第7章
夢小説設定
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「イザナ!!お前!!」
「動くな!!マイキー!」
「っ!」
「1歩でも動いたら……六花を撃つ」
イザナ………
周りの息を飲む音がする。
「やめろ…イザナ…」
マイキーが首を横にふる。
「…負けちまったら……本当に全部…無くなっちまう。
六花まで失うぐらいなら……
手に入らないなら………
いっそ……」
「やめろ!!!イザナ!てめぇも稀咲と同じかっ!!」
千冬君が後ろで叫ぶ声がする。
イザナの……
深い孤独と
闇……
風にのって、イザナの胸元でガラス玉が揺れているのがみえた。
私は横目でマイキーを見つめる。
マイキーを救いたくて
ここまできた。
でも……
ごめん、マイキー…
私は今
目の前で苦しむイザナをほおってはおけない。
イザナをこのままにしていたら
マイキーも危険にさらされる。
だから……
「いいよ」
私は真っ直ぐイザナを見つめて、自分の胸元に揺れる指輪を握りしめた。
「撃っていいよ、イザナ…」
「っ!!」
「六花!!何言って!!」
焦ったようなマイキーの声がするが、私はイザナを見つめ続ける。
「ごめんね、イザナ…貴方の苦しみを、辛さを、孤独を、救ってあげられなくて。
私は…イザナに沢山助けてもらったのに…
ごめんね。
イザナが撃ちたいなら…私を撃てばいい。」
「六花ちゃん!!」
「でも……これで最後にして。
これ以上…何も傷つけないで。
私の大切な人を、人達を…
そして
イザナの心を」
「っ!!」
『また、会えるよね?』
『うん。必ず。だから泣くな、六花』
『うん』
『六花…』
『何?』
『……次に会ったら…もっと俺が…大きくなったら、さ……』
『うん?』
『六花に……伝えたいことがあるんだ』
『?分かった?楽しみにしてるね。
イザナ』
イザナが……
この先幸せでありますように
笑って
いられますように……
「動くな!!マイキー!」
「っ!」
「1歩でも動いたら……六花を撃つ」
イザナ………
周りの息を飲む音がする。
「やめろ…イザナ…」
マイキーが首を横にふる。
「…負けちまったら……本当に全部…無くなっちまう。
六花まで失うぐらいなら……
手に入らないなら………
いっそ……」
「やめろ!!!イザナ!てめぇも稀咲と同じかっ!!」
千冬君が後ろで叫ぶ声がする。
イザナの……
深い孤独と
闇……
風にのって、イザナの胸元でガラス玉が揺れているのがみえた。
私は横目でマイキーを見つめる。
マイキーを救いたくて
ここまできた。
でも……
ごめん、マイキー…
私は今
目の前で苦しむイザナをほおってはおけない。
イザナをこのままにしていたら
マイキーも危険にさらされる。
だから……
「いいよ」
私は真っ直ぐイザナを見つめて、自分の胸元に揺れる指輪を握りしめた。
「撃っていいよ、イザナ…」
「っ!!」
「六花!!何言って!!」
焦ったようなマイキーの声がするが、私はイザナを見つめ続ける。
「ごめんね、イザナ…貴方の苦しみを、辛さを、孤独を、救ってあげられなくて。
私は…イザナに沢山助けてもらったのに…
ごめんね。
イザナが撃ちたいなら…私を撃てばいい。」
「六花ちゃん!!」
「でも……これで最後にして。
これ以上…何も傷つけないで。
私の大切な人を、人達を…
そして
イザナの心を」
「っ!!」
『また、会えるよね?』
『うん。必ず。だから泣くな、六花』
『うん』
『六花…』
『何?』
『……次に会ったら…もっと俺が…大きくなったら、さ……』
『うん?』
『六花に……伝えたいことがあるんだ』
『?分かった?楽しみにしてるね。
イザナ』
イザナが……
この先幸せでありますように
笑って
いられますように……