第7章
夢小説設定
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「やり合う前に…教えろ、黒川イザナ」
カランカランと風に揺れる耳飾り。
何を考えているのか分からないような瞳と…不敵な笑み…
それに俺はゴクリと息を飲み込んだ。
マイキー君も、ドラケン君も頼れない。
天竺と東卍の数はどうみても向こうが有利なのは明白……
隊長クラスは不在。
でも……
逃げる訳にはいかねぇんだ。
ぐっ…と手を握りしめる。
「六花ちゃんは…どこだ」
俺がそう問うとさっきまで不敵に笑っていた顔を一変させ、イザナは不機嫌そうに眉を寄せた。
「……は?」
「六花ちゃんとずっと連絡がとれない…」
エマちゃんにあんな事があったのに…駆けつけて来ないなんて有り得ない。
『今日はね六花の誕生日なんだ〜だから、お祝いするの!
たけみっちも来てよ。
六花もきっと喜ぶから』
そう言って笑ってたエマちゃんの笑顔が浮かんで……涙が溢れそうになった。
「六花ちゃんに何かしたなら、俺はお前を、」
「…何でお前に六花の事を話さなきゃなんねぇんだ。」
「っ…六花ちゃんはこの抗争に関係ねぇだろ!」
「関係なくはねぇよ。天竺は…六花の為に作ったチームだからな」
「え……」
「六花と…マイキーをぶっ潰すためのな」
「あ〜…道が混んでるね〜」
道路の先は渋滞…
なんでこんな時に…
「すみません!ここで降ります!」
私はお金を払うとタクシーを飛び出した。
夜の道を走り出して…
色んな事が頭を駆け巡る。
イザナの事
エマの事
そして
「…マイキー…」
彼の笑顔を思い出すと…
涙が溢れる。
ぐっ…と腕で涙を拭う。
泣いてる暇はない。
マイキーの所にすぐにでも行きたい。
でも、先にやらなきゃならない事がある。
『…俺は……最初から…1人だった。
孤独だったんだ……』
イザナ……
カランカランと風に揺れる耳飾り。
何を考えているのか分からないような瞳と…不敵な笑み…
それに俺はゴクリと息を飲み込んだ。
マイキー君も、ドラケン君も頼れない。
天竺と東卍の数はどうみても向こうが有利なのは明白……
隊長クラスは不在。
でも……
逃げる訳にはいかねぇんだ。
ぐっ…と手を握りしめる。
「六花ちゃんは…どこだ」
俺がそう問うとさっきまで不敵に笑っていた顔を一変させ、イザナは不機嫌そうに眉を寄せた。
「……は?」
「六花ちゃんとずっと連絡がとれない…」
エマちゃんにあんな事があったのに…駆けつけて来ないなんて有り得ない。
『今日はね六花の誕生日なんだ〜だから、お祝いするの!
たけみっちも来てよ。
六花もきっと喜ぶから』
そう言って笑ってたエマちゃんの笑顔が浮かんで……涙が溢れそうになった。
「六花ちゃんに何かしたなら、俺はお前を、」
「…何でお前に六花の事を話さなきゃなんねぇんだ。」
「っ…六花ちゃんはこの抗争に関係ねぇだろ!」
「関係なくはねぇよ。天竺は…六花の為に作ったチームだからな」
「え……」
「六花と…マイキーをぶっ潰すためのな」
「あ〜…道が混んでるね〜」
道路の先は渋滞…
なんでこんな時に…
「すみません!ここで降ります!」
私はお金を払うとタクシーを飛び出した。
夜の道を走り出して…
色んな事が頭を駆け巡る。
イザナの事
エマの事
そして
「…マイキー…」
彼の笑顔を思い出すと…
涙が溢れる。
ぐっ…と腕で涙を拭う。
泣いてる暇はない。
マイキーの所にすぐにでも行きたい。
でも、先にやらなきゃならない事がある。
『…俺は……最初から…1人だった。
孤独だったんだ……』
イザナ……