第7章
夢小説設定
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バイクを走らせている間
六花と出逢った日の事を
何故か思い出していた。
雨の中泣いていた六花
泣くやつは嫌いだ。
弱いから。
でも何故だろう…
六花の涙は…
そうは思わなかったんだ。
むしろ…
笑わせてやりたい。
そう思わせた。
『ありがとう』
そう笑った六花の笑顔は
暖かくて
優しくて
まるで
太陽だったんだ。
小さな手を初めて握った日…
何故か分からないけど
絶対六花は俺が守ってやるって…
そう思った。
でも六花
違ったんだな。
守られていたのは
ずっと……
俺だった。
「…マイキー……っ」
泣き出しそうな六花の顔が見えて、俺は歩みながら手を握りしめた。
「嘘みたいな話、ですよね…でも、っ本当です。
2人は…未来を知ってるっ……
だから必死で……っ皆を救いたいと願って…」
『ちょっと色々考えてたら涙が出ちゃって……だからっ、マイキーのせいとかじゃないの、本当に』
「皆や私……貴方を…」
『けんちゃんは私達がなんとかする!だからマイキーは、』
『マイキー言ったよね!!!俺が止められなくなったら私に止めてくれって!!!
マイキーを人殺しになんてさせない!!!
絶対に!!!!』
『マイキー……私……』
『12年後も…一緒にいてくれる?』
「……救うために…」
「!!」
『大好きだよ、マイキー』
六花………
胸の奥にあった引っかかりが
溶けていくようだった。
何故
六花が…
あんなに必死だったのか……
その小さな背中に1人…
抱え込んでいたもの。
『愛してる。マイキー』
全部………
俺の……ため…?
俺や
仲間を
救う為…
「2人はっ…必死に頑張ってるのに…っ私は何も知らなかった…
何もっ、してあげられなくて…」
溢れ出すヒナタの涙…
『マイキー』
過去も
今も
そして未来でも…
俺は…
ずっと
六花に守られていたんだ。
六花と出逢った日の事を
何故か思い出していた。
雨の中泣いていた六花
泣くやつは嫌いだ。
弱いから。
でも何故だろう…
六花の涙は…
そうは思わなかったんだ。
むしろ…
笑わせてやりたい。
そう思わせた。
『ありがとう』
そう笑った六花の笑顔は
暖かくて
優しくて
まるで
太陽だったんだ。
小さな手を初めて握った日…
何故か分からないけど
絶対六花は俺が守ってやるって…
そう思った。
でも六花
違ったんだな。
守られていたのは
ずっと……
俺だった。
「…マイキー……っ」
泣き出しそうな六花の顔が見えて、俺は歩みながら手を握りしめた。
「嘘みたいな話、ですよね…でも、っ本当です。
2人は…未来を知ってるっ……
だから必死で……っ皆を救いたいと願って…」
『ちょっと色々考えてたら涙が出ちゃって……だからっ、マイキーのせいとかじゃないの、本当に』
「皆や私……貴方を…」
『けんちゃんは私達がなんとかする!だからマイキーは、』
『マイキー言ったよね!!!俺が止められなくなったら私に止めてくれって!!!
マイキーを人殺しになんてさせない!!!
絶対に!!!!』
『マイキー……私……』
『12年後も…一緒にいてくれる?』
「……救うために…」
「!!」
『大好きだよ、マイキー』
六花………
胸の奥にあった引っかかりが
溶けていくようだった。
何故
六花が…
あんなに必死だったのか……
その小さな背中に1人…
抱え込んでいたもの。
『愛してる。マイキー』
全部………
俺の……ため…?
俺や
仲間を
救う為…
「2人はっ…必死に頑張ってるのに…っ私は何も知らなかった…
何もっ、してあげられなくて…」
溢れ出すヒナタの涙…
『マイキー』
過去も
今も
そして未来でも…
俺は…
ずっと
六花に守られていたんだ。