第8章
夢小説設定
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「……辛い思い…させちまったな」
「!っ違う!違うの…マイキー…
私はただっ……マイキーが好きで、大好きでっ、マイキーを、皆を!大好きな皆をすくいたかった!
でもっ…この話をしたら…きっとマイキーが……自分のせいだって、思ってしまう…
そう思った、から……
だから……」
話すことはできなかった。
マイキーに辛い思いはさせたくなかった。
「六花…」
「でもっ!結局っ……私…圭介君も、エマも、イザナも…救えなかったっ…」
マイキーの心を守るために…ここまできたのに……
彼の大切な人を……
「ごめんっ、ごめんね……マイキー…」
ギュッ、とマイキーの服を握りしめる。
「…ひなちゃんに話を聞いた時……
俺の心にかかってたモヤが、すっきり晴れた気がしたんだ。」
『皆や、あなたを…救うために』
「六花と心が通じあって…嬉しいのに、六花は傍にいるのに…
どこか…遠くにいる感覚だったんだ。
それが…なんなのか分かんなくて…
不安だった。怖かった。
俺はまた…六花を失うのかもしれない、どこかに行っちまうのかもしれないって…」
その不安が……六花を閉じ込めていたいとすら感じた執着だったんだと。
俺を救うために
何度泣かせてしまったのだろう
何度も何度も
苦しい思いをして…
それでも必死に
俺を救おうとしてくれた……
「六花は…すげぇな。
俺なんかより……ずっとずっと
強ぇな…」
「!」
『六花のどこがそんな好きなわけ?』
いつか…誰かにそう聞かれたな。
どこが、好き?
『……分かんねぇ』
ただ
大好きなんだ。
あの笑顔が
あの笑顔を守りたい
でも…ようやく分かった気がする。
俺は六花の笑顔、真っ直ぐした素直な所が好きだと思ってた。
でも本当は……
「お前の…強さに惹かれたんだな」
心の奥にある…
六花の強さ
俺はそれに
惹かれたんだ。
「!っ違う!違うの…マイキー…
私はただっ……マイキーが好きで、大好きでっ、マイキーを、皆を!大好きな皆をすくいたかった!
でもっ…この話をしたら…きっとマイキーが……自分のせいだって、思ってしまう…
そう思った、から……
だから……」
話すことはできなかった。
マイキーに辛い思いはさせたくなかった。
「六花…」
「でもっ!結局っ……私…圭介君も、エマも、イザナも…救えなかったっ…」
マイキーの心を守るために…ここまできたのに……
彼の大切な人を……
「ごめんっ、ごめんね……マイキー…」
ギュッ、とマイキーの服を握りしめる。
「…ひなちゃんに話を聞いた時……
俺の心にかかってたモヤが、すっきり晴れた気がしたんだ。」
『皆や、あなたを…救うために』
「六花と心が通じあって…嬉しいのに、六花は傍にいるのに…
どこか…遠くにいる感覚だったんだ。
それが…なんなのか分かんなくて…
不安だった。怖かった。
俺はまた…六花を失うのかもしれない、どこかに行っちまうのかもしれないって…」
その不安が……六花を閉じ込めていたいとすら感じた執着だったんだと。
俺を救うために
何度泣かせてしまったのだろう
何度も何度も
苦しい思いをして…
それでも必死に
俺を救おうとしてくれた……
「六花は…すげぇな。
俺なんかより……ずっとずっと
強ぇな…」
「!」
『六花のどこがそんな好きなわけ?』
いつか…誰かにそう聞かれたな。
どこが、好き?
『……分かんねぇ』
ただ
大好きなんだ。
あの笑顔が
あの笑顔を守りたい
でも…ようやく分かった気がする。
俺は六花の笑顔、真っ直ぐした素直な所が好きだと思ってた。
でも本当は……
「お前の…強さに惹かれたんだな」
心の奥にある…
六花の強さ
俺はそれに
惹かれたんだ。