第8章
夢小説設定
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「何埋めたん?」
「ばーか、それ言ったらおもしろくねぇだろ」
2006年3月15日
皆は武蔵神社に集まっていた。
タイムカプセルを埋める為に。
12年後の自分への手紙…
私は12年前から来たのに、なんだか不思議な気分だ。
「でも、私も入れちゃっていいのかな?」
これは東卍のメンバーが入れるものだし…
「何言ってんだよ、場地が言ってただろ?
喧嘩はできねぇけど、六花は俺らの仲間だって」
「そうそう。」
三ツ谷君の言葉に皆は頷く。
「…ありがとう。じゃあ…」
私は白い便箋をタイムカプセルの中に入れる。
12年後の私へ、と書かれていた。
「あ、あとこれも!」
「あ?なんでう〇い棒入れんだよ」
けんちゃんが首を傾げて見る先には明太子味のう〇い棒。
「これは、パー君の分」
「え?」
「12年後なら、ぱー君も出所してるでしょ?だから一緒に開けることができるかなって」
「なるほどな。」
「つか、ぱーの好物はう〇い棒なのか?」
「ううん、私の好物」
あはは、と笑った私に皆がなんでだよ、と突っ込むのも当たり前か…
「ぱー君が私にくれた大切なものだったから。
ある意味、思い出の品ってやつなのよ」
「…12年後にはくさってんじゃないすかね?」
千冬君の言葉に私はハッとする。
「やだ…本当だ!どうしよう!」
賞味期限まで考えてなかった!
急に慌てる私に皆がゲラゲラ笑う。
「なんつーか…相変わらず抜けてんな、六花は…」
「まぁ、いんじゃねぇか?六花らしくてさ」
三ツ谷君とけんちゃんがそう言ったら皆納得げ…
え?私っていつもそういう感じかな…
「じゃあ閉めるぞ」
「あ!マイキーちょっと待って!忘れてた!」
「まだなんか入れんのか?」
「うん、これこれ!」
私は白い封筒を出すと中に入れる。
「なんだこれ?…チョコパ…代」
マイキーが首を傾げる。
「あはは…これは、一虎君の分」
「なんでチョコパ?」
「いや…私、一虎君の好きな物何か知らなくて…1回だけ、チョコパ一緒に食べた時に思い出の食べ物だって言ってたの思い出して」
その言葉に創設メンバーはしばらく考えると、心当たりがあるのか、ああ…と頷く。
「でもさすがに生物は入れられないからさ」
現金500円をチョコパ代として入れておいた…
「いや、う〇い棒も生物んだろうよ」
「うっ…ま、まぁね…」
「いや、生物ではないんじゃないっすか?菓子だし」
「いや、生物んだろ」
「いや、「と、とにかく!!一虎君もきっと出所してるはずだから!……ね」
「……いない2人の分まで考えてるとか……やっぱ六花らしいな、そういう所」
「そ、そう…かな?」
またいつか…
皆で集まれるきっかけがこのタイムカプセルだったら、って思った。
「みんな、忘れんなよ」
マイキーが皆を見渡す。
「12年後の東卍結成日…またこのメンバーで集まろう」
必ず……
「ばーか、それ言ったらおもしろくねぇだろ」
2006年3月15日
皆は武蔵神社に集まっていた。
タイムカプセルを埋める為に。
12年後の自分への手紙…
私は12年前から来たのに、なんだか不思議な気分だ。
「でも、私も入れちゃっていいのかな?」
これは東卍のメンバーが入れるものだし…
「何言ってんだよ、場地が言ってただろ?
喧嘩はできねぇけど、六花は俺らの仲間だって」
「そうそう。」
三ツ谷君の言葉に皆は頷く。
「…ありがとう。じゃあ…」
私は白い便箋をタイムカプセルの中に入れる。
12年後の私へ、と書かれていた。
「あ、あとこれも!」
「あ?なんでう〇い棒入れんだよ」
けんちゃんが首を傾げて見る先には明太子味のう〇い棒。
「これは、パー君の分」
「え?」
「12年後なら、ぱー君も出所してるでしょ?だから一緒に開けることができるかなって」
「なるほどな。」
「つか、ぱーの好物はう〇い棒なのか?」
「ううん、私の好物」
あはは、と笑った私に皆がなんでだよ、と突っ込むのも当たり前か…
「ぱー君が私にくれた大切なものだったから。
ある意味、思い出の品ってやつなのよ」
「…12年後にはくさってんじゃないすかね?」
千冬君の言葉に私はハッとする。
「やだ…本当だ!どうしよう!」
賞味期限まで考えてなかった!
急に慌てる私に皆がゲラゲラ笑う。
「なんつーか…相変わらず抜けてんな、六花は…」
「まぁ、いんじゃねぇか?六花らしくてさ」
三ツ谷君とけんちゃんがそう言ったら皆納得げ…
え?私っていつもそういう感じかな…
「じゃあ閉めるぞ」
「あ!マイキーちょっと待って!忘れてた!」
「まだなんか入れんのか?」
「うん、これこれ!」
私は白い封筒を出すと中に入れる。
「なんだこれ?…チョコパ…代」
マイキーが首を傾げる。
「あはは…これは、一虎君の分」
「なんでチョコパ?」
「いや…私、一虎君の好きな物何か知らなくて…1回だけ、チョコパ一緒に食べた時に思い出の食べ物だって言ってたの思い出して」
その言葉に創設メンバーはしばらく考えると、心当たりがあるのか、ああ…と頷く。
「でもさすがに生物は入れられないからさ」
現金500円をチョコパ代として入れておいた…
「いや、う〇い棒も生物んだろうよ」
「うっ…ま、まぁね…」
「いや、生物ではないんじゃないっすか?菓子だし」
「いや、生物んだろ」
「いや、「と、とにかく!!一虎君もきっと出所してるはずだから!……ね」
「……いない2人の分まで考えてるとか……やっぱ六花らしいな、そういう所」
「そ、そう…かな?」
またいつか…
皆で集まれるきっかけがこのタイムカプセルだったら、って思った。
「みんな、忘れんなよ」
マイキーが皆を見渡す。
「12年後の東卍結成日…またこのメンバーで集まろう」
必ず……