第8章
夢小説設定
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「たけみっち!久しぶり!」
「久しぶり〜…って…え?誰?」
「マリナちゃん」
「ま、マリナちゃん?……で、誰?」
ヒナと結婚式の打ち合わせ後、スマイリー兄弟が店を出しているラーメン屋に来ていた。
そこで働いていた、やたらと派手めな女の子……
ヒナの知り合い?
いや…系統が全然違うんだけど……
てか、誰!?
「あれ?たけみっちは会うの初めてだっけ?」
スマイリー君がラーメンを茹でながら首を傾げる。
「た、多分…」
「あれ?いつも先輩の話に出てきてたから、知り合いって勘違いした感じ?ウチ。
ひなっちとはよくランチすんだけどね〜」
「先輩?」
「ああ、六花ちゃんの事だよ」
「え!?六花ちゃんの後輩さんなの!?」
「いや、正確には違うけどね」
「え、なんだそりゃ…」
訳が分からない…
「ん〜まぁ色々あったんだよね〜」
「マリナちゃんは、マイキー君の元カノ兼千冬君親衛隊兼六花ちゃんのタイマン相手兼、」
「いやいや、ちょちょちょちょい待ち!元カノ!?親衛隊!?タイマン!?」
えらく凄い話が出てきたぞ…
「まぁ、話せば長くなるからまた詳しくは今度ね」
「き、気になんだけど…」
「ちなみに今は河田マリナちゃんになったんだよ〜」
「……河田…え!?スマイリー君の奥さん!?」
「違う違う。俺じゃなくて、アングリーの方」
「仲良くしてやってね!」
顔は怒ってるがなんだか嬉しそうなアングリー君。
「な、なんか……凄いっすね。
あ…じゃあ六花ちゃんと連絡とってたりとか、するのかな?」
「先輩?あ〜…最後に会ったのは、5.6年ほど前だね〜」
5.6年前……
「ほら、駅前に産婦人科あるじゃん?あそこの前で気持ち悪そ〜に蹲ってる人がいたからさ、声掛けたら……それが先輩だったの」
「え!?さ、産婦人科?」
「なんか凄い痩せちゃってて…大丈夫か聞いたんだけどさ」
『だ、大丈夫だから……あの、マリナ…私に会ったこと……
誰にも言わないで』
「……って」
「言っちゃってんじゃんよ」
苦笑いするスマイリー君。
「産婦人科って……も、もしかして…」
「おめ、でたって…やつかな?」
そうだとしたら……何故誰にも言わないで、なんて…
幸せなニュースなはずなのに…
「あ、あの!スマイリー君達はマイキー君に会ってんすよね?」
「ん?会ってねぇよ。もう10年ぐれぇ」
「10年も!?」
1度も日本に戻ってないって事なのか?
そんな馬鹿な…
いくら忙しくても……
「ドラケンとしか会ってねんじゃねーかな」
「………」
そんな事って…あるのか?
「へい、お待ち」
「ありがとう〜」
運ばれてきたラーメンに、ヒナが髪を結ぶ。
ちらっと見えたピアスに…俺は瞳を開いた。
ピアス………
ちょっと待て………
あの白髪男の首の刺繍模様って……
そこでハッとした。
黒川イザナの……ピアスと…同じ模様だ。
「久しぶり〜…って…え?誰?」
「マリナちゃん」
「ま、マリナちゃん?……で、誰?」
ヒナと結婚式の打ち合わせ後、スマイリー兄弟が店を出しているラーメン屋に来ていた。
そこで働いていた、やたらと派手めな女の子……
ヒナの知り合い?
いや…系統が全然違うんだけど……
てか、誰!?
「あれ?たけみっちは会うの初めてだっけ?」
スマイリー君がラーメンを茹でながら首を傾げる。
「た、多分…」
「あれ?いつも先輩の話に出てきてたから、知り合いって勘違いした感じ?ウチ。
ひなっちとはよくランチすんだけどね〜」
「先輩?」
「ああ、六花ちゃんの事だよ」
「え!?六花ちゃんの後輩さんなの!?」
「いや、正確には違うけどね」
「え、なんだそりゃ…」
訳が分からない…
「ん〜まぁ色々あったんだよね〜」
「マリナちゃんは、マイキー君の元カノ兼千冬君親衛隊兼六花ちゃんのタイマン相手兼、」
「いやいや、ちょちょちょちょい待ち!元カノ!?親衛隊!?タイマン!?」
えらく凄い話が出てきたぞ…
「まぁ、話せば長くなるからまた詳しくは今度ね」
「き、気になんだけど…」
「ちなみに今は河田マリナちゃんになったんだよ〜」
「……河田…え!?スマイリー君の奥さん!?」
「違う違う。俺じゃなくて、アングリーの方」
「仲良くしてやってね!」
顔は怒ってるがなんだか嬉しそうなアングリー君。
「な、なんか……凄いっすね。
あ…じゃあ六花ちゃんと連絡とってたりとか、するのかな?」
「先輩?あ〜…最後に会ったのは、5.6年ほど前だね〜」
5.6年前……
「ほら、駅前に産婦人科あるじゃん?あそこの前で気持ち悪そ〜に蹲ってる人がいたからさ、声掛けたら……それが先輩だったの」
「え!?さ、産婦人科?」
「なんか凄い痩せちゃってて…大丈夫か聞いたんだけどさ」
『だ、大丈夫だから……あの、マリナ…私に会ったこと……
誰にも言わないで』
「……って」
「言っちゃってんじゃんよ」
苦笑いするスマイリー君。
「産婦人科って……も、もしかして…」
「おめ、でたって…やつかな?」
そうだとしたら……何故誰にも言わないで、なんて…
幸せなニュースなはずなのに…
「あ、あの!スマイリー君達はマイキー君に会ってんすよね?」
「ん?会ってねぇよ。もう10年ぐれぇ」
「10年も!?」
1度も日本に戻ってないって事なのか?
そんな馬鹿な…
いくら忙しくても……
「ドラケンとしか会ってねんじゃねーかな」
「………」
そんな事って…あるのか?
「へい、お待ち」
「ありがとう〜」
運ばれてきたラーメンに、ヒナが髪を結ぶ。
ちらっと見えたピアスに…俺は瞳を開いた。
ピアス………
ちょっと待て………
あの白髪男の首の刺繍模様って……
そこでハッとした。
黒川イザナの……ピアスと…同じ模様だ。