第7章
夢小説設定
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「稀咲君…
貴方は一体…何がしたいの?どうしたいの?
貴方は…
どんな人なの?」
俺は……
『稀咲君って何考えてるのか分からなくて怖いよね』
『頭いいからって調子のってる』
『何が神童だよ』
俺は…
黙り込む稀咲…
銃口が小刻みに揺れていた。
目の前にいる彼は…
私が知ってる稀咲鉄太ではない。
彼もまた…
深い闇を抱えているのではないだろうか?
その闇が……
12年後の彼を……
作り上げた。
目の前にいる彼はまだ幼さが残る少年。
何を間違えて、どこで糸がもつれてしまったのだろうか?
彼もきっと…最初はこんな風ではなかったはずだ。
私は
本当の稀咲鉄太を知らない。
「稀咲君…罪を認めて…傷つけた人達に償って」
「なっ…」
「…今ならまだ間に合う。
貴方に人間としての心があるなら……
全ての罪を…償って欲しい」
マイキーに
エマに
ひなちゃんに
たけみっちに
圭介君
彼が傷つけてしまった
皆に…
「ふ、ざけんな…よ…償う?ハッ!!誰がそんな事!!
俺の計画はまだ終わってねぇんだよ!!!
俺の…俺の計画は完璧だ!!
道成寺六花!!
お前が死ねばなっ!!!!」
「!!!!!!」
「六花!!!」
「六花ちゃん!!!」
「っ…!!!」
バンッパンッパンッ!と3発…
乾いた音と同時…
私の体に誰かが覆いかぶさった。
そしてそのまま地面に倒れ込む。
「いっ…った…」
擦りむいたのか、腕に感じた痛み…
パサりと頬にかかった金の髪と覚えのある香りに私はハッとする。
「っ…」
「!マイキー!」
私を抱きしめて倒れ込んだのはマイキーだった。
「っマイキー!どこか怪我、」
「イザナ!!!!!!」
え………?
後ろで…鶴蝶君の声が響く。
イザナ?
起き上がって振り返ろうとした私の体を…マイキーが力いっぱい抱きしめる。
まるで…
それを見せたくない…
とでもいうように…
胸が……
バクバクなり始めた…
まさか………
「…離して…マイキー…」
「…………」
マイキーはより強く、私を腕の中に閉じ込めた。
「っ、離して!!マイキー!!」
「六花!!」
私は力のかぎりマイキーを押すと、バッと後ろを振り返る。
あ……………
そこには……
「イザ……ナ……?」
仰向けに地面に倒れている彼の姿。
「あ…あ……っあ…」
その周りは……真っ赤に染まっていた。
「っイザナーーーっっっっっっ!!!!」
貴方は一体…何がしたいの?どうしたいの?
貴方は…
どんな人なの?」
俺は……
『稀咲君って何考えてるのか分からなくて怖いよね』
『頭いいからって調子のってる』
『何が神童だよ』
俺は…
黙り込む稀咲…
銃口が小刻みに揺れていた。
目の前にいる彼は…
私が知ってる稀咲鉄太ではない。
彼もまた…
深い闇を抱えているのではないだろうか?
その闇が……
12年後の彼を……
作り上げた。
目の前にいる彼はまだ幼さが残る少年。
何を間違えて、どこで糸がもつれてしまったのだろうか?
彼もきっと…最初はこんな風ではなかったはずだ。
私は
本当の稀咲鉄太を知らない。
「稀咲君…罪を認めて…傷つけた人達に償って」
「なっ…」
「…今ならまだ間に合う。
貴方に人間としての心があるなら……
全ての罪を…償って欲しい」
マイキーに
エマに
ひなちゃんに
たけみっちに
圭介君
彼が傷つけてしまった
皆に…
「ふ、ざけんな…よ…償う?ハッ!!誰がそんな事!!
俺の計画はまだ終わってねぇんだよ!!!
俺の…俺の計画は完璧だ!!
道成寺六花!!
お前が死ねばなっ!!!!」
「!!!!!!」
「六花!!!」
「六花ちゃん!!!」
「っ…!!!」
バンッパンッパンッ!と3発…
乾いた音と同時…
私の体に誰かが覆いかぶさった。
そしてそのまま地面に倒れ込む。
「いっ…った…」
擦りむいたのか、腕に感じた痛み…
パサりと頬にかかった金の髪と覚えのある香りに私はハッとする。
「っ…」
「!マイキー!」
私を抱きしめて倒れ込んだのはマイキーだった。
「っマイキー!どこか怪我、」
「イザナ!!!!!!」
え………?
後ろで…鶴蝶君の声が響く。
イザナ?
起き上がって振り返ろうとした私の体を…マイキーが力いっぱい抱きしめる。
まるで…
それを見せたくない…
とでもいうように…
胸が……
バクバクなり始めた…
まさか………
「…離して…マイキー…」
「…………」
マイキーはより強く、私を腕の中に閉じ込めた。
「っ、離して!!マイキー!!」
「六花!!」
私は力のかぎりマイキーを押すと、バッと後ろを振り返る。
あ……………
そこには……
「イザ……ナ……?」
仰向けに地面に倒れている彼の姿。
「あ…あ……っあ…」
その周りは……真っ赤に染まっていた。
「っイザナーーーっっっっっっ!!!!」