第8章
夢小説設定
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『………』
『どうした?マイキー』
防波堤の先で1人、日の出を見つめていたマイキーに俺は近づく。
後ろでは年の最後というのに、寒い海ではしゃぐ東卍のメンバー。
『お前ら!風邪ひぃてもしらねぇからな!』
『んな、ヤワじゃねーよ!』
『たく…ガキか…』
『なぁ、けんちん…』
マイキーは少し明るくなり始めてきた海から目を離さずに口を開く。
『年があける。今年は…ぜってぇ全国制覇だ』
そう言ったマイキーに俺はフッと笑う。
『ったりめぇだ』
それが…俺達の夢…
『夢が叶ったらさ…』
『?』
マイキーが俺を振り返る。
その後ろで、ゆっくり海から上がってくる初日の出…
『六花に…会いに行きたい』
『え?』
真っ直ぐしたマイキーの瞳…
正直、驚いていた。
この数年…
あいつが俺達を忘れたあの日から
マイキーは六花の話も、名前すら言わなかったからだ。
俺達も、マイキーの前ではその名前は禁句のように言わなくもなっていた。
それなのに……
『マイキー』
『分かってる。もう六花は俺の事は分からない。
でも……
会いに行きてぇんだ。』
太陽が明るく海を照らしだし、後ろではパーが「初日の出だー!」と叫んでる。
俺はマイキーから視線を初日の出に向けて瞳を細めた。
『んじゃ、ま…頑張らないと、だな』
そう言ったら、マイキーは嬉しそうに笑った。
『おお』
マイキーにとって…
六花は
心そのものなんだと…
マイキーを
頼んだぞ
六花……
「ドラケン君!ドラケン君!」
たけみっちの叫ぶ声が…
どこか遠くに聞こえる。
ねぇ神様
あなたはまた
私から大切なものを
奪っていくの……?
『どうした?マイキー』
防波堤の先で1人、日の出を見つめていたマイキーに俺は近づく。
後ろでは年の最後というのに、寒い海ではしゃぐ東卍のメンバー。
『お前ら!風邪ひぃてもしらねぇからな!』
『んな、ヤワじゃねーよ!』
『たく…ガキか…』
『なぁ、けんちん…』
マイキーは少し明るくなり始めてきた海から目を離さずに口を開く。
『年があける。今年は…ぜってぇ全国制覇だ』
そう言ったマイキーに俺はフッと笑う。
『ったりめぇだ』
それが…俺達の夢…
『夢が叶ったらさ…』
『?』
マイキーが俺を振り返る。
その後ろで、ゆっくり海から上がってくる初日の出…
『六花に…会いに行きたい』
『え?』
真っ直ぐしたマイキーの瞳…
正直、驚いていた。
この数年…
あいつが俺達を忘れたあの日から
マイキーは六花の話も、名前すら言わなかったからだ。
俺達も、マイキーの前ではその名前は禁句のように言わなくもなっていた。
それなのに……
『マイキー』
『分かってる。もう六花は俺の事は分からない。
でも……
会いに行きてぇんだ。』
太陽が明るく海を照らしだし、後ろではパーが「初日の出だー!」と叫んでる。
俺はマイキーから視線を初日の出に向けて瞳を細めた。
『んじゃ、ま…頑張らないと、だな』
そう言ったら、マイキーは嬉しそうに笑った。
『おお』
マイキーにとって…
六花は
心そのものなんだと…
マイキーを
頼んだぞ
六花……
「ドラケン君!ドラケン君!」
たけみっちの叫ぶ声が…
どこか遠くに聞こえる。
ねぇ神様
あなたはまた
私から大切なものを
奪っていくの……?