第7章
夢小説設定
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いつのまにか夜空には星が光っていて…
私達3人は雪の上に寝転んでその空を見上げる。
背中が冷たかったけど…両方の手を2人が握ってくれて…寒くは感じなかった。
『国の名前は?』
『あー…そうだな…俺が三蔵法師だったら、お前は孫悟空だろ!』
『そん?最遊記!』
『国の名は……』
「天竺…」
「あ…」
瞳を開く鶴蝶君。
『天竺、か』
『ああ。天竺だ。きっと…
いい時代を作れる』
イザナは…
そう言っていたね。
「あれが…天竺の始まりだったんだね。」
イザナの……
夢…
「っ……ふぅ…っ…」
ごめん…
ごめんね………
イザナ……
「かくちゃん……」
2人の前で肩を震わす六花ちゃん。
彼女は生きてる。
イザナが守って…撃たれなかった。
よかった。
そう思いたいけど………無理だ。
六花ちゃんの今の気持ちを考えたら……
こんな結果……
俺はぎゅっ、と手を握りしめた。
「東卍も天竺も!皆聞いてくれ!!」
静まり返っていた中…マイキー君の声が響く。
「抗争は終わりだ」
その言葉に皆がざわつく。
東卍は勝利した。
でも…
天竺の総長が亡くなるという最悪の結果になってしまった。
「今すぐこの場を離れろ!後は俺が残って収める!解散だっ!」
マイキー君の言葉に皆戸惑う。
マイキー君が残る?そんなことしたら…
「もたもたすんな!」
「マイキー」
叫ぶマイキー君に、むーちょ君が声をかけた。
「お前もここを離れろ。」
ムーチョ君の言葉に天竺の幹部たちがゾロゾロと前に出てくる。
「俺達が残る。」
「……お前ら…」
チームの最後は…
チームが終わらせる。
「俺達は自分らのためにイザナを担ぎあげた。
けど、本当は…
お前らの生き様に憧れてたのかもしれないな。」
灰谷蘭がイザナとかくちゃんの傍にしゃがむと、そっとその瞳を閉じさせる。
「…見届けさせてもらったぜ大将」
私達3人は雪の上に寝転んでその空を見上げる。
背中が冷たかったけど…両方の手を2人が握ってくれて…寒くは感じなかった。
『国の名前は?』
『あー…そうだな…俺が三蔵法師だったら、お前は孫悟空だろ!』
『そん?最遊記!』
『国の名は……』
「天竺…」
「あ…」
瞳を開く鶴蝶君。
『天竺、か』
『ああ。天竺だ。きっと…
いい時代を作れる』
イザナは…
そう言っていたね。
「あれが…天竺の始まりだったんだね。」
イザナの……
夢…
「っ……ふぅ…っ…」
ごめん…
ごめんね………
イザナ……
「かくちゃん……」
2人の前で肩を震わす六花ちゃん。
彼女は生きてる。
イザナが守って…撃たれなかった。
よかった。
そう思いたいけど………無理だ。
六花ちゃんの今の気持ちを考えたら……
こんな結果……
俺はぎゅっ、と手を握りしめた。
「東卍も天竺も!皆聞いてくれ!!」
静まり返っていた中…マイキー君の声が響く。
「抗争は終わりだ」
その言葉に皆がざわつく。
東卍は勝利した。
でも…
天竺の総長が亡くなるという最悪の結果になってしまった。
「今すぐこの場を離れろ!後は俺が残って収める!解散だっ!」
マイキー君の言葉に皆戸惑う。
マイキー君が残る?そんなことしたら…
「もたもたすんな!」
「マイキー」
叫ぶマイキー君に、むーちょ君が声をかけた。
「お前もここを離れろ。」
ムーチョ君の言葉に天竺の幹部たちがゾロゾロと前に出てくる。
「俺達が残る。」
「……お前ら…」
チームの最後は…
チームが終わらせる。
「俺達は自分らのためにイザナを担ぎあげた。
けど、本当は…
お前らの生き様に憧れてたのかもしれないな。」
灰谷蘭がイザナとかくちゃんの傍にしゃがむと、そっとその瞳を閉じさせる。
「…見届けさせてもらったぜ大将」