第8章
夢小説設定
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「っ!!!」
殴ってやりたい。
なんで!!!
どうして!!!
マイキー君の話に、俺は手に爪が食い込むほど拳を握りしめた。
六花ちゃんが……
どんな思いで……
死んでいったのか……
どんな気持ちで……
全部全部……マイキー君の為に……
「……俺を…殺したいだろ、たけみっち」
「っ……」
「俺も……俺自身を殺したい。
六花を殺した俺を……
苦しめた俺を……
傷つけた俺を……」
背後で、すっと立ち上がる気配がした。
「俺を……恨め、たけみっち」
「っ、待って!マイキー君!」
立ち上がり、振り返ると同時……
ドンッ!と銃声音がした。
え…………
じわりと感じた脇腹の痛み……
手には真っ赤な……血…
「あ……が……は…」
痛い…
俺…
撃たれた、のか?
その場に膝をつく。
「悪いな、たけみっち…もう二度と会うことはない」
ぐらりと視界が揺れて…
その場に倒れ込む。
去っていくマイキー君の背中……
「……かなら、ず……また…救う…」
「……」
「何度、だって……」
「お別れだ。…俺は……
俺を終わらせる」
なぁ
六花
今からそっちに行く
お前は
もう俺なんかに会いたくないよな……
分かってる。
俺を何度殴っても
殴りたりねぇよな……
それに俺は
きっと地獄に行くから
六花にはもう
会えねぇのかもしれねぇな……
とんっ、と屋上の端に立って夜空を見上げる。
六花……みてるか?
俺のなさけねー最後…
お前はなんて言うんだ?
『愛してる…マイキー』
俺も……
愛してる
なんで最後に
伝えなかったんだろうな……
『たとえこの先が闇でも…
私はマイキーがいれば…
何も怖くないよ』
俺は胸元で重なり合う2つの指輪を握りしめる…
そして……
闇に向かって…
とんっ!と飛んだ……
ビルの下から悲鳴が聞こえる。
これで……
終わる……
もし
本当に生まれ変わりがあるなら…
頼む
もう二度と…
六花には出会わせないでくれ
もう……
傷つけたくねぇから…
殴ってやりたい。
なんで!!!
どうして!!!
マイキー君の話に、俺は手に爪が食い込むほど拳を握りしめた。
六花ちゃんが……
どんな思いで……
死んでいったのか……
どんな気持ちで……
全部全部……マイキー君の為に……
「……俺を…殺したいだろ、たけみっち」
「っ……」
「俺も……俺自身を殺したい。
六花を殺した俺を……
苦しめた俺を……
傷つけた俺を……」
背後で、すっと立ち上がる気配がした。
「俺を……恨め、たけみっち」
「っ、待って!マイキー君!」
立ち上がり、振り返ると同時……
ドンッ!と銃声音がした。
え…………
じわりと感じた脇腹の痛み……
手には真っ赤な……血…
「あ……が……は…」
痛い…
俺…
撃たれた、のか?
その場に膝をつく。
「悪いな、たけみっち…もう二度と会うことはない」
ぐらりと視界が揺れて…
その場に倒れ込む。
去っていくマイキー君の背中……
「……かなら、ず……また…救う…」
「……」
「何度、だって……」
「お別れだ。…俺は……
俺を終わらせる」
なぁ
六花
今からそっちに行く
お前は
もう俺なんかに会いたくないよな……
分かってる。
俺を何度殴っても
殴りたりねぇよな……
それに俺は
きっと地獄に行くから
六花にはもう
会えねぇのかもしれねぇな……
とんっ、と屋上の端に立って夜空を見上げる。
六花……みてるか?
俺のなさけねー最後…
お前はなんて言うんだ?
『愛してる…マイキー』
俺も……
愛してる
なんで最後に
伝えなかったんだろうな……
『たとえこの先が闇でも…
私はマイキーがいれば…
何も怖くないよ』
俺は胸元で重なり合う2つの指輪を握りしめる…
そして……
闇に向かって…
とんっ!と飛んだ……
ビルの下から悲鳴が聞こえる。
これで……
終わる……
もし
本当に生まれ変わりがあるなら…
頼む
もう二度と…
六花には出会わせないでくれ
もう……
傷つけたくねぇから…