第7章
夢小説設定
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たけみっち…酷い怪我…
たけみっち怪我した所は何度もみてきたけど…
こんな血だらけになって…
必死に東卍を守ろうとしたんだ。
「六花お前……なんで…」
イザナの言葉に私は立ち上がると彼を振り返る。
「イザナ…もう止めて」
真っ直ぐ彼を見つめる。
「もう…充分でしょう。」
マイキーから大切なものを奪って、東卍をここまでボロボロにして…
「充分?……充分なんかじゃねぇよ。
俺から全部奪っていったあいつを…空っぽになったマイキーを…
これから悪に染まっていく天竺の頂点に君臨させる。
その為に…あいつの東卍はここで終わらせる」
それが……
未来の東卍の姿。
「六花は…そこで、その1番近くで…マイキーが闇に染まっていくのを見るんだ。
もう二度と…お前が愛したマイキーは帰らない」
「そんな事、させない!私がマイキーを絶対に守るから!」
「六花ちゃん…」
絶対に…
「イザナの事も…止める」
「………止める?俺を?どうやって?俺とタイマンでもはる気か?」
フッと笑うイザナ。
いつから彼は…
こんな笑い方をするようになったんだろう。
彼をそうさせてしまった…
孤独…
「イザナは……本当は凄く優しい人だって、私は知ってるよ」
「………」
「覚えてる?施設にいた時…小さい女の子が入所してきて…その子、ずっとお母さんが恋しくて泣いてた。
そんな女の子に…イザナ、言ったよね」
『大丈夫。俺らが…ここでは仲間で、家族だ。だから泣くな』
「イザナは…人の痛みや不安、悲しさが分かる人だった。」
「やめろ」
「どんなに辛くても…笑ったらいい事があるって、教えてくれたよね」
『泣いて下向いててもしかたねぇんだよ。だったらさ…美味い飯食って寝て、笑ったら…
きっと明日はいい事がある』
「やめろ!!」
「っ…イザナ…私は!優しかったあの頃のイザナが大好きだった!本当のお兄ちゃんみたいに、大好きだったの!だからっ!
イザナが苦しいなら、悲しいなら、孤独なら!私はイザナを救いたい!!
力になりたい!」
「っ……」
いつか……お父さんの事で苦しんでいた私を…
貴方の言葉が救ってくれたように…
私も貴方を救いたい。
だから……
「1人だなんて…言わないで…」
私はソッとイザナの手に自分の手を伸ばす…
でも…
バチンっ!と音がして、その手を振り払われた。
「イザナ…」
「救いたい?力になりたい?
だったらっ!!!!」
「っ!!」
「六花ちゃん!」
イザナの手が伸びてきて、顎を強く掴まれると引き寄せられる。
「だったら!!!マイキーじゃなくて、俺を選べ!!俺とずっといるって!!
ここで!誓え!!」
「っ……」
「お前がここでyesと言えば……この抗争は痛み分けで終わらせてやる。
こいつらにも…マイキーにも…手出しはしない」
「っそんなのダメだ!」
「てめぇは黙ってろ!」
「ぐっ!!」
「たけみっち!!やめて!イザナ!」
私を助けようとして立ち上がったたけみっちをイザナは容赦なく蹴り飛ばす。
たけみっち怪我した所は何度もみてきたけど…
こんな血だらけになって…
必死に東卍を守ろうとしたんだ。
「六花お前……なんで…」
イザナの言葉に私は立ち上がると彼を振り返る。
「イザナ…もう止めて」
真っ直ぐ彼を見つめる。
「もう…充分でしょう。」
マイキーから大切なものを奪って、東卍をここまでボロボロにして…
「充分?……充分なんかじゃねぇよ。
俺から全部奪っていったあいつを…空っぽになったマイキーを…
これから悪に染まっていく天竺の頂点に君臨させる。
その為に…あいつの東卍はここで終わらせる」
それが……
未来の東卍の姿。
「六花は…そこで、その1番近くで…マイキーが闇に染まっていくのを見るんだ。
もう二度と…お前が愛したマイキーは帰らない」
「そんな事、させない!私がマイキーを絶対に守るから!」
「六花ちゃん…」
絶対に…
「イザナの事も…止める」
「………止める?俺を?どうやって?俺とタイマンでもはる気か?」
フッと笑うイザナ。
いつから彼は…
こんな笑い方をするようになったんだろう。
彼をそうさせてしまった…
孤独…
「イザナは……本当は凄く優しい人だって、私は知ってるよ」
「………」
「覚えてる?施設にいた時…小さい女の子が入所してきて…その子、ずっとお母さんが恋しくて泣いてた。
そんな女の子に…イザナ、言ったよね」
『大丈夫。俺らが…ここでは仲間で、家族だ。だから泣くな』
「イザナは…人の痛みや不安、悲しさが分かる人だった。」
「やめろ」
「どんなに辛くても…笑ったらいい事があるって、教えてくれたよね」
『泣いて下向いててもしかたねぇんだよ。だったらさ…美味い飯食って寝て、笑ったら…
きっと明日はいい事がある』
「やめろ!!」
「っ…イザナ…私は!優しかったあの頃のイザナが大好きだった!本当のお兄ちゃんみたいに、大好きだったの!だからっ!
イザナが苦しいなら、悲しいなら、孤独なら!私はイザナを救いたい!!
力になりたい!」
「っ……」
いつか……お父さんの事で苦しんでいた私を…
貴方の言葉が救ってくれたように…
私も貴方を救いたい。
だから……
「1人だなんて…言わないで…」
私はソッとイザナの手に自分の手を伸ばす…
でも…
バチンっ!と音がして、その手を振り払われた。
「イザナ…」
「救いたい?力になりたい?
だったらっ!!!!」
「っ!!」
「六花ちゃん!」
イザナの手が伸びてきて、顎を強く掴まれると引き寄せられる。
「だったら!!!マイキーじゃなくて、俺を選べ!!俺とずっといるって!!
ここで!誓え!!」
「っ……」
「お前がここでyesと言えば……この抗争は痛み分けで終わらせてやる。
こいつらにも…マイキーにも…手出しはしない」
「っそんなのダメだ!」
「てめぇは黙ってろ!」
「ぐっ!!」
「たけみっち!!やめて!イザナ!」
私を助けようとして立ち上がったたけみっちをイザナは容赦なく蹴り飛ばす。