第8章
夢小説設定
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マイキーのバブの後ろに乗って海風を感じる。
「………」
マイキーが……
今何を思っているのか……
全然分からない。
沢山のものを失ったマイキー…
彼の心が
心配でならなかった。
できるだけ今は傍にいたい。
ずっと
ずっと………
しばらく走って、マイキーは海沿いでバイクを止めた。
「わぁ…綺麗だね」
ざざ…と波打つ海…
「前来た時は夜だったしあんまり見えなかったよね」
寒かったし。と笑う私に、マイキーは何も言わずに海の方へ歩いていく。
「あ…待って!マイキー」
私はその背を追った。
砂浜にはまだ肌寒くかんじるからか、誰もいない。
海を真っ直ぐ見つめるマイキーの横顔を見つめる…
「……そういえば…12年後のマイキーとも、こうやって海を眺めたな…」
「え?」
「2人とも海なのにスーツ姿で……」
少し懐かしくなって、クスリと笑う。
「私、ずっとマイキーの事ボスって呼んでたんだけど……急にマイキーって呼べって言われてね」
「………」
「呼ぶのか海に沈めるのどっちがいい?なんて言われて!そんな事言われたら、しょうがなく………あ……ごめん」
何言ってるんだろ、私……
「こんな話……聞きたくない、よね」
自分が知らない……しかも…
極悪組織のトップだった自分の話なんか…
「ごめん…」
「12年後の俺は……お前を苦しめたよな」
「え?」
「自分の感情に任せて、六花を引き込んで、自分の傍におきたいから、なんて…
自分勝手だよな」
「!そ、そんな事ないよ!たしかに…最初はなんで?って…思った。
でも……マイキーと過ごしたした時間は……短かったけど、幸せだった。
それに…それがなかったら、私は過去には戻れなかったし、今のマイキーにまた会うことも
思い出す事もできなかった。
それに、何よりも…
マイキーの気持ちが嬉しかったの」
全てを忘れた私を……ずっとずっと
思い続けてくれたこと…
愛しさを
教えてくれた事
幸せな気持ちを
沢山貰った。
「私はマイキーが大好き、愛してる。
今のマイキーも昔のマイキーも未来のマイキーも…
全部全部……
貴方が好き」
マイキーといると
溢れ出す想いでいっぱいになる。
「マイキー、私ね「六花」
マイキーが私の言葉を遮る。
マイキー?
真っ直ぐ…漆黒の瞳が私を映し出す。
「終わりにしよう。俺達」
「え…………」
さざっ…と波音が…
二人の間を吹き抜けた。
「………」
マイキーが……
今何を思っているのか……
全然分からない。
沢山のものを失ったマイキー…
彼の心が
心配でならなかった。
できるだけ今は傍にいたい。
ずっと
ずっと………
しばらく走って、マイキーは海沿いでバイクを止めた。
「わぁ…綺麗だね」
ざざ…と波打つ海…
「前来た時は夜だったしあんまり見えなかったよね」
寒かったし。と笑う私に、マイキーは何も言わずに海の方へ歩いていく。
「あ…待って!マイキー」
私はその背を追った。
砂浜にはまだ肌寒くかんじるからか、誰もいない。
海を真っ直ぐ見つめるマイキーの横顔を見つめる…
「……そういえば…12年後のマイキーとも、こうやって海を眺めたな…」
「え?」
「2人とも海なのにスーツ姿で……」
少し懐かしくなって、クスリと笑う。
「私、ずっとマイキーの事ボスって呼んでたんだけど……急にマイキーって呼べって言われてね」
「………」
「呼ぶのか海に沈めるのどっちがいい?なんて言われて!そんな事言われたら、しょうがなく………あ……ごめん」
何言ってるんだろ、私……
「こんな話……聞きたくない、よね」
自分が知らない……しかも…
極悪組織のトップだった自分の話なんか…
「ごめん…」
「12年後の俺は……お前を苦しめたよな」
「え?」
「自分の感情に任せて、六花を引き込んで、自分の傍におきたいから、なんて…
自分勝手だよな」
「!そ、そんな事ないよ!たしかに…最初はなんで?って…思った。
でも……マイキーと過ごしたした時間は……短かったけど、幸せだった。
それに…それがなかったら、私は過去には戻れなかったし、今のマイキーにまた会うことも
思い出す事もできなかった。
それに、何よりも…
マイキーの気持ちが嬉しかったの」
全てを忘れた私を……ずっとずっと
思い続けてくれたこと…
愛しさを
教えてくれた事
幸せな気持ちを
沢山貰った。
「私はマイキーが大好き、愛してる。
今のマイキーも昔のマイキーも未来のマイキーも…
全部全部……
貴方が好き」
マイキーといると
溢れ出す想いでいっぱいになる。
「マイキー、私ね「六花」
マイキーが私の言葉を遮る。
マイキー?
真っ直ぐ…漆黒の瞳が私を映し出す。
「終わりにしよう。俺達」
「え…………」
さざっ…と波音が…
二人の間を吹き抜けた。