第8章
夢小説設定
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マイキーが千咒に近づき…
息を飲む千咒。
周りも誰1人…止められない。
それほどまでに、マイキーの周りから出ているオーラは……殺気だっていたからだ。
「死ねよ」
「っ!」
『 六花の声なら…言葉なら…
俺は自分を止めることができるのかもしれない。』
マイキー!!!
「待って!!!」
私は足に力を入れて立ち上がる。
ばしゃ、と水溜まりを踏んでマイキー達の元に走る。
「六花!!」
千咒とマイキーの間に立つ。
「っ…」
マイキーの瞳と絡まって…彼がピクリと眉を動かす。
怖い。
一虎君の時に止めに入った時以上に……
マイキーが怖いと感じた。
ビリビリ痛いぐらいに感じる殺気…
「っバカ!六花!!なんで出てきた!今じゃない!」
「今じゃなきゃ、皆が傷つく!!」
「っ!」
もうこれ以上……
マイキーの手を悪に染めさせる訳にはいかない。
守るって
真一郎お兄ちゃんやエマやけんちゃん、圭介君に…約束した。
だから…
「…マイキー…」
「……ん、で…」
「お願いマイキー…これ以上…もうやめて…」
私は震える足で1歩…マイキーに近づく。
そして……
震える手を彼に伸ばすと…
そっ、と手に触れる。
真っ赤に染まった拳…
「っ…」
触れた瞬間…マイキーの肩がびくりとあがる。
冷たい……
マイキーの手…
でもさっきみたいに
殺気は感じない。
まだ
私の声は届いてる。
完全に自分を見失ってはいない。
「マイキー、まずい。サツが来る。そろそろ…」
九井君の言葉に、マイキーは繋がった私の手にぐっと力をこめた。
「…梵は解散しろ」
「え…」
「見逃してやる条件だ」
殺されたくなかったら…梵を解散しろ、そういう意味か……
「……っ…分かった…」
「千咒!」
「お前は俺と来い」
「え?」
マイキーに手をぐっと引かれる。
「ま、待て!マイキー!六花をどこに!!」
焦ったように立ち上がる千咒にマイキーが睨みをきかす。
その冷たい視線に息を飲む千咒。
「い、行く!行くから…マイキー…やめて…」
千咒に手は出さないで…
「千咒……たけみっちをお願い」
意識のないたけみっちに私は手をにぎりしめる。
また巻き込んでごめんね……
たけみっち…
息を飲む千咒。
周りも誰1人…止められない。
それほどまでに、マイキーの周りから出ているオーラは……殺気だっていたからだ。
「死ねよ」
「っ!」
『 六花の声なら…言葉なら…
俺は自分を止めることができるのかもしれない。』
マイキー!!!
「待って!!!」
私は足に力を入れて立ち上がる。
ばしゃ、と水溜まりを踏んでマイキー達の元に走る。
「六花!!」
千咒とマイキーの間に立つ。
「っ…」
マイキーの瞳と絡まって…彼がピクリと眉を動かす。
怖い。
一虎君の時に止めに入った時以上に……
マイキーが怖いと感じた。
ビリビリ痛いぐらいに感じる殺気…
「っバカ!六花!!なんで出てきた!今じゃない!」
「今じゃなきゃ、皆が傷つく!!」
「っ!」
もうこれ以上……
マイキーの手を悪に染めさせる訳にはいかない。
守るって
真一郎お兄ちゃんやエマやけんちゃん、圭介君に…約束した。
だから…
「…マイキー…」
「……ん、で…」
「お願いマイキー…これ以上…もうやめて…」
私は震える足で1歩…マイキーに近づく。
そして……
震える手を彼に伸ばすと…
そっ、と手に触れる。
真っ赤に染まった拳…
「っ…」
触れた瞬間…マイキーの肩がびくりとあがる。
冷たい……
マイキーの手…
でもさっきみたいに
殺気は感じない。
まだ
私の声は届いてる。
完全に自分を見失ってはいない。
「マイキー、まずい。サツが来る。そろそろ…」
九井君の言葉に、マイキーは繋がった私の手にぐっと力をこめた。
「…梵は解散しろ」
「え…」
「見逃してやる条件だ」
殺されたくなかったら…梵を解散しろ、そういう意味か……
「……っ…分かった…」
「千咒!」
「お前は俺と来い」
「え?」
マイキーに手をぐっと引かれる。
「ま、待て!マイキー!六花をどこに!!」
焦ったように立ち上がる千咒にマイキーが睨みをきかす。
その冷たい視線に息を飲む千咒。
「い、行く!行くから…マイキー…やめて…」
千咒に手は出さないで…
「千咒……たけみっちをお願い」
意識のないたけみっちに私は手をにぎりしめる。
また巻き込んでごめんね……
たけみっち…