第8章
夢小説設定
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ただただ…胸騒ぎがした。
「ドラケン君!」
ドラケン君が経営するバイク屋に俺は走って来た。
息がきれる…
「たけみっち?どうした?そんな怖ぇ顔して」
「はぁ、はぁ…なんで、嘘ついたんすか!?」
「あ?」
「マイキー君も六花ちゃんも海外なんて嘘ですよね?」
「………」
「皆、10年以上はマイキー君にも六花ちゃんに会ってないって!
マリナちゃんが5.6年前に会ったけど、逃げるように慌てて行っちゃったって…!
そんなの普通ならおかしいっすよね!
それに!ニュース映像に…黒川イザナみたいな奴が写ってました。
ひょっとしてイザナは生きていて…
マイキー君を、マイキー君はっ…
っ…生きてますよね!?2人とも!」
「………」
当たり前だろ…って…
なんで言ってくれないんだよ…ドラケン君。
ドラケン君は修理していたバイクを見つめる。
「……マイキーとは…12年前に決別したんだ。」
12年前って……俺が帰って、すぐ?
「生死はしらねぇ。」
「そん、な…」
「……嘘をついたのは……六花に…頼まれたからだ」
「え……」
「もうマイキーを追うのはやめろ、たけみっち。
12年前…最後に会ったマイキーは……俺らの知ってるマイキーじゃなかった。」
「…六花ちゃんは……どう…したんですか…」
声が震える。
「あいつは……六花は最後までマイキーの傍にいるって聞かなかった。
決別を決めた俺らは、必死に止めた。
あいつはもうマイキーじゃねぇ、危険だって……
でも…」
『どんなマイキーでもそばに居る。
そう…約束したの』
「誰もあいつの強い意志を……止めることはできなかった。
マイキーの傍にいるのが
自分の幸せだって…」
「っ……」
『私は逃げない。
受け止める。
マイキーを……救うためなら、なんだってする。
もし……今から聞く話が…最低最悪の未来でも……
必ず変えてみせる。
大丈夫』
そうだ
彼女は……強い人だった。
そして誰より
マイキー君を……愛してた。
『お願いがある、けんちゃん、千冬君。
2人にしか頼めないの。』
マイキーの元に行くと決めた六花…
『もし…12年後…たけみっちに会ったら、私とマイキーは海外にいるって、言ってほしい。』
『え?』
『な、なんすか!それ!』
『……たけみっちは優しいから…きっと、私とマイキーになにかあるって分かればまたタイムリープしようとすると思うんだ。
でも、ダメ……絶対に。
もうたけみっちは…巻き込みたくない。
たけみっちは、ひなちゃんと幸せになる、それだけを考えていてほしい。
沢山辛い思いをした。
だから……
もう、いいんだよ…たけみっち』
「っ!!」
『たけみっちはたけみっちの幸せを生きて。
マイキーは……』
「私が何とかするから……ってな」
「っ…ぐっ…」
涙が溢れ出した。
そんな……
なんで……
「だからたけみっち…2人のことは忘れろ。
それが……
六花の願いだ」
「ドラケン君!」
ドラケン君が経営するバイク屋に俺は走って来た。
息がきれる…
「たけみっち?どうした?そんな怖ぇ顔して」
「はぁ、はぁ…なんで、嘘ついたんすか!?」
「あ?」
「マイキー君も六花ちゃんも海外なんて嘘ですよね?」
「………」
「皆、10年以上はマイキー君にも六花ちゃんに会ってないって!
マリナちゃんが5.6年前に会ったけど、逃げるように慌てて行っちゃったって…!
そんなの普通ならおかしいっすよね!
それに!ニュース映像に…黒川イザナみたいな奴が写ってました。
ひょっとしてイザナは生きていて…
マイキー君を、マイキー君はっ…
っ…生きてますよね!?2人とも!」
「………」
当たり前だろ…って…
なんで言ってくれないんだよ…ドラケン君。
ドラケン君は修理していたバイクを見つめる。
「……マイキーとは…12年前に決別したんだ。」
12年前って……俺が帰って、すぐ?
「生死はしらねぇ。」
「そん、な…」
「……嘘をついたのは……六花に…頼まれたからだ」
「え……」
「もうマイキーを追うのはやめろ、たけみっち。
12年前…最後に会ったマイキーは……俺らの知ってるマイキーじゃなかった。」
「…六花ちゃんは……どう…したんですか…」
声が震える。
「あいつは……六花は最後までマイキーの傍にいるって聞かなかった。
決別を決めた俺らは、必死に止めた。
あいつはもうマイキーじゃねぇ、危険だって……
でも…」
『どんなマイキーでもそばに居る。
そう…約束したの』
「誰もあいつの強い意志を……止めることはできなかった。
マイキーの傍にいるのが
自分の幸せだって…」
「っ……」
『私は逃げない。
受け止める。
マイキーを……救うためなら、なんだってする。
もし……今から聞く話が…最低最悪の未来でも……
必ず変えてみせる。
大丈夫』
そうだ
彼女は……強い人だった。
そして誰より
マイキー君を……愛してた。
『お願いがある、けんちゃん、千冬君。
2人にしか頼めないの。』
マイキーの元に行くと決めた六花…
『もし…12年後…たけみっちに会ったら、私とマイキーは海外にいるって、言ってほしい。』
『え?』
『な、なんすか!それ!』
『……たけみっちは優しいから…きっと、私とマイキーになにかあるって分かればまたタイムリープしようとすると思うんだ。
でも、ダメ……絶対に。
もうたけみっちは…巻き込みたくない。
たけみっちは、ひなちゃんと幸せになる、それだけを考えていてほしい。
沢山辛い思いをした。
だから……
もう、いいんだよ…たけみっち』
「っ!!」
『たけみっちはたけみっちの幸せを生きて。
マイキーは……』
「私が何とかするから……ってな」
「っ…ぐっ…」
涙が溢れ出した。
そんな……
なんで……
「だからたけみっち…2人のことは忘れろ。
それが……
六花の願いだ」