第8章
夢小説設定
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血に染まったこの手で…
俺はお前をもう1度抱きしめる事はできない。
もう二度と……
触れられないんだ。
「……は?なんだよ…それ…」
「ち、千冬…」
怒りからか…握りしめた手が震えている。
未来であった事を千冬に隠さず話した。
マイキー君の事も
六花ちゃんの事も……
「六花さん何回も何回も傷つけて!!
それで死なせたくせに、助けてくれ!?
ふざけんなよ!!!!」
だんっ!と壁を殴りつけた千冬。
「千冬の気持ちは痛いほど分かるよ……俺もマイキー君から聞かされた時は…
正直ぶん殴りたかったし、こんな奴…って思ったよ。
でもさ……
マイキー君は後悔してた。
苦しんでた…
六花ちゃんを守れなかった事」
「っ…それでも!!死んじまったら意味ねぇだろうが!」
「うん……だから…マイキー君だけの為じゃない。俺が戻ったのは……
六花ちゃんを救うためだ」
「…………」
「六花ちゃんが1番に望む事は、どんな状況でも…マイキー君の幸せ、それだけなんだ。
だからマイキー君も一緒に救いたい」
「……たけみっち…」
その為に1番最初に確認しなきゃならない事。
それが……
「千冬……六花ちゃんはどうしてる?」
毎回…これを聞くのが怖かった。
彼女は無事なのか?
生きて……いるのか…
俺は……
未来では……1度も笑った彼女に会っていない……
「…………」
黙り込む千冬に俺は息をのむ。
「まさか……」
「……生きてるよ、六花さんは」
千冬の言葉に俺はホッとした。
「ただ……お前がみてきた未来と、少し違ってきてる…」
「え…」
俺はお前をもう1度抱きしめる事はできない。
もう二度と……
触れられないんだ。
「……は?なんだよ…それ…」
「ち、千冬…」
怒りからか…握りしめた手が震えている。
未来であった事を千冬に隠さず話した。
マイキー君の事も
六花ちゃんの事も……
「六花さん何回も何回も傷つけて!!
それで死なせたくせに、助けてくれ!?
ふざけんなよ!!!!」
だんっ!と壁を殴りつけた千冬。
「千冬の気持ちは痛いほど分かるよ……俺もマイキー君から聞かされた時は…
正直ぶん殴りたかったし、こんな奴…って思ったよ。
でもさ……
マイキー君は後悔してた。
苦しんでた…
六花ちゃんを守れなかった事」
「っ…それでも!!死んじまったら意味ねぇだろうが!」
「うん……だから…マイキー君だけの為じゃない。俺が戻ったのは……
六花ちゃんを救うためだ」
「…………」
「六花ちゃんが1番に望む事は、どんな状況でも…マイキー君の幸せ、それだけなんだ。
だからマイキー君も一緒に救いたい」
「……たけみっち…」
その為に1番最初に確認しなきゃならない事。
それが……
「千冬……六花ちゃんはどうしてる?」
毎回…これを聞くのが怖かった。
彼女は無事なのか?
生きて……いるのか…
俺は……
未来では……1度も笑った彼女に会っていない……
「…………」
黙り込む千冬に俺は息をのむ。
「まさか……」
「……生きてるよ、六花さんは」
千冬の言葉に俺はホッとした。
「ただ……お前がみてきた未来と、少し違ってきてる…」
「え…」