーが振り返って、私を見た。
「黒い衝動は……愛から生まれた」
「え……」
「その男は、俺を救う為に時をさかのぼった。」
「時をって………え……」
マイキーの瞳に私が映る。
「佐野真一郎は……
タイムリーパーだ」
第8章Fin