第8章
夢小説設定
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す、凄い!
一気に突っ込んで、次々と殴り飛ばして道を開いていく大寿君に俺は息を飲んだ。
し、しかも六花ちゃん肩に抱えて、片手だし…
にしても…六花ちゃんだ、大丈夫かな……
肩に担がれてグワングワン横に前に人形みたいに振られていて、ぐったりしちゃってるし……
む、無理!!は、吐く!!
脳みそがこんなに揺らされる経験ってそうそうあるものじゃない…
「さすに強ぇな。しかも片手でここまで…」
「あ?」
背後から聞こえた声に私は顔だけ振り返る。
「ブラックドラゴン蘇らせただけはあるね」
「だが、マイキーの所には行かせねぇ」
ワカさん!ベンケイさん!
柴さんの前に出てきたのは、伝説コンビの2人…
柴さんにとっては、ブラックドラゴンの大先輩…
「なるほど初代か」
柴さんがニヤリと笑う。
「現役退いたジジイ共が俺様に勝てると思ってんのか!?」
「威勢だけじゃ勝てねぇぞ、坊主」
柴さんはふっと笑って、私を肩から下ろす。
「花垣と行け」
「柴さん…」
「かかってこい伝説!!!」
柴さんと2人が対峙する。
「おらぁぁ!沈めっ!!」
いくらブラックドラゴンの総長をしてたといえ、2人は伝説と呼ばれる存在。
そんな相手を1人でなんて…
「大寿君…」
「たけみっち…」
たけみっちもこの勝負、彼一人では無理だと感じたのか、手を握りしめ1歩踏み出す。
しかし…
「来んな!花垣!」
「!」
それを柴さんが止めた。
「ここは任せろ!テメェは女連れてさっさっとマイキーんとこ行けっ!」
柴さん……
「……行こう、六花ちゃん」
「でも、たけみっち!」
「俺たちの目的はマイキー君だ。大寿君は強い。きっと大丈夫……だから…」
ここで倒れるわけにはいかない…
「…うん。分かった。行こう…たけみっち」
「うん!」
私とたけみっちは手を繋ぐと、走り出した。
その先に待つ…
彼の元へ。
一気に突っ込んで、次々と殴り飛ばして道を開いていく大寿君に俺は息を飲んだ。
し、しかも六花ちゃん肩に抱えて、片手だし…
にしても…六花ちゃんだ、大丈夫かな……
肩に担がれてグワングワン横に前に人形みたいに振られていて、ぐったりしちゃってるし……
む、無理!!は、吐く!!
脳みそがこんなに揺らされる経験ってそうそうあるものじゃない…
「さすに強ぇな。しかも片手でここまで…」
「あ?」
背後から聞こえた声に私は顔だけ振り返る。
「ブラックドラゴン蘇らせただけはあるね」
「だが、マイキーの所には行かせねぇ」
ワカさん!ベンケイさん!
柴さんの前に出てきたのは、伝説コンビの2人…
柴さんにとっては、ブラックドラゴンの大先輩…
「なるほど初代か」
柴さんがニヤリと笑う。
「現役退いたジジイ共が俺様に勝てると思ってんのか!?」
「威勢だけじゃ勝てねぇぞ、坊主」
柴さんはふっと笑って、私を肩から下ろす。
「花垣と行け」
「柴さん…」
「かかってこい伝説!!!」
柴さんと2人が対峙する。
「おらぁぁ!沈めっ!!」
いくらブラックドラゴンの総長をしてたといえ、2人は伝説と呼ばれる存在。
そんな相手を1人でなんて…
「大寿君…」
「たけみっち…」
たけみっちもこの勝負、彼一人では無理だと感じたのか、手を握りしめ1歩踏み出す。
しかし…
「来んな!花垣!」
「!」
それを柴さんが止めた。
「ここは任せろ!テメェは女連れてさっさっとマイキーんとこ行けっ!」
柴さん……
「……行こう、六花ちゃん」
「でも、たけみっち!」
「俺たちの目的はマイキー君だ。大寿君は強い。きっと大丈夫……だから…」
ここで倒れるわけにはいかない…
「…うん。分かった。行こう…たけみっち」
「うん!」
私とたけみっちは手を繋ぐと、走り出した。
その先に待つ…
彼の元へ。