第8章
夢小説設定
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「……ありがとな、六花」
マイキーは私の頬に流れた涙を指で拭う。
「今までの事、ありがとう、だけじゃ足りないって分かってる。
その分を返してやれねぇのが悔しいけど……
でも、俺……決めた」
「え?」
マイキーは私をもう一度抱きしめる。
「…今度は俺が守る番だ。」
マイキーの決意
それがなんなのか
この時の私にはまだ分からなかった。
何故か……
心がザワついた。
マイキーが…
遠く感じたから。
この数週間後……
2006年3月8日
東京卍會は……
解散した。
「タイム、カプセル?」
「うん。八戒が解散記念にやりたいって」
たけみっちの言葉に私は流れる川を見つめる。
東卍の突然の解散。
頂点に立った今…解散すべきだと…
未来を変えるには…こうしなくちゃならないと、マイキーは言った。
私も、最初はマイキーの考えが正しいと思っていたし、これでよかったんだ、って思った。
でも……
どうしてだろう。
ここ数日…解散してからのマイキーが、どこかいつもと違うように感じていた。
「六花ちゃんも一緒に……六花ちゃん?」
「え?あ…ごめん、なんだっけ?」
「タイムカプセルを…」
「あ、ああ!タイムカプセルね!
…うん、分かった。行くね」
「……大丈夫?六花ちゃん?」
心配そうにするたけみっちに、私は笑う。
「だ、大丈夫だよ」
ダメだ…
たけみっちに…
これ以上心配をかけちゃいけない。
たけみっちはこれから未来に戻る。
ひなちゃんと幸せにならなきゃいけない、絶対に。
だから……
マイキーは私の頬に流れた涙を指で拭う。
「今までの事、ありがとう、だけじゃ足りないって分かってる。
その分を返してやれねぇのが悔しいけど……
でも、俺……決めた」
「え?」
マイキーは私をもう一度抱きしめる。
「…今度は俺が守る番だ。」
マイキーの決意
それがなんなのか
この時の私にはまだ分からなかった。
何故か……
心がザワついた。
マイキーが…
遠く感じたから。
この数週間後……
2006年3月8日
東京卍會は……
解散した。
「タイム、カプセル?」
「うん。八戒が解散記念にやりたいって」
たけみっちの言葉に私は流れる川を見つめる。
東卍の突然の解散。
頂点に立った今…解散すべきだと…
未来を変えるには…こうしなくちゃならないと、マイキーは言った。
私も、最初はマイキーの考えが正しいと思っていたし、これでよかったんだ、って思った。
でも……
どうしてだろう。
ここ数日…解散してからのマイキーが、どこかいつもと違うように感じていた。
「六花ちゃんも一緒に……六花ちゃん?」
「え?あ…ごめん、なんだっけ?」
「タイムカプセルを…」
「あ、ああ!タイムカプセルね!
…うん、分かった。行くね」
「……大丈夫?六花ちゃん?」
心配そうにするたけみっちに、私は笑う。
「だ、大丈夫だよ」
ダメだ…
たけみっちに…
これ以上心配をかけちゃいけない。
たけみっちはこれから未来に戻る。
ひなちゃんと幸せにならなきゃいけない、絶対に。
だから……