第7章
夢小説設定
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「はぁ…はぁ…」
尻もちをつきながら後ずさる稀咲にマイキー君が振り返る。
全ての後ろ盾を無くした今…
完全にパニック状態の稀咲。
稀咲……
「てめぇだけは……許さねえぞ、稀咲」
冷たく見下ろすマイキー君の瞳。
「あっ…はっ…」
そうだ。
こいつだけは……
未来でヒナを殺し、仲間を傷つけ、エマちゃんに手をかけ、マイキー君を変わらせ…そして…
イザナの傍に、しゃがみこむ小さな背中…
六花ちゃんを…ずっと苦しませてきた…
こいつだけは……
マイキー君が1歩…稀咲に近づく。
その時……
バイクの排気音が鳴り響く。
「え!?」
その音に振り返ると1台のバイクが突っ込んでくるのが見えた。
「稀咲ーっ!」
「なっ!」
突っ込んできたバイクに乗っていたのは半間。
「げーっと!」
半間は座り込んでいた稀咲を掴むとバイクに乗せて走り出す。
「1個貸しだぜ?稀咲〜」
やべぇ!!逃げられちまう!!逃げられたらまた同じことの繰り返しだ!
「たけみっち!乗れ!追うぞ!」
「ドラケン君!」
ドラケン君がバイクを俺の横に並べる。
「あ!でも!」
俺はヒナを振り返る。
こんな所にヒナをおいていくわけには…
「たけみっち!ひなちゃんは俺に任せろ!お前はやるべき事をやれ!」
マイキー君…
「はい!」
「たけみっち!」
さっきまでしゃがんでた六花ちゃんが立ち上がると俺を見た。
赤く腫れた瞳と頬をつたった涙の痕…
「稀咲をっ…絶対逃がさないで!」
「!六花ちゃん…」
「必ず終わらせてっ…ったけみっち!」
震えた彼女の声に…俺はぐっと手を握りしめると頷く。
必ず……
必らず終わらせてみせる!
尻もちをつきながら後ずさる稀咲にマイキー君が振り返る。
全ての後ろ盾を無くした今…
完全にパニック状態の稀咲。
稀咲……
「てめぇだけは……許さねえぞ、稀咲」
冷たく見下ろすマイキー君の瞳。
「あっ…はっ…」
そうだ。
こいつだけは……
未来でヒナを殺し、仲間を傷つけ、エマちゃんに手をかけ、マイキー君を変わらせ…そして…
イザナの傍に、しゃがみこむ小さな背中…
六花ちゃんを…ずっと苦しませてきた…
こいつだけは……
マイキー君が1歩…稀咲に近づく。
その時……
バイクの排気音が鳴り響く。
「え!?」
その音に振り返ると1台のバイクが突っ込んでくるのが見えた。
「稀咲ーっ!」
「なっ!」
突っ込んできたバイクに乗っていたのは半間。
「げーっと!」
半間は座り込んでいた稀咲を掴むとバイクに乗せて走り出す。
「1個貸しだぜ?稀咲〜」
やべぇ!!逃げられちまう!!逃げられたらまた同じことの繰り返しだ!
「たけみっち!乗れ!追うぞ!」
「ドラケン君!」
ドラケン君がバイクを俺の横に並べる。
「あ!でも!」
俺はヒナを振り返る。
こんな所にヒナをおいていくわけには…
「たけみっち!ひなちゃんは俺に任せろ!お前はやるべき事をやれ!」
マイキー君…
「はい!」
「たけみっち!」
さっきまでしゃがんでた六花ちゃんが立ち上がると俺を見た。
赤く腫れた瞳と頬をつたった涙の痕…
「稀咲をっ…絶対逃がさないで!」
「!六花ちゃん…」
「必ず終わらせてっ…ったけみっち!」
震えた彼女の声に…俺はぐっと手を握りしめると頷く。
必ず……
必らず終わらせてみせる!