第7章
夢小説設定
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「ま、マイキー!あ、あのね!」
言い訳なんてするつもりはないが、まさかこんな展開でバレるとは思わず正直焦っている。
な、なんて言えば…
「六花」
「っ…!!!」
マイキーに手を掴まれて、そのままぎゅっ、と抱きしめられる。
耳に伝わる彼の心音…
「…ごめん。ずっと…」
「え…」
「ありがとな…」
マイキー…?
「話はちゃんとこれが終わったら聞く…全部」
「マイ、キー……おこら、ないの?」
「なんで怒るんだよ」
「だっ、て…私…っずっとマイキーに真実を話せなくて…」
彼に嘘をついている自分が、偽る自分が…
苦しかった。
「それも…俺のため、だったんだろ?」
マイキーは私の頬を両手で包み込むとコツン、と額を合わせる。
「…何も気づいてやれなくてごめんな」
「っ…マイキー…」
暖かいマイキーの手の温もりに…我慢していた涙がまた溢れ出した。
こんな形で伝わってしまった事は正直予想外だった。
でも
どこかホッとしている自分がいた。
「…さて…」
マイキーは私から離れると、天竺の方に視線をおくる。
マイキーとけんちゃんが来ても、明らかなこの数の差…
しかもマイキーもけんちゃんも、本当なら喧嘩できる状態じゃない…
『佐野エマは……
六花の代わりに死んだんだからさ』
「っ……」
私のせいで………
二人は大切な人を失った。
大切な………
言い訳なんてするつもりはないが、まさかこんな展開でバレるとは思わず正直焦っている。
な、なんて言えば…
「六花」
「っ…!!!」
マイキーに手を掴まれて、そのままぎゅっ、と抱きしめられる。
耳に伝わる彼の心音…
「…ごめん。ずっと…」
「え…」
「ありがとな…」
マイキー…?
「話はちゃんとこれが終わったら聞く…全部」
「マイ、キー……おこら、ないの?」
「なんで怒るんだよ」
「だっ、て…私…っずっとマイキーに真実を話せなくて…」
彼に嘘をついている自分が、偽る自分が…
苦しかった。
「それも…俺のため、だったんだろ?」
マイキーは私の頬を両手で包み込むとコツン、と額を合わせる。
「…何も気づいてやれなくてごめんな」
「っ…マイキー…」
暖かいマイキーの手の温もりに…我慢していた涙がまた溢れ出した。
こんな形で伝わってしまった事は正直予想外だった。
でも
どこかホッとしている自分がいた。
「…さて…」
マイキーは私から離れると、天竺の方に視線をおくる。
マイキーとけんちゃんが来ても、明らかなこの数の差…
しかもマイキーもけんちゃんも、本当なら喧嘩できる状態じゃない…
『佐野エマは……
六花の代わりに死んだんだからさ』
「っ……」
私のせいで………
二人は大切な人を失った。
大切な………